12 BAR 2010.06.02
H.I.S.マドリッド・バルセロナ支店-Casa Labra外観


Casa Labra(カサ・ラブラ)は、1860年創業のマドリッドでも老舗の

居酒屋。



創業当時(1900年)、人口約84万人のマドリッドには1500の居酒屋があり、Casa LabraのあるTetuán通りには3軒の居酒屋が軒を連ねていたそうです。

しかしながら、150年の歴史を経てその当時の趣を残して健在している居酒屋は、マドリッド市内でもわずかとなってきました。

このCasa Labraは、そのうちのひとつです。





H.I.S.マドリッド・バルセロナ支店-Casa Labra中


奥にあるサロンでは、1879年5月2日に現在の与党スペイン社会労働党(PSOE)が発足しました。







H.I.S.マドリッド・バルセロナ支店-Casa Labra中


店内にある鏡やシャンデリアなど装飾を見ているだけで、お酒のおつまみになりそうです。






内装も素敵ですが。。


花より団子。やっぱり食べれるおつまみに目がいきます。


そして見つけたのは、塩ダラのフライタラ入りコロッケ


この店自慢のおつまみです。







H.I.S.マドリッド・バルセロナ支店-Casa Labra塩タラのフライ


こちらは塩ダラのフライです。


店員に「なぜタラのおつまみなの?」と素朴な質問をしてみました。


「そりゃ、マドリッド子はタラのつまみが大好きだからさ。」


答えもとってもシンプルです。







H.I.S.マドリッド・バルセロナ支店-Casa Labraタラ入りコロッケ


タラ入りコロッケです。


スペインのコロッケは、日本のコロッケと少し異なります。


私が思い出す日本でよく食べた母のコロッケは、じゃがいもとひき肉でできたコロッケ。


こちらスペインのコロッケは、ベシャメルソース(小麦粉、バター、牛乳を混ぜて作ったソース)が基本です。そこに刻んだ生ハムや鶏肉を混ぜたりします。



もちろん、Casa Labraのコロッケは、塩タラ入り。




外はサクサク中はクリーミー!


この対照的な感触が口の中でミックスされて、こちらもなんとも美味です。


たまにタラの骨が混じっていることがありますので、気をつけてください。




親たちが子供を連れてくる、マドリッドの人々に代々受け継がれる

居酒屋Casa Labra。



マドリッドならではの雰囲気を楽しめる空間です。





H.I.S.スペイン支店では、マドリッド中心街のバル(居酒屋)をめぐるツアーをご用意しております。

詳しくは、バル巡りオプショナルツアー
ページをご覧ください。



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    • 投稿: amit -2019年6月11日 (火) 17時29分

      nice post

    

    HIS スペイン支店

    2024.09
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