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コミコンでポーランドのオタク文化を楽しんだ翌日はワルシャワをぐるっと回ってきました。


ポーランド首都ワルシャワ

Imgp7736クラクフとはまた違ったカラフルでカワイイ街並みの旧市街地。

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Imgp7680小さい道にもカフェやレストランが立ち並び、観光客も多く活気のある街です。

Imgp7711だまし絵。

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Imgp7759外からもかわいいShabby Chic Coffee & Wine Barというカフェでお茶しました。

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Poland54フルーツタルトは甘さ控えめでとても美味しかったですが、チョコケーキは相当甘かったそうです。
ポーランドのお菓子はイギリスに比べてかなり糖分が少ないと思いますが、それでも日本人にしたら少し甘すぎなものもあるんですね~。

■Shabby Chic Coffee & Wine Bar
Piwna 20/26, 00-001 Warszawa, Poland

Imgp7509美しい旧市街地もいいですが、文化科学宮殿など社会主義の産物も…ポーランド人にしたら憎々しいと思いますが…観光客からみると一見の価値があります!
文化科学宮殿は完璧なシンメトリーとその物々しい雰囲気が美しいです。Imgp7577スターリンから贈られたこの巨大建築物、当初は「スターリン文化科学宮殿」という名前だったそうです。
贈り物に自分の名前入れるってどういう事だよ~って感じですが、スターリンの死後、ポーランド人たちは「スターリン」という名をスッと削除したそうです。

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今でもこの文化科学宮殿はロシア支配の象徴なので取り壊すべきだという意見もありますが、ワルシャワを一望できる事から観光客には割りと人気がありポーランド人にとっては非常にヤキモキする存在のようです。

Imgp7695急速に近代化がすすむワルシャワの街、様々な歴史を抱えていて歩いているだけでも楽しいです!


名門ワルシャワ大学散策

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旧市街地への目抜き通りにカッコイイ門をかまえているのがワルシャワ大学。
クラクフのヤギェウォ大学と共に偏差値がお高い人々が通うポーランドでも名門大学です。

Imgp7590キャンパス内は緑が多く、校舎は一個一個のデザインが凝ってて小説の世界のようです。
ワルシャワ大学、実は「日本語学科」なる学科が有名で、学食食べるついでに日本語学科を訪ねてみようと忍び込みました。
※大学自体はパブリックオープンです!不法侵入ではありません。

Imgp7606しかしポーランド語がわからないので外にでている学部案内がまったく理解できず日本語学科を探してキャンパス内を徘徊するハメに…。
WIFIがなくスマホが使えないのでググれずとりあえずうろうろ、どうみても不審者です。

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「KATEDRA JAPONISTYKI」が何となくJAPANぽいというかなり偏差値が低い理由で、建物に入ろうとしたら教授っぽい人がちょうどでてきたので「日本語学科を探してるんですけど…」と英語できくと流暢な日本語で「ここですよー是非入って生徒と交流してください」と言われビックリ。

Imgp7592校舎入ってすぐに天皇皇后両陛下がご訪問された記念パネルがありました。
天皇皇后両陛下がよく外国へ行ってるのをTVでみていましたが、訪問記録としてこういう記念碑が残ってるのは初めて見ました。

Imgp7591長期休暇の大学生御用達のリゾートバイトの求人が!

Imgp7595Imgp7594ポスターや張り紙だけみるとに本当に日本の学校のようです。

Imgp7609休み時間を狙って教室に入ってみました。
教室は四方の壁にびっしりと日本の文化・歴史・宗教にサブカルチャーなど様々なジャンルの書物が並んでおります。

Imgp7608この学科は30年以上の歴史をもち、日本文化への関心が高まる昨今では倍率は30倍を超えポーランド中の大学で最も入るのが難しい学科と言われています。

Imgp7610教授や生徒さんと話しましたが皆さんかなり真剣に「日本」を研究されておりました。
現在は狂言の曲目「附子」や「金閣寺の歴史」を勉強しているそうです。
日本への見解や知識は日本人以上で私のほうが「それ何?」と聞く事が多かったです…。

