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ベルリンはアートの街としても有名です!
ストリートアートもかなり激しく、グラフィティがカッコイイです!

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East Side Gallery(イーストサイドギャラリー)は残ったベルリンの壁約1キロを世界各国のアーティストがアートで埋め尽くしたものです。
絵がかかれているのが旧東ドイツ側。

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絵のテーマは色々ですが平和を願ったものや、遊び心のあるものが多く、この時は特に冬だったので鬱々とした寒空の下に突如現れるカラフルな壁は復興の象徴そのものに見えます。

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当時ここに言葉もバッググラウンドも違うアーティストが集まり、一心不乱に制作した様子が作品から伝わってきます。

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ところで中学生ぐらいまで「壁を超えなくても遠回りしてこっそり西に行けるのになんで壁からわざわざ行くんだろう?」と疑問に思っていたのですが、ベルリンの壁は西ドイツをぐるっとかこっていたんですね~。

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▲壁の隙間からみえる西側
一晩で出来た壁によって、家族やパートナー、友達と離れ離れになってしまった人々や東ドイツの貧困に耐えられず多くの人が壁を超え西へ逃げようとしました。

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壁を警備していた警備兵の狙撃により子供をふくむ136人の方が亡くなりました。

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その警備兵ですら東ドイツにうんざりして勤務中に何食わぬ顔で西へ逃げた人も多かったそうです!これはまごうことなき職権乱用~!

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壁によっては宗教色が強いのもありますが、普段あまり宗教的に交わらないユダヤもキリストもイスラムも色々混ざって一枚の壁を作り上げています。
アートは色々なものを超越するとはまさにこのことですな。

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壁に沿って歩いていると何やら見慣れた図案が!突然の日本~!

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壁を抜けたらそこは日本だった!みたいなコンセプトでしょうか。

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壁は28年にわたって東西を分断していたのですが、結局東西統一を夢見たまま亡くなった人も多いようです。

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2017年現在、絵の上から落書きされるのと壁の一部をお土産として持ち帰る人が後を絶たないことから壁の前にフェンスが立っているそうです。

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またイーストサイドギャラリー周辺は開発が進み、高級アパートメント建設のため壁の一部を撤去しようとしていた所…

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ベルリン市民が怒り狂い作業中断デモを起こしとりあえず壁撤去案は凍結されました。
昔は撤去するために市民が怒り狂い、今現在では歴史の象徴として保存のために怒り狂う、時代が変われば壁の立場も変わるものですね。

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立場を変えて考えれば原爆ドームの近くに高級マンションを立てるからドームの一部を撤去…となれば、やはり日本中の人が怒り狂うと思うので開発が進んでいるとはいえそういう案がでた事自体に驚きです。

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イーストサイドギャラリーで最も有名なのは「ホーネッカーとブレジネフの熱いキス」と題されたロシア人アーティストの作品。政治家のキスってきょうれつ!
ロシア(旧ソ連)では友愛の証として男性同士でキスする風習があるそうですよ。

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ロシアに女性同士でキスする習慣はあるのか調べたけど習慣としてではなく人それぞれのようです。
十数年前に女の子同士のキスでセンセーショナルにデビューしたタトゥーといいロシアはキスで一世風靡する事が多いですね。

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西側に流れるシュプレー川とオーバーバウム橋。

◆イーストサイドギャラリー
Mühlenstraße, 10243 Berlin, Germany


ここからベルリンをかいつまんでご紹介。

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◆ベルリン市ゲイ博物館(Schwules Museum)
Lützowstraße 73, 10785 Berlin, Germany

名前の通りゲイおよび同性愛についての博物館!

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その昔は聖書に反すると理由で、ナチス時代では出来損ないとして同性愛者は迫害もしくは死刑にされていたのですが、時代は変わり法律も変わり人々の意識も変わり…。
様々な角度から同性愛の歴史を淡々と展示しています。

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◆ウンター・デン・リンデン(Unter den Linden)
森鴎外の小説「舞姫」に登場!
駅名はブランデンブルク駅に改名されたのですが、それを知らずにいった&そこで友達と待ち合わせしたばかりに「ウンター・デン・リンデン駅が存在しないんだけど!どこいったの!」と大パニックに…。

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◆ブランデンブルク凱旋門
こちらも「舞姫」の舞台、豊太郎とエリザが出会う場所です。
そしてドイツおよび世界で大炎上&大ヒットしたコメディ小説/映画「帰ってきたヒトラー(英:Look Who's Back / 独:Er ist wieder da)」のロケ地でもあります!

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◆グラフィックデザイン
中指をたてた少女の挑戦的な広告。
ドイツ語が全く解らないのでグーグル翻訳で独⇒英にしたところ、若い両親に対する記事がのっているタイムズ紙の広告…なのかな?
謎ですが非常に記憶に残るデザインです。イギリスだとアウトかも。

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◆ポツダム
ベルリンではないですが…
ポツダム会談、ポツダム宣言のポツダム!

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駅から降りるとSt. Nicholas教会っぽいものが見えますが、ザクセンハウゼン強制収容所でかなり疲れていたのと寒すぎたのですぐ帰りました。
このポツダムが一番旧東ドイツらしい無機質な空気を感じました!

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◆何がなんだかわからないオリエンタルレストラン
イギリスにも多い日本+どこかの国レストラン。こういう場合日本食はほぼ創作料理で、どこかの国のテイストが強いです。

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イギリスから気軽にいけるドイツ、是非訪れてみて下さい~。


ミオ


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