大都市ロサンゼルスは、車がなければ生活できないとよく言われますが、
最近の開発に伴い、地下鉄も大きく変わってきました。
同じアメリカでもニューヨークとロサンゼルスでは全くその使用が異なり、
ロサンゼルスではまだまだ生活の一部として地下鉄を使う人は多くない現状です。それも駅がまだ少ないことが大きな理由のひとつになっていますが、日本から旅行でロサンゼルスに来る際は、日本とは勝手が違うことを事前にしっかりと頭に入れておく必要があります。
さもないと予期せぬトラブルの原因になることもありますので…。
今回は、『地下鉄の禁止事項』について勉強しましょう!
一般的に禁止されている項目になります。
↑『$250 Fine』=「$250素晴らしい!?」ではもちろんありません。
これはFine=罰金を意味します。
つまり以下のルールを破ってしまうと$250の罰金が科せられます。
そして『48時間の公共サービスをする』ことを命じられます。。。
「No Entry Without Vaild Fare」=「有効な切符をもって入場すること」
解説:こちらの地下鉄は自動改札ではなく、切符を所持していることに意義があります。そのため地下鉄構内に駅員さんはおらず、自動券売機等で購入したものを下車するまで持っておく必要があります。よく見かけるのが、「どこに切符を入れたらいいのですか?」と困っている観光客。地下鉄利用者が増えれば、この部分も改善されてくるかもしれません。
解説:これは日本でもそうですよね。日本では世界でもモラルが高いといわれており、いわずとも国民が実践していますが、こちらではあからさまにポイ捨てすると罰金の対象になります。
「No Eating or Drinking」=「飲食禁止」
解説:文字通り、駅構内での飲食禁止の意味です。ちょっとこの部分は日本人にとって厳しいかなとは思いますが、テロ以降、駅ホームにはゴミ箱がほとんどないので、こういった飲食を持ち込むことによりごみが増えないようにししているとか。またホー●レスの方がゴミを漁りにくることもあるなど、治安維持の為にも飲食を禁止している背景があるようです。
「No Smoking」=「タバコ禁止」
解説:これは当たり前ですよね。
「No Spitting or Chewing Gum」=「唾やガムを吐かない」
解説:これもモラルの部分ですね。駅を綺麗に保つために必要です。
「No Gas-powered Vehicle」=「ガスを使った車輌の持ち込み禁止」
解説:ロサンゼルスの地下鉄では自転車や電動車椅子を一緒に持ち込む人が多くいます。その方向けの案内といえます。
「No Loud or Rowdy Activity」=「騒がない、暴れない」
解釈:日本語訳にするのが難しいですが、海外の地下鉄では日本のように静かではありません。一般的に海外では音楽を引いたり、歌を歌ったり、物売りがいたりと、こちらも乗客が快適に乗車できるようにするためのものです。
「No Rollerblading or Skateboarding」=「ローラーブレード、スケートボード禁止」
解説:ロサンゼルスでは多くの人がローラーブレード、スケートボードで遊んでいます。
特に通勤に使う人もいたりと、事故を防ぐ為に必要な案内であるといえます。
「No Playing of Sound Equipment」=「音楽関連機器の使用は禁止」
解説:もちろんですが、地下鉄での騒音は乗客の迷惑になりますのでこれは当たり前ですよね。
ロサンゼルスは色々な人種が多く、多国籍の観光客が訪れます。
それぞれの国によって地下鉄使用のモラルとマナーの認識は異なるため、やや厳しく見えるのは仕方がないことだと思います。
またニューヨークでは地下鉄が市民の足となっているのに対し、ロサンゼルスは車社会であり、地下鉄を使用している人は車を持っていない人だったりと、地下鉄そのものの存在意義が異なっているのも事実です。
日本からの旅行者の方にアドバイスとしては、地下鉄構内は綺麗で一見、
安全のように見えますが、夜間は昼間と全く異なる方々が乗車してくることもありますので、事前に心構えは必要です。これはバスでも同じですので、まずは旅行者は日本と同じ感覚で乗車しないことがもっと重要であると思います。
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