Imgp7587日本語学科の生徒さんに学食の場所を聞いて向かいます。学内の隅っこにありました。

Imgp7611オレンジの瓦屋根がなんとも沖縄っぽいこちらが学食です。

Imgp7612ここにきてまたもやポーランド語が全然わからないためメニューをみてもサッパリ、どうやって頼むのかも謎!
困った困ったと思っていたら言語学の教授がすっ飛んできてメニューを全部訳してくれたうえ、代わりに頼んでくれました。有り難い~!

Imgp7613▲ポーランドロールキャベツ ゴウォンプキ。安くて美味しかった。
結局言語学の教授が席も確保してくれてて一緒に学食を食べました。
話したところ教授の友人が日本人らしく言語学的にみても日本語は(略)ということでかなりの親日家だったので優しくしてもらえた模様。
歴代の良き日本人たちのおかげでロクデナシの日本人も国籍による恩恵に与っております感謝~!

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教授にワルシャワ大学図書館の場所を聞いて食堂をあとにします~。
建築物としての美しさで有名な図書館までは森をぬけて徒歩10分程。

Imgp7617かなりカーブを描いたこちらの建物がワルシャワ大学図書館です。

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青空の下のコントラストがセクシー!建築物としておもしろい建物です。

Imgp7620巨大な温室のような見た目、ゲームの世界の建築物みたいにソリッドです。これはかっこいい!

Imgp7627Imgp7622陽がそそぐアーケード街にはカフェなどがあり、図書館で勉強したり本を読んだりコーヒーを飲んだりできます。
いいなあこれ家の近くにほしいなあ…

Imgp7629屋上には人工物と自然の調和が美しい空中庭園があります!
建物にはツタがからみ「ラピュタみたい!!」と大興奮!

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Imgp7632▲ハンギングベッドでリラックス
一見公園のようにしか見えませんが建物の屋上にあるため風が気持ちよく、そして車の音など全然聞こえず不思議な空間です。

Imgp7633「ラピュタみたい」とか「ゼル伝の森の神殿みたい」とまた二次元と区別がついていない発言をはきながら屋上を散策します。

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ビルの上にあるため遠近法が狂って手前の人が巨人のようにみえます!

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Imgp7636本当にどこをとっても美しいです!
この日はカンカン照りでかなり暑かったのですが、この空中庭園は涼しかったです。

Imgp7634_5ウロウロしているとまん丸い森のような場所が…

Imgp7639上がってみると天窓を覆うように植物が形成されていました。この下が図書館になっています。

Imgp7639_3ナウシカの王蟲の目のようです。

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Imgp7639_2窓からは図書館内部が見えます。色のせいか水の中に図書館があるみたいです。

Imgp7639_0Imgp7641Imgp7662ワルシャワ大学は現地の人とも話せたし、図書館&空中庭園のデザインがかっこよくて大満足でした。

■ワルシャワ大学 University of Warsaw
Krakowskie Przedmieście 26/28, 00-927 Warszawa, Poland


H.I.S.ワルシャワ支店

Imgp7586ワルシャワ大学と同じ通りに…

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H.I.S.ワルシャワ支店がありますー!
日本国内に299店舗、66カ国に海外支店が233店舗あるH.I.S.~いたるところにH.I.S.!

Imgp7603しかしここにたどり着くまで、全く知らない人の家に間違って入り込んでつまみ出されるというアクシデントもありました…社会に迷惑をかける達人!

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ワルシャワ支店の方々です!
同じ企業に勤めていても私はひきこもり社員なので他支店の方と会うことがあまりない為、なんだか変な感じでした。

Imgp7600ワルシャワ支店では訪日手配が主な事業で、清潔感あるきれいなオフィスが印象的でした!

