皆さんこんにちは!

先週末はアムステルダムにありますAnne Frank Huis(アンネ・フランクの家)の見学に行かせていただきました。

Anne

ところで、”アンネフランクの日記”についてご存じでしょうか?

アンネフランクはドイツ系ユダヤ人の両親のもとにドイツのフランクフルトで生まれました。

1933年ナチスのユダヤ人迫害を逃れるため一家でオランダのアムステルダムに移住しました。

彼女は13歳の誕生日プレゼントに父からもらった日記帳にアムステルダムの”隠れ家”で過ごした楽しいことも、つらいことも、悲しいことも、アウシュビッツ強制収容所に連れていかれるまでの約2年間を記し続けました。

その”隠れ家”がまさに私が今回訪れたアンネの家なのです。

彼女の没後、アンネの父はその日記を受け取り様々なことが明らかになっていきました。

Anne2

こちら真ん中にある家がアンネの家です。

チケットをチェックしてもらい、入場したらパンフレット(無料)を手に取り案内順番に沿って歩いていきます、、、

(ちなみに日本語パンフレットもありますのでほとんどの展示品について理解することができます!)

アンネの家の構造は一階から四階まで登っていき四階から一階に戻ってくるような作りになっています!

中には実際にアンネが書いた日記はもちろん、彼女が使用していた道具まで当時のままとてもリアルに残されたものが展示されています。

私は正直ここを訪れるまで、アンネフランクのことをあまり詳しく知りませんでした。

実際訪れてみて当時の様子を見て聞いて感じたものは予想を超える悲惨なものばかりでした。秘密警察に見つからないように音をたてず光を漏らさないようにひっそり暮らす毎日はどんなに苦痛であったことでしょう。

特に当時のまま残されている収容所に連れていかれるユダヤ人の名簿とそこで過ごしていた人達の写真を見たときはとても大きなショックを感じました。

その一方でアンネ自身は今の十代の女の子とまったく変わらない、明るく優しくみんなから愛されいた少女だったのです。

彼女が持っていた強さやユーモアあふれる言葉の数々に自分のいる環境に何度も考えさせられました。。

ここで私が好きな彼女の名言を一つ紹介させてください。

あなたのまわりにいまだ残されている

すべての美しいもののことを考え、

楽しい気持ちでいましょう。

とてもポジティブさと強さを感じますよね。

彼女の日記は世界60以上の言語に翻訳され出版されていて、現在も世界中から愛されています。

悲しいニュースが飛び回るこの世界で、これは遠い昔のことではなく、今でも起こりうることでもあるからこそ、是非彼女のことを知って頂きたいと思います。

最後にはアンネへのメッセージをノートに記すこともできます!世界中から素敵なメッセージがノートの中に集まっていましたconfident

アンネフランクのことに詳しい方も、あんまり、、という方も是非行ってみられることをおすすめします!

館内は撮影禁止なので、ブログ内でお写真と共にお伝えができず残念ではありますが、是非実際に行って、見て、感じてみてください

歴史ある、華やかで、多くの楽しい観光地としての現在のアムステルダムの印象が少し変わることでしょう。

「アンネの家 Anne Frank huis」

所在地:Prinsengracht 263-267, 1016 GV Amsterdam

営業時間:月~日曜日9:00~22:00

※9:30~15:30はオンラインチケットをお持ちの方のみの入場

15:30~21:30は現地窓口でチケットを購入された方のみの入場となっております

15時以降は大変混雑することが予想される為、14時ごろから並ぶもしくは、興味のある方はオンラインチケット購入をお勧め致します!

by ムーミーpaper

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    2024.03
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