今回のテーマは「これ買ってって!フィジー土産」ということで、
フィジーでしか購入できない代表的なお酒を紹介したいと思います。

その名は、
Bounty Rum (バウンティラム)
ご存知の方も多いですが、ラム酒の原料は“サトウキビ”です。ここフィジーではイギリスの植民地時代にインドから連れてこられたインド人が主にイギリスに砂糖を出荷するためにサトウキビ産業起こしました。今ではフィジーの主要基幹産業の1つとなっており、各地で盛んに栽培されています。特にナンディ地区側には見渡す限りのサトウキビ畑が広がっています。この収穫されたサトウキビはフィジーで2番目に大きいと言われるラウトカという町に運ばれて行き、
サウスパシフィック・
ディスラリーズという工場でラム酒に生まれ変わります。

-ラム酒の造り方-
フィジーでは、サトウキビを煮詰めてその残った糖蜜を発酵させてオークの樽で熟成させてます。出来上がりはとても香り高く上品で芳醇な味わいです。
そしてそのオークの樽で長く3年~5年熟成させて出来上がったラム酒が、
PREMIUM BOUNTY RUM(プレミアム・バウンティ・ラム)
と呼ばれます。そしてこれがそのラベルです。
1 ラベルには椰子の木が写っていたり、海に浮かぶ帆船が写っていたりと、フィジーの綺麗なサンセットがモデルとなっています。いかにも南国らしいラベルですよね。アルコール度数は58度で結構強いです。通常、リカーショップ(酒屋さん)で購入すると、750mlの物でF$50ぐらいします。しかし、免税店で買うと3種類の瓶サイズが存在し、一番安いものであればF$10程で購入可能です。
このラム酒は日本では輸入販売を行っていないので、本当にプレミアになります。
memo
 


お酒好きの方には是非とも買って帰りたい一品ですね。
続いてこちらが
BOUNTY WHITE RUM(バウンティ・ホワイト・ラム)
のラベルです。
名前の通り、透明のラム酒なのです 。熟成したラム酒を活性炭で濾過する事により通常のラム酒の色から色を取り除いて透明度を出していきます。通常のバウンティラムと比べるとアルコール度数は低いです。40~43ぐらいです。ラベルの絵は一緒ですが、シーンが朝に変わるようです。こちらは750mlの物で町中では1本F$45ぐらいします。
プレミアムのダークラムは、通常そのままオン・ザ・ロックかコーラと合わせて“RUM&COLA”が人気です。最近では市販の缶やボトルに入った“ラム&コーク”が旅行者には人気です。
ホワイトラムは通常、そのままソーダやトニック割りカクテルなどでもよく使われます。用途に合わせて料理にも使えます。(ちょっと勿体ないですが…。)
こちらも簡単に見つかるので合わせて是非探してみて下さいね。

そしてサトウキビの糖液を使って、もう1つのお酒が造られます。
それはフィジーに代表されるビールであり、“FIJI BEER” と呼ばれるビールです。フィジーのビールは全部で以下の3種類が存在します。
①FIJI BITTER ②FIJI GOLD ③FIJI BEER PREMIUM

《FIJI BITTER(フィジービター)》
最初は“フィジービタービール”の紹介です。茶色いずんぐりしたボトルに入っていて形も可愛らしいです。この小さなビン(375ml)の事を“スタビー”と言います。緑色のラベルが付いていてフィジービターっと書いてありますのですぐに分かると思います。
アルコール度数は4.6%です。味は少し苦味が利いた独特な味がしますが、最後まで残ることはありません。運動後や疲れたときに思いっきり冷やして飲むととても美味しいです。大きさは2種類あり、375mlの小瓶(スタビー)F$2.20位と、750ml大瓶(ロングネック)F$3.20位で購入出来ます。
またこのフィジービターは瓶ビール以外にもあります。そしてこの缶のフィジービターはさらに2種類あり、緑色のローカルフィジービター“EXPORT”と書かれた輸出用の水色の青い缶があります。エアパシフィック航空の機内ででてくるフィジービターは通常、青い“EXPORT”の缶になります。そして驚くことに実は味がちょっと違うのですが…。どちらがお好みかは人それぞれ、実際にお試しあれ。