■H.I.S. Poland
lok.3, Krakowskie Przedmieście 20/22, 00-325 Warszawa, Poland

ポーランド人のお友達と日本へいくなら是非ポーランド支店へ!


ワルシャワ蜂起記念碑

Imgp7707旧市街地の少し外れにワルシャワ蜂起記念碑があります!
近くで見るとその迫力と大きさに圧倒され、いまにも動き出しそうな細やかな造形が素晴らしいです!

Imgp7701ワルシャワ蜂起は、ナチスドイツの侵略に悩まされていたポーランドにソビエト連邦が「サポートするから共に戦おう!」と誘い、勇気づけられたワルシャワの市民はみな武器をもちドイツに反撃。

Imgp7703でも結局ソ連は援護せず、援護がないと判断したドイツにポーランドはボコボコにされました。
当時ポーランドの政府は2つあり、将来的に衛星国にするためにソ連はポーランドを陥れたのです。

Imgp770563日間に及ぶ戦闘で女性・子供を含む22万人の犠牲者を出す大惨事になり、それにプラスしてドイツによってワルシャワの街並みは跡形もなく破壊されこの一連の出来事をワルシャワ蜂起と呼びます。

Imgp7700この場所はポーランド軍が降伏をしめすために武器を置いた場所だそうです。
国単位で陥れたり、陥れられたり、戦争というのは虚しいものですね~。

Imgp7706結果からいえば多くの国民が犠牲になりましたが、一方でこの行動はナチスにずっとやられっぱなしだったポーランド人に誇りを取り戻す大きな出来事だったとも言われます。
このあたりのポーランド近代史はノーマン・デイヴィスの「ワルシャワ蜂起1944」を読むとよくわかり、この像がどれだけワルシャワにとって悲劇的なものか感じることが出来ます!

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今現在の美しいワルシャワの街並みは終戦後、ポーランド人の手によって再建されたもので破壊される前の姿を忠実に再現しているそうです。
ワルシャワの街並みはどことなく新しいので退屈に感じる人も多いといいますが、ワルシャワ蜂起の事を思えばここまで再建したポーランド人は本当にすごいと思います!
ワルシャワ蜂起については博物館もありますので、ご興味のある方は是非!

■ワルシャワ蜂起記念碑 Warsaw Uprising Monument
pl. Krasinskich, City-Center


ミオ

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ネットで知り合ったポーランド人と遊ぶためにワルシャワへ行ってきました。
しかしタイミング悪く「聖霊降臨祭」というキリスト教の祝日とかぶり、施設やお店・レストランまで全て閉まっており…まるで日本の昔のお正月です。

しかしその日にワルシャワ郊外でワルシャワコミコンが行われるということでそちらへ行ってきました。
会場はPtak Warsaw Expo、ワルシャワ中央駅からバスで約1時間ほど!

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コミコンはアメリカ発祥のコミック・SF・映画・特撮など大衆文化に関するコンベンション。
日本のコミケとは毛色は違いますが、それらの大衆文化に興味のある人は楽しめるイベントです。

Poland186会場はかなり広々しており、様々な企業や大学・クリエーティブグループが出展しておりました。

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Imgp7575会場ではゲームの対戦が行われていたり…

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ポーランド語がわからないので何の話をしているかわかりませんでしたが、YOUTUBERのステージがあったり…

Imgp7546Imgp7547Imgp7524様々なコンソールのゲームが設置され多くの人が楽しんでいたり…色々な大衆文化に触れることができます!
私はYOUTUBERに関してあまり印象がなかったのですが、多くの人が足を止めていたのが印象的でした。

Imgp7518やはりこの人を駄目にするクッションとゲームの相性は抜群です。

Imgp7561任天堂のブースの和気あいあいっぷりをみているとこの企業ほど世界から愛されている所はないのではと思うくらい、どこのイベントでも人気です。

Imgp7529今回のコミコンはスター・ウォーズがメインで、劇中で使われた衣装や小道具、模型などが展示されていました。

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Imgp7536_2残念ながらスター・ウォーズを観たこと無いので私はよくわかりませんでしたが、熱心なファンや子供さんが興味深そうに展示をみていました。

Imgp7562特殊メイクのお子さんがたくさんウロウロしていると思っていたら、コーナーもありました。

Imgp7541コスプレイヤーも結構いました!
コミコンなのでやはり映画キャラクターのコスプレ、特にデップーがめちゃくちゃ多かったです。
Imgp7558大量発生!!

