今回は大回りコースにあるニャックポアンと、
沐浴場スラスランの南にあるバッチュムの
2か所の遺跡に行ってきました
市内の北にワット・トメイというお寺があります
ここがシェムリアップのキリングフィールドです
敷地内にはポル・ポト時代に虐殺された人々の
慰霊塔があり、供養に訪れる人が多いお寺です
頭蓋骨が積まれた供養塔
この地で悲惨な出来事が起こったのはたった30数年前
同じ過ちを2度と踏んで欲しくないですね
気を取り直して遺跡に向かいます
木陰に入ると涼しい季節になってきました
南国ですが、2月頃まで朝晩は冷えます
アンコールワットを通り過ぎ
その昔、アンコールトムの北東には
北バライと呼ばれる貯水池がありました
その名残か雨季には多くの水たまりができます
その水たまりでカエルを採っていた子供
もちろん食べます
良く言われているように、味は鶏肉に近いです
家を出てから1時間強でニャックポアンに到着
桟橋を歩いて奥の遺跡に行きます
多くのタンニンが含まれているのでしょうか
澄み切った水は茶色掛かっています
入り口から5分程あるくと寺院に着きます
現在は円錐型の中央祠堂は水に浸かっており
立ち入ることはできません
水の引く乾季には、間近で見ることができますので
改めて訪れるつもりです
酢豚風の野菜炒めとライスで$4
観光地なので市内で食べるより高いです
昼食後、大回りを一気にまわりバッチュムに向かいます
スラスランの南にはアンコール時代の王道が残っており
バッチュムはその途中にあります
はい、 これがその王道です
そこらの村道や農道と何ら変わりませんが
古の王達が辿った道だと考えると
急に神秘的な気持ちになります
真っ直ぐ進むと、チャウスレイヴィボール、
ベンメリア、大プリアカンへと続きます
王道を左に曲がり、目指すバッチュムへ
青い空、白い雲、緑の稲、そして赤土
のどかな光景です
バッチュムはご覧のとおり痛々しくなってました
竹で雁字搦めに覆われています
これから修復するのでしょうが、いつ終わることらや・・・
この日は修復する人すらいませんでした・・・
今回の所要時間=5時間半でした
カンボジア支店 熊木
アンコール三聖山のひとつ
プノンクロムも無事制覇することができました
(残すはプノンバケンのみです)
山から下りて、麓を一周してみます
舗装された道は当然ありません
ガタガタと自転車を進めます
漁師一家が住んでいるのでしょうか
たくさん掘っ立て小屋が並んでいるのですが
あまりの粗末さに写真を撮るのが憚れます
(なので写真はありません ごめんなさい)
箒で掃き掃除をするおばさんが3人
近づいてみると
白いモノが一面に敷き詰められています
小魚を干しているところでした
この魚をどうやって料理するのか判りませんが
きっとどうにかして食べるのだと思います
(思いっきりあやふやです ごめんなさい)
またメットの釣り人を発見
日焼け対策はバッチリ
陰で見づらいですが、右端に子ザル
疑問ですが、サルは人になつくのでしょうか?
一見のどかそうな村の中ですが
子供が泣いてたり
トリが鳴いてたり
イヌが吠えてたり
ブタが屠られてたりで
かなり騒々しいです
元気いっぱいに戦争ごっこをする子供たち
麓を一周したところで、サトウキビジュースを一杯
この幹の中に、甘い液体が詰まっています
以前はアスファルトがあったのですが
洪水で流されたようです
小腹が減ったので屋台で昼食 (2000リエル)
冷やし中華のようで美味しいです
麺は米から作られてます
何回も食べたことがありながら名前は知りません
次に聞いてみようと思います
今回の所要時間 = 5時間でした
カンボジア支店 熊木
今回はプノンクロムへ行ってきました
トンレサップ湖の近くにある遺跡です
出発前にまずは朝食を
家の近くにカレーチャーハンが美味しい食堂があります
カンボジア料理に飽きた時には、口直しに最高です
今日もハズレてしまいました
ちゃんとメニューにも載ってるのに・・・
自転車を漕ぎはじめると、賑やかな一団が
アイシャドウがバッチリきまってます
鉦と太鼓をたたく少年たち
この暑さに着ぐるみって罰ゲームですか?
市内からトンレサップ湖に続く道は
洪水の被害を受けてズタボロです
30分程で前方に小高い山が見えてきます
プノンクロム遺跡はあの頂上にあります
途中でヘルメットを被った釣り人を発見
「なんでメット被ってるの?」
「日焼けしちゃうから!」
けっこう大きな魚が釣れるようです
カンボジアにも干物があります
少しクセはありますが、焼酎にピッタリです
サバのような魚を天日で干してました
出発から40分経って麓に到着
ここからは歩いて階段 + 山道を登っていきます
キングスライムのようなストゥーパ
日本の墓地で見かける卒塔婆ですが、
もとはストゥーパが転訛したものだそうです
標高140mの頂上部には9~10世紀に建てられた遺跡があります
この山もアンコール三聖山のひとつです
3つの祠堂には、それぞれヒンズー教の神が祀られています
草木に浸食され、ほつれた毛糸の帽子を被ってるみたい
観光客も多くは訪れず、とても静かな遺跡です
頂上からの大パノラマ
是非雨季に訪れてほしい場所です
後編へつづく
カンボジア支店 熊木