Привет!!! (プリヴィエト)
さて、本日紹介するのはベラルーシの首都『ミンスク』です。
ベラルーシとロシアは今も国と国の繋がりが強く、ベラルーシ人が
ロシアで仕事をするのにもビザが必要ありません。
(例外もありますが、他のCIS諸国は基本的に必要です。)
だから、街の中心にはやっぱりレーニン像がドーンです。デカイ!
街並みもモスクワに似ていますね。
しかも、グムもツム(両方共百貨店)もありました。下はツムです。
ただ、モスクワと圧倒的に違うのは街の綺麗さと空の広さ・・・。
道がてとも綺麗で歩きやすく、散歩しているだけでも気持ち良い!
近代的なビルも結構建設されています。
これは何だと思いますか?
実は国立図書館です。
ベラルーシはとても教育に力を入れてます。
弊社のターシャもベラルーシ大学から日本へ留学し、5年間勉強
しました。
彼女は背中にチャックがついていて、中から日本人が出てくる
のではと思うくらい日本語がうまく、日本人のマインドを
持っています(笑)。
なので、ロシア人の日本行き手配に関しては、タ-シャを中心に
進めています。周りにロシア人で日本に行ってみたい方がいたら、
是非ご紹介下さい!
おっと、モスクワ支店アピールになってしまい大変失礼しました。
『ミンスク』に戻りましょう!!
【ベラルーシ国旗色にはためく旗】
メトロ入口の頭上の壁には戦争のレリーフが描かれていました。
ベラルーシはフランス・ナポレオン軍やナチス・ドイツ軍が、
ロシアやソ連に侵攻する時に必ず通る道の途中にあるため、
昔から多くの犠牲者がでている国です。
なので、街中にやはり戦争に関わる事が数多く見かけられます。
しかし、モスクワと違って、地下鉄はそれ程深いところまで、
掘られていませんでした。しかも、赤ラインと青ラインの2線のみ。
乗り方は、ロシアと変わらないのですが、
サンクトやキエフと同じですね。(モスクワは紙のカードです。)
ベラルーシの地下鉄も気合入っている駅がありました。
芸術家にデザインを委託しているそうです。
日本も駅の名前にちゃんと由来がある訳で、その由来にあわせて
それぞれ個性のある駅を作ったら、それだけで観光資源になるし、
日本人ももっと芸術を身近に感じることができるのになぁとつくづく
感じます。
私のように芸術を身近に感じながら芸術センスが上がらないことも
もしかしたら、モスクワと地下鉄で繋がってたりして・・・などと、
ありえそうなソ連ジョークが頭をよぎりました(笑)。
ミンスクの観光名所と言えば?
まずは、『トラエツカヤ旧市街区』です。
戦前の商家などをそっくり復元したエリアで、現在はお土産屋など
が、多く軒を並べています。ここはソ連っぽい雰囲気が全くなく
昔のベラルーシの街並みを垣間見ることができます。
続いて、『聖霊大聖堂』。
白亜のバロック様式教会で、もともとカトリック教会だったものが、
1852年にロシア正教の教会となったものです。
澄み渡る青空に白い教会がとても美しく目に焼き付いています。
この教会ミンスクでは赤の教会と呼ばれておりとても美しいです。
でも、我々日本人に取ってベラルーシを凄く身近に感じる事が
できる教会でもあります。
なぜなら、長崎の浦上天主堂から贈られた鐘が記念碑として
飾られ、さらに右のプレートが付いています。
ベラルーシは、ウクライナ・チェルノブイリ原発事故の影響をもろに
受けた国です。同じ怖さを知っている国同志、もっと勉強しないと
いけないと感じました。
あと、もう一つガイドブックにも載っていませんが、仙台公園という
公園があります。
仙台市とミンスクが姉妹都市になって、もうすぐ40年だそうです。
その仙台公園、今は冬なので寂しいですが、数多くの桜の木が
植えられており、4月下旬から5月には満開を迎えます。
モスクワから一番近いお花見スポットはミンスクですね。
こうしてゆっくりのんびリズムでミンスクを一日歩き周りました。
見えない部分での経済格差なども多々あると思いますが、
最後には意外と日本と身近なくになんだということを肌で感じ、
今の気分は、こんな感じです。
次回はベラルーシの世界遺産を2つご紹介しますね!
では、пока(パカ)!