Imgp7555日本の作品のコスプレイヤーもいました、ハイキュー人気すごい!
この日はめちゃくちゃ蒸し暑かったのでトビオちゃんのマント相当暑かったと思います…。
Imgp7573すらっとしシルエットが漫画家からそのままでてきたみたいでカッコイイカカシ先生。
後ろのはまたデップーが…。

Imgp7559Japonica Polonica Fantasticaという日本の漫画をポーランドで出版する会社もありました。
昔は漫画をポーランド語でだしても全然売れなかったそうですが、ドラゴンボールの世界的成功をうけポーランドでもマンガカルチャーがどんどん広がっていったそうです。
海外の人たちがマンガカルチャーに触れるキッカケは、作者の才能はもちろんですが、翻訳や出版など海外在住の日本人の努力もあってのことなんだなーと大変興味深かったです!

Imgp7574Tシャツなどのグッズも売られています!
「I愛HENTAI」など倫理的にギリギリなものや、著作権的にギリギリなものも多いですが、このカオス感も海外イベントならではというか

Imgp7565缶バッジが狂ったように売られていたのも印象的。

Imgp7563おにぎりを売られていました~ところどころで日本のオタクカルチャーが紹介されていて面白かったです。

Imgp7571ポーランド日本情報工科大学(Polish-Japanese Academy of Information Technology)という日本が援助しITテクノロジーに特化した大学もブースをだしていました。
日本とポーランドは距離は遠いけれどところどころで繋がりがありますね~。

Imgp7554コミコンは大衆カルチャーイベントですが、ポーランドではピルコン(ポズナン)マグニフィコン(クラクフ)など日本やファンタジーをテーマにした様々なイベントがあるので機会があれば是非訪れてみて下さい!


ミオ



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ポーランドの古都クラクフは、スピルバーグ監督の映画「シンドラーのリスト」で描かれたドイツ人実業家オスカー・シンドラーが奔走した舞台でもあります。

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▲旧オスカー・シンドラー琺瑯工場(Oskar Schindler's Enamel Factory)
こちらがオスカー・シンドラーの工場跡地、現在は博物館になっており、シンドラーのことだけではなくドイツ占領下のクラクフの関する資料が展示してあります。

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▲真ん中に立っているのがオスカー・シンドラー
ドイツ人実業家だったオスカー・シンドラーは、1000人以上のユダヤ人をナチスから守りその時作った従業員のリストが「シンドラーのリスト」と呼ばれています。

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そんなに混んでいないだろうと思っていたのですが博物館にはオープン前から列が出来ていました!

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年齢もバラバラで、多くの人が英語でスタッフと話していたことからポーランド外から訪れた人もかなり多いかなという印象です。

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映画でも印象的なセリフだった「Whoever saves one life, saves the world entire.(一人の人間を救う者は、全世界を救う。)」も、実際に救われたユダヤ人たちから送られた指輪に彫られた言葉だそうです。

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当時のユダヤ人ゲットーの映像も上映してあります。
人々が生活があって時々笑っている女性や遊んでいる子供たちが映っているのが印象的でした。

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オスカー・シンドラーについての書籍やコラムを読むと、「“結果的に”ユダヤ人を救った男」という一文をよく目にします。

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31歳だったシンドラー、元々は戦争に便乗してお金儲けのためにクラクフへやってきて、ホーロー工場を買い取り、そこでタダ同然で使えるユダヤ人を雇いました。