 
《FIJI GOLD (フィジーゴールド)》
もう一“フィジーゴールドビール”があります。こちらも可愛らしいボトルにゴールドのラベルが貼っていあります!味はすっきりしていて飲みやすいです。又、嬉しいことにカロリー控えめなのですがアルコール度数はフィジービターと同じなのです。おそらく普段からビールを飲んでいる方には何か物足りない感じがするのではないでしょうか?こちらも同じく375mlでF$2.20位です。750mlの大瓶(ロングネック)でF$3.20位で購入出来ます。お店によっては“フィジーゴールド”の方が高かったりするのです。。なぜなのか?私にも分かりません。又、缶とビンでも料金が違う所があるので購入する際、是非店員さんに聞いてみましょう。(値段は町のリカーショップの基準です。ホテルやリゾートでは金額が変わる可能性があります。)
FIJI BITTER フィジー人はみんなフィジービターが大好きです。この国の習慣として瓶ビールは一本のロングネックを一緒に飲むのですが、絶対にグラスに泡を造りません。その理由は、“泡を作るなんてもったいなから。”そのためドラフトビール(生ビール)を注文すると全く泡がありませんので注意が必要です!
そしてこのビールの看板を見て下さい。セールスコメントとして“スポーツマンビール”っと、書いてあります。そのためかフィジー人の頭の中にはスポーツをして汗をかいた後には“フィジービター”を飲み干すsign01というイメージがあるようで、、『スポーツの後はハイネケンのビールじゃない、フィジーゴールドじゃない、“フィジービール”なんだannoysweat01sign03』っと豪語しています。coldsweats02 なるほど。。

《 ビールとフィジー 》
コーラルコーストの方面に車で進んで行く途中にある、各村の入り口には、村の名前が入っている看板があります。クィーンズロードをひたすら東へ進んでいくと面白い大きな看板が目に入ってきます。
村の名前の下にはラグビー選手とフィジービターの写真がsign01

FIJI BITTER そう、 フィジーはラグビーがとても有名なんです。夕方になると至る所でラグビーの練習風景を目にすると思います。今隣に写っているラグビー選手も日本のラグビーチームで活躍しているんです。


ラグビーの後に喉を潤すのはスポーツドリンクではなく
“フィジービター”なんですね。
“フィジーゴールド ビール”も村の看板に使われています。
ビールは滞在中に飲む機会も多いと思います。フィジーは暑いので喉が渇いたら是非フィジーのビールで喉を潤して欲しいと思います。ビーチで何もせずにのんびりと飲むビールもすごーーーっく美味しく感じます。是非試してみてください!!又、エアーパシフィック航空の飛行機の中でもこのフィジーのビールを飲むことが出来るんですよ。飲み過ぎは注意ですが、成田を発ったら早速フィジーのビールを思う存分楽しんで頂きたいと思います!!!

<おまけ>
バウンティラムもフィジービールも現在日本では購入できないと言われています。是非日記を読んで買って帰ろうと思っている方はお荷物の重さに注意が必要ですsign01液体物は手荷物で持ち込むためには制限が入ります。よって全て預け荷物に入れる必要があります。もともとかかる税金も高いため、お酒類は空港の出国審査が終わったあとの免税品店で購入すると安く買えます。もちろんに持ち込める免税範囲は決まっていますので予めご注意下さい。 
詳しくは↓のホームページをチェック!
海外旅行者の免税の範囲<税関ホームページより>
税額の計算方法

フィジーィジーのホテルやリゾートのBARでは、「ブラ アワー」と言う時間帯があります。場所によっては「ハッピーアワー」とも言います。この時間帯はビールが安く飲めるんですよ!!ホテルやバーによっても異なるので要チェックです。大体50セント~2$くらい通常より安く飲めるのでこの時間を狙って是非フィジーのビールを思いっきり楽しんで下さいね~beer

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    2024.04
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