今回の担当は、ブログ初登場!ローマ支店の加藤です
海外に行くと必ずと言っていいほど迷ってしまう公共交通機関の乗り方。
各国で乗り方が違うから困っちゃいます
そんな皆様に今回はイタリア(ローマ)の地下鉄とバスの乗り方について説明します。
まずは地下鉄から。
何を隠そう、ローマの地下鉄はたったの2線のみ
赤のA線と青のB線では唯一テルミニ駅で交差します。なので乗換えはテルミニ駅のみ。
観光客にとって利用頻度が高いのはA線でスペイン広場やサンピエトロ大聖堂、ヴァチカン美術館もこのA線で行けちゃいます。
日中は1分から3分おきに走っているので非常に便利です。
A線の車内です。非常に明るく、昔悪名高く観光客の大敵だったジプシーの姿はもうほとんど見かけません。
そしてもう一つのB線、こちらは観光名所だとコロッセオを通ります。
B線はA線と異なり非常に古く落書き電車とも呼ばれています。
でもこの車体すべてに書いてある落書きに一度注目してみてください。
芸術の域に達してます
夏は猛暑のローマなのになぜかクーラーが付いてないことが多く、この電車で通勤している私は夏は汗だくでした・・笑
地下鉄の入り口には分かりやすく「M」(メトロのM)の看板が立ってます。
次は乗りこなせるようになると非常に便利なバスについて。
まず日本と大きく異なるのがチケットの購入方法。
基本的にバスの中では買えませんので駅のキオスクやタバッキ(タバコ屋)、写真のような自動販売機で購入します。
ちなみに地下鉄とバスは共通チケットです。
どこまで行っても同料金なので、まとめ買いをオススメします。
買ったチケットはバス乗車後、車内にある刻印機にて刻印します。
(刻印機はこんな感じです)
チケットを確認されることはあまりありませんが、たまに抜き打ち検査が始まります。
ここで刻印されたチケットを持っていないとまぁ大変!
車内に乗り込んできた検察係にみつかると罰金50ユーロを払わされます。
「知らなかった」「忘れていた」は通用しませんのでご注意を
そして降りるときがちょっと難しく、日本のように車内アナウンスがないのでしっかり外を見ながら自分で判断して降りなければなりません。
私の場合土地勘を掴むまでは、目的地に近くなってきたら早めに降りて対処していました。
運転手に降りる場所を伝え、着いたら教えてもらう。という手もありますが、混んでいる時は相手にしてもらえないのであしからず。。
ヴァチカン(サンピエトロ大聖堂)にいきたい場合は、より近くまで移動できるバスの利用が便利。
テルミニ駅から出ている40番のバスに乗って終点で降りるとヴァチカン市国の入り口まで連れて行ってもらえます
●料金(バス、地下鉄、トラム共通)
【1回券】 1ユーロ (75分間乗り放題。但し地下鉄は1回きり)
【1日券】 4ユーロ (通称BIG)
【3日券】 11ユーロ
【1週間券】 16ユーロ