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ナチス党員だし女遊びをしまくり贅の限りを尽くし闇取引や賄賂もやってのける、あまり善人とはいえないシンドラーの様子が映画の前半で描かれていました。

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最初は利己的な理由でユダヤ人を雇ったのかもしれませんが、彼の心境に変化があらわれ最後は全財産をはたき、かなりの危険をおかしながらも従業員を守るため奔走します。

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軍需工場によって莫大な財産を築いたシンドラーでしたが、ユダヤ人を救うためお金をバラまきまくり終戦の頃にはほぼ一文無しになっていたそうです。

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映画では「心境の変化」の大きなキッカケとして赤いコートをきた少女と彼女の死が描かれています。

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シンドラーが37歳のときに終戦、ユダヤ人は自由にナチス党員だったシンドラーは追われる身になります。

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▲館内でも特にヴィジュアルインパクトのあるナチスのハーケンクロイツ

その後、シンドラーは新天地でまたビジネスをスタートさせますが失敗の連続。

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53歳のころにはついに資金繰りに困窮、それを知ったユダヤ人達が今度はシンドラーに手を差し伸べ66歳で亡くなるとエルサレムのカトリック教会に埋葬されたそうです。

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オスカー・シンドラーという人物が映画の中のキャラクターで完全に止まっていたのですが、この博物館を訪れて「現実に起こったこと」という実感がわきました。

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映画好きな人ほど心当たりがあると思いますけど、映画を観て全てを知った気になってしまい逆に現実と完全に切り離して考えてしまう事が多々あると思うのですが…

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▲館内に5箇所ある当時のスタンプを使ったスタンプラリーのようなもの
そういう錯覚から抜け出すためにも、この博物館にきてよかったと思います。

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博物館の展示はかなり凝っていて、まるでさっきまで人がいたような気配のある演出が見事でした。

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当時の新聞や何気なく置いてあるコートや帽子、誰かの所有物だったと思われるものの数々によってまるで1940年代にタイムスリップしたような気分になります。

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それと同じくらいテクノロジーや人の目の錯覚を利用した展示もあって、キュレーターすげー!となりました。

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子供がきても退屈せず興味を持って学べる博物館になっていると思います!

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▲実際に製造していたホーロー製品!
この展示は映画のなかのでシンドラーがひとりぼっちになったシーンを思い出します。

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▲シンドラー執務室(再現)
シンドラーは幼少期、近所のユダヤ人の子供が遊び仲間だったそうです。

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どういう理由があってシンドラーがユダヤ人を助けようと決心したか色々な説がありますが、個人的には子供の時の親しかった友人やその家族の思い出も少しは作用したのではないかと思います。

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▲等身大の当時の人々の写真、街中にいるような錯覚に陥ります。
映画「縞模様のパジャマの少年」に描かれたような先入観や既成概念がない子供時代の思い出や記憶が最後良心になることもあるのでは…と思います。

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この博物館は一方の意見を展示を通して押し付けてくるのではなく「もし自分がシンドラーの立場だったら」「もし自分がユダヤ人だったら」「もし…」と想像力をかきたてて、違う立場の人の事を考えるキッカケがたくさん仕込まれていると感じました。

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そしてシンドラーだけではなく、当時ナチスの狂気が渦巻く様々な国々で(国籍を問わず)多くの人々が自分の会社のユダヤ人とその家族、ご近所さん、友人だけでも救おうとした記録は多く残っています。

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▲シンドラーの工場の従業員の写真、笑っている写真が多いのが印象的。
国家単位や人種で考えると違う世界のように感じますが、もし会社で大多数から仲がいい同僚がイジメられてたら自分はどういう行動をとるだろう?
自分がいじめる側だったら?自分がいじめられる側だったら?と置き換えるとわかりやすいかもしれません。

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会社なら最悪辞めればOKですが国家単位でそれが起きそれが命にかかわる事だったら、大多数の人がもしかしたら行動しないという選択肢をとるのではと思います。
見て見ぬふりがこの歴史的惨劇を助長したというのが何となくわかりました。

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▲ユダヤ人の子供の写真と彼らのおもちゃ
ユダヤ人の悲しみやシンドラーの苦悩に共感出来る方はともかく、私は人の気持ちを想像したり、共感したりがあまり上手じゃなので、この博物館にこれたのはとても良かったと思います!

