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テーマ：観光

2011.12.23

大満喫！グランドサークル３泊４日　～３日目～

【11月26日（土）】

私は最終日にいつも言われます。「H.I.S.のツアーで本当によかった」と。

決して自社のツアーを過言にアピールしているわけではありませんが、私自身も毎回、いろいろな景色を堪能し、お客様ともに喜び、楽しみ、感動を共有することで、別れの際は本当にとても悲しく切なくなります。そして本当に幸せな気分に浸れます…。

添乗員付きのツアーというものはどこか肩苦しく、自由がないというイメージが付き物ですが、長く一緒に旅をしていると、それなりに親近感が沸いてきます。参加者が楽しみたいと強く思えば思うほどその絆は強くなります。

今日は昨日の歩く1日とは異なり、ジープで行くワイルドなツアーです。

《Antelope Canyon》

以前にも案内しましたが、このグランドサークルツアーは西部開拓時代のアメリカ史をも知ることができる内容にもなっており、特にその先住民族として有名なナバホ族にも出会えます。どこか親近感が持てるアジアンチックな容姿に日本語が伝わればいいのに…、なんて妄想を巡らせたりします。

このナバホ族の話す言葉は、実は知っている人も多いですが、第二次世界大戦でアメリカ軍が日本軍に対して使用した暗号として知られ、暗号合戦で日本軍は最後までこの暗号を解読することができなかった話は有名です。

そんなナバホ語をガイドさんから習いながら、ナバホ族の聖地アンテロープキャニオンへ向かいします。ここは一般車両は基本的に通行ができないくらいの砂漠地帯を進みます。　

4台のジープが砂の上を快走していきます。

約15分で目的地に到着。訪問者を待っているかのような入り口に少し緊張の色が見えます。このアンテロープキャニオンは色々なメディアで紹介されていますが、光が洞窟内に差し込んでくる瞬間がもっとも美しく神秘的です。

デジカメでも十分に撮影ができるこの幻想的な世界をお楽しみいただけます。

これらの地形は鉄砲水などで作られたそうですが、詳しいことはまだ完全には解明されていません。「ここにずっときたかったのよー」と満面の笑みで感動されている方を見ているとこちらも本当に幸せになります。

その後、これまた人気のモニュメントバレーに行く途中にちょっとサプライズ。

（時間の都合で省略する場合もあります。）

馬の蹄にみえることからホースシューベントと名づけられた場所。

指定観光地でもないことから、柵もなくかなり危険な場所ですが、一見するだけの価値はあります。

丘の上まで登れば、360度一面大平原が広がります。

「ハイポーズ！」と皆さんテンションも上がってきます！

その後、車内でDVDで気分を高めたあと、ナバホ族の伝統料理である「ナバホ・タコ」を召し上がっていただきます。

これは揚げたパンのような生地に新鮮な野菜や豆がのった料理で、味はとてもおいしいと評判です。

《Monument Valley》

食後はこの特別なスクールバスでこの壮大なモニュメントバレーを堪能します。

皆さん少し緊張の面持ちです。。。。

そして、「うーうーーワオ！」　感動の瞬間

多くのハリウッド映画、西部映画でも有名なったこの場所は何よりも圧倒的な３つのメサが一番の見所です。

ここも実は国立公園ではなく、ナバホ族の所有物なのです。

アンテロープキャニオンもモニュメントバレーも道路が舗装されていないのは、ナバホ族の所有物であることが理由です。全てをありのままで残すことは何よりも難しいのです。

また西部映画では欠かすことができない俳優といえばジョン・ウェイン。今回参加されたご年配のお客様はこのジョン・ウェインさんに憧れていたのだとか。歴史に残る名映画バック・トゥ・ザ・フューチャーの撮影場所も特別に案内してもらえました。

他にも色々と馬に乗ったり、ショッピングをしたりと皆様大変楽しんでいらっしゃいました。そして今回はバスの車内で大じゃんけん大会が不定期に開催されこちらも大盛況でした。

夕食をTubaでとった後、グランドキャニオンに向けて移動中、今回もHISからの素敵なサプライズをご提供。