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【11月25日（金）】

Tigerさん（添乗員）は気持ちが高ぶっているのか5時の起床。

一方、Tomさんは、昨日、現地在住のお客様に「Tomさんは本当Million Dollar Smileですね～。」といわれ頗る上機嫌。

朝からふたりともハイテンションでお客様を引っ張ります！

昨晩は真っ暗で周辺の様子がわかりませんでしたが、世が明け、陽が谷間に差し込んでくると、昨日気がつかなかった褐色色の美しい山々が見えてきます。

この瞬間のお客様の顔を見るのが楽しいのです。

全員が揃ったところで、ザイオン国立公園に向け出発

《Zion National Park》　

何気にあまり知られていない国立公園ですが、その雰囲気は神々の庭園といわれるくらい、美しい岩山の景色、たくさんの動植物、そして何よりもどこか高貴な雰囲気が漂う感じがします。

まずは国立公園の入り口で写真を取ります。

そう、私のメインの仕事は皆さんの写真を取ることです。

ザイオンは実際に歩いてみるとその雰囲気が感じられます。

夏にはキャンプなんかもお勧めです。

トレイル→テンプルオブシナロワ→エンジェルランディング→ウィーピングロック→司教の宮殿などを観光しました。

朝が早かったせいでしょうか、静寂な雰囲気でしたが、朝の国立公園の散歩ほど贅沢なものはありません。吐く白い息を感じるのも久しぶりだったのではないでしょうか。

そしてビジターセンターに向かう際に、今回も『国立公園パスポート』を皆様にお配りしました。

この国立公園パスポートは全米の国立公園のビジターセンターに置かれているスタンプを集めるという、まさにマニア向けのコレクションなのです。

これが結構楽しい～！

そう、Ｈ.Ｉ.Ｓ.ではこのグランドサークルをきっかけに、もっともっとアメリカを旅して欲しいとの願いからこの国立公園パスポートを無料で参加者にプレゼントしています。

ビジターセンターを出発する頃には陽も昇り、雲ひとつない青空が広がります。

昼食を途中で取った後は、次の目的地ブライスキャニオンに向かいます。

《Bryce Canyon National Park》

昨年はこのザイオン→ブライスキャニオンの道が一面雪景色だったのに対し、今回は雪がまったくありませんでした。代わりに広がるのは牧場や秋の景色。のどかな風景に心も癒されます。

このブライスキャニオンはグランドサークルの中でも人気の高い国立公園で、砂岩でできた岩が風と水で削られ、現在のような形になりました。

岩はもろく、手でも簡単に崩れてしまうほど。気をつけなければなりません。

最初に立ち寄ったインスピレーションポイントでは雪が残っていましたが、多くの人が感動＆癒されていました。そして今回は雪がまだほとんどなかったことによりサンセットポイントからはトレイルも楽しむことができました。残念ながら、人気スポットのウォールストリート（Wall Street）までは道が凍結で封鎖されていましたが、ループ状になっているトレイルコースを皆様楽しんでいらっしゃいました。

しかしながら、このトレイル実は簡単そうにみえて結構大変なのです。というのも標高がが8000フィートと約2400ｍに高さに位置します。富士山でいうと5合目付近よりもちょこっと高いくらい。

平地になっているのでほとんどの人は気が付きませんが、富士山をイメージすればわかるでしょうか？　「行きはよいよい、帰りはコワイ」といったところでしょうか。

でもこれは国立公園では当たり前。グランドキャニオンをコロラド川まで歩くとしたら2日は最低でも必要なのです。

この頃から皆さん徐々に打ち解けてきており、お互いに写真を撮ったり、一緒にジャンプして地球から飛んでみたりとそれぞれ楽しんでいらっしゃいました。　

もちろんご年配の方でも積極的にトレイルを歩いたりと、それぞれが思いのままに楽しんでいらっしゃいました。

サンライズポイントを観光後、夕食を取り、今晩の宿泊地Pageへ向かいます。

Pageとは有名な人口湖レイクパウウェルがあるところです。

明日は事前アンケートで一番人気の”アンテロープキャニオン”を訪れます！

To Be Continue……

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