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▲プロパガンダポスター
プロパガンダポスターは内容は置いといて、デザインも画力も相当優れているものがかなり多い(これは国を問わず)ですが描いていたアーティストやデザイナーはどんな心境だったのかなあ、といつも思います。

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もしかしたらノリノリで描いてたかもしれないし、おかしいと思いながらも断れず筆を走らせていた人も多かったのかもしれません。

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元々志をもって美術の世界に飛び込んだのに、プロパガンダポスターを描く事になった時はどんな志を持っていたのだろうといつも不思議に感じます!


ナチスグッズ

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ナチロゴ入りのお皿など当時使われてたものも展示されていました!
グッズとよんでいいかわかりませんが、ナチ関係のものが生活にあるのが当たり前の時代だったんですね~今見ると何とも不思議。

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「我が闘争」?なんの本だろう…。

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▲ヒトラーの肖像画や書籍。
こういう肖像画関係は描かれている人物が誰であれ、実物よりハンサム気味に描くのはいつの時代も一緒ですね~。

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床にはハーケンクロイツがびっしり。


ヨーロッパで手をあげるときは人差し指を使う

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ナチス式敬礼がもとで、今でもヨーロッパでは授業中に意見を言いたい時、店員さんを呼ぶ時に手をあげることはよく思われていません。

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右のように人差し指をあげてアテンションを求めます。

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これを知らずイギリスの大学で学生をしていた頃、授業中手をあげてクラスメイトのアイルランド人が真っ青になって「ダメダメ!」と言われた思い出があります。


破壊されたクラクフの街

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古いクラクフの写真なども展示してありました!
「今も昔もそんなに変わらないんだな~」と思ってたのですが、ワルシャワほどでないにしろクラクフもナチスによってかなりダメージを受けた街です!

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「躍動感やべ~」と通りかかるたびに笑ってたポーランド王の銅像、ナチス侵略時に粉々にされた写真と一部が展示されていました。

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旧市街地にたってた銅像も、もげてるー!

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▲粉々になった銅像の写真、すごく悲しい。
この時はすっかりポーランド大好きになってたので胸が痛みましたが、来る前のポーランドのことを全然知らない状態でみたらそこまで何も感じなかったのかも、とも思いました。

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知ってるか知っていないかで感情移入の幅がここまで変わるとはこの対象が、銅像じゃなく人だったら…と思うとちょっとこわくなりました。
今おこってる難民問題がぼんやり頭に浮かびました。

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▲ドイツ占領下のクラクフ駅の看板。「Hbf」はドイツ語の「Hauptbahnhof(中央駅)」の略。
ポーランドはかなり複雑な歴史をもっていますが、いまある美しいポーランドをみると人々が努力し取り戻した美しさなんだと感じました。


エマリア製品の起源!オスカー・シンドラーのホーローマグ!

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エマリア・オルクシュ製品好きとしてはかなり嬉しいオスカー・シンドラー博物館ロゴ入りホーローカップゲットー!
やったー!可愛いー!エマリア仲間のなかで自慢しまくり!


クラクフゲットー

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昔ゲットーだった場所はユダヤ人街カジミェシュ地区として今現在も残っています。ここは「シンドラーのリスト」の撮影地で、スピルバーグ監督が撮影中通ったミルクバーなど色々調べて行くのを楽しみにしていたのに時間が足りず行けませんでした…
映画オタク、ショックすぎて大泣き。


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◆旧オスカー・シンドラー琺瑯工場(Oskar Schindler's Enamel Factory)
ul. Lipowa 4, Krakow 30-702, Poland

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