観光 2017.05.01

ダウンタウンはフリーモントより少し北にある「Neon Museum」へ行ってきました。

20170430_193511この不思議な形、実は昔あったLa Concha Motelという宿のロビーを別の場所から8個に解体して移動、ネオンミュージアムのロビーとして再利用。
こちら、ミュージアムの前にある看板ですが、ラスベガス通の人が見れば「あっ!」と気が付く文字たち。わかりますか?!

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実はこのNEONのアルファベット、全てカジノホテルの看板で使われているフォントなんです。
Golden Nugget
Caesars Palace
Binion's Houseshoe
Desert Inn
シーザーズホテルのEは、身近に見たことがある人も多いのでは?!

中はツアーでのみ見学が可能。
1時間のツアーは、昼間が$19、夜が$26。
結構人気なので、事前にオンラインで予約をしていくのがベター。

中に入ると、廃棄処分になった看板が無造作に置かれているだけなんですが・・・

20170430_184445それでもなんだか芸術作品に見えるのがネオンマジック!

20170430_183707長い間、光り輝いて引退した看板がたくさん展示されています。

20170430_191252これなんか、年代を感じますね、「カラーテレビあり」。昔はカラーテレビ付きの部屋が豪華だったんでしょうね。

20170430_184545トレジャーアイランドにあった骸骨の看板。こんなにデカいとは。

20170430_184804アラジンのランプに、リベラーチェ(ピアニスト)のネオンも。

20170430_185719今はSLSホテルとして生まれ変わった、前はサハラホテルの看板もここで静かに活躍中。

20170430_185906去年、爆破解体があったリビエラホテルのネオンも、あら、こんなところに!

20170430_185821リビエラの看板はまだ現役でチカチカと光を発してました。
最近まであったホテルだけに懐かしい…。

ネオンの看板はイギリスで開発され、ラスベガスに初めてやってきたのが1928年。
ネオン看板は、実は科学。
管の中に入れる気体によって、発する色が違うというもの。
また管に色を塗ることによって見え方も違ってくるので、中のガスによる色は決まっているものの、外に色を塗って違う色ができるので(例えばガラス管の中が青色で、ガラス管に黄色を塗れば、緑色に見える)、組み合わせで150色ほどの違う色が作れるそうです。

ちなみにこのガラス管、700度の高熱で柔らかく溶けるそうで、ガラス管が熱いうちに文字を作るのですが、これが結構難しい。
試しに柔らかいチューブで自分の頭文字を作ってみよう、となったのですが・・・
これ、何のアルファベットか、わかります?

20170430_185211一応、「A」のつもりです…。
うまくガラス管で字を作るのも、技が必要、芸術作品ですね。
今では昔ながらのネオン管の看板はなく、全てLEDライトへ移行。
時代の流れですね。

難しい説明はさておき。
単純に目で見て楽しめる、ネオンミュージアム。
このアヒルちゃん、どうやらシンボルのようです。
昔、車屋さんの看板だったそうで、Ugry Duckと名前がついています。
再現したいそうなんですが、ガラス管の部分が多すぎて今の時代、結構難しいのだとか…。

20170430_190416このUgry Duckちゃん、やたらとお土産グッズにもなっていました。

20170430_182621ちょっとノスタルジックなラスベガスに触れるにはとっておきの場所、ネオンミュージアム。
ストリップからは遠いのと、周囲はあまり治安が良いところではないため、タクシーで行くのがお勧めです。
ついたくさん写真を撮ってしまう場所ですので、カメラ好きの人にもぴったりな観光スポット。

20170430_191055BY AK

The neon MUSEUM
770 Las Vegas Boulevard North
Las Vegas, NV 89101







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