こんにちは。
私はH.I.S.のピサヌローク支店でミャウです。
みなさん、お元気ですか。
ワットヤイの中にマニーターラーという香水の店があります。
この店の香水やアロマオイルは天然素材から作られています。
タイでチャンと呼ばれる柿の木の一種(カバイロクロガキ)とか樟脳の木とか蜜蝋などが使われます。
昔からお正月には綺麗な水にこのアロマオイルを数滴混ぜ、両親や目上の人の手や肩に水を注いでいました。
花やナツメグの実、樟脳が配合された独特な香りが特徴です。
でも、アロマオイルと香水は同じものではありません。
アロマオイルのタイ語は「ナーム・オプ(น้ำอบ)」です。
原料となる植物が持つ薬効成分が含まれており、ストレス解消・リフレッシュなどのアロマテラピー効果や、殺菌・虫よけなどの効能が得られます。
しかし、香水は最初からよい加減に調香されているので、そのまま洋服や肌に付けるだけで、お気に入りの香りを長く楽しめます。
マニーターラーの店で私が香水を買いました。
この店の香油は5種類あります。
カバイロクロガキの香り、ローズの香り、ジャスミンの香り、睡蓮の香りとコルクノウゼンの香りです。
ここにアロマキャンドルもあります。
私が買ったものはカバイロクロガキの香りです。
1本30CC.150 バーツです。
持久: 3 - 4 時間
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サワディーニャオ
H.I.S.ピサヌローク支店のメオダムです。
11月になりましたね。
常夏の国タイ、でもガイドブックなどでは、「11月から2月のタイは乾期に当たり、雨も降らず、気温も下がってきて過ごしやすくなる」などと書かれているものが大半かと思います。
確かに、これは嘘ではないものの、少し言葉足らずな気がします。
正確性を保つためには、もう少し言葉を補足して
「11月から2月のタイは乾期に当たり、雨も降らず、気温も下がってきて過ごしやすい日もある」
とすべきかと思います。
11月6日のピサヌロークは日本の真夏並みに暑かったです。
最高気温は34℃、照り付ける日差しに肌がチリチリと焼けてくるのを感じる午後3時。
メオダムはピサヌロークの街の南側、ワットチャンタワンオーク前のウォーキングストリート近くにやって来ました。
ここでは、毎週土曜日の夕方から夜まで車の侵入が禁止されて、ナイトマーケットとなります。
このウォーキングストリートの一角にピクニック・マーケットというエリアがあり、メオダムはそこで出店を張って、衣料品販売を体験しました。
↑ この写真はウォーキング・ストリートの写真です。
長さ数百メートルにわたって、衣料品や食べ物、雑貨などの夜店が並びます。
もともと田舎町なので、ナイトマーケットと言っても、それほどの賑わっているわけではありませんが、それでもピサヌロークで一番集客力のある場所のひとつとされています。
2メートル四方を1日150バーツの出店料を払って市役所から借ります。
そこに日本から持ち込んだ少女向け衣料品を並べて販売。
これからの季節、ちょっとは涼しい日も来るわけだし、トレーナーなどの衣料品が売れるのはずだからとバンコクから送られてきた商品をラックに200着ほど並べます。
少し太陽が西に傾いてきたとはいえ、まだまだ暑いです。
メオダム、衣料品の販売など半世紀以上生きてきて、初めての体験です。
もともと旅行しか売ったこともないし、ましては店頭に立って呼び込み販売なんてやったことがありません。
でも、これが今回のミッション、やり遂げなくては。
午後6時、ようやく薄暗くなってきました。
少しずつ夜店を冷やかしながら、そぞろ歩きを楽しまれるピサヌローク市民の姿がちらほらと。
声を張り上げて呼び込みに専念します。
「いらっしゃいませ~、かわいい女の子のお洋服、日本から届きましたよ~、どれでもひとつ200バーツです!」
こんな感じで、通りかかる人に声をかけていきます。
日本語でです。
日本語がメオダムが言っていることが伝わるかどうかなど重要ではなく、とにかく呼び込みは客寄せと同じで、目立ちたい。
しかも、日本からの商品をアピールするには、日本語の方がタイ語より良いだろうと考えたわけです。
ついに1着、販売に成功!
メオダムの売っているのは、10代の少女向けの衣料品なのですが、ご購入下さったのは、メオダムとほぼ同年配の女性でした。
娘さんか、お孫さん様でしょうか、、。
でも、実はメオダム、このお客様とは顔見知り。
メオダムが朝一で買うパートンコーと呼ばれる揚げパンを売っているお店のオーナーさんでした。
なんとなく、お義理で買ってもらったような気もします。
引き続き、メオダムは声を張り上げ、大きなアクションを交えて、無我夢中。
こんな努力にかかわらず、足を止めてくれる人はそれほど多くありません。
メオダムは衣料品の販売体験などないと書きましたが、旅行以外にも「モノを売る」と言う体験は、高校三年生の時に冬休みのアルバイトで体験したことがあります。
新幹線の車内販売で、お弁当やお土産などをカゴに入れて、通路を行ったり来たりして売り歩きました。
なかなか売れなかったのですが、先輩格の売り子さんから、「シートに座っているお客様の顔を見て、なるべく目を合わせるようにしろ」と教わりました。
目があってしまえば、こちらを気にしてくれるはずで、売れるチャンスがあるというのです。
それを40年ぶりに思い出しました。
日本語で大きな声で呼びかけて、こちらを見てくれたらすかさず目線を合わせるようにする。
なんだ、これってナンパとおんなじじゃないかぁ
日本でメオダムが同じことをやったら「なにコノじじい、気色悪り~」って逃げて行かれそうなところですが、タイの女性はその点は優しい。
心に思っても、そんなことは口に出して投げつけてこない。
それどころか、ちょっと微笑んで通り過ぎたりする。
そういえば、コロナ感染防止のためにみんなマスクしているけれど、このマスクがクセモノかもしれない。
タイの女性は目がぱっちりしていて、魅力的な瞳をしている人が多いような気がする。
しかし、メオダムの感覚では、鼻から口元にかけて、若干難のある人の割合も多いように感じる。
タイでは鼻の整形手術が大人気なことからも、タイの女性自身もそう感じている方が多いのかもしれない。
そこへもってきて、マスクで鼻と口元を隠して、魅力的な目だけ出しているなんて罪ですよね。
声かけと目線合わせ、クセになりそう。
メオダムたちH.I.S.ピサヌローク支店は衣料品を販売しているけれど、食べ物の屋台も多くて、メオダムたちが陣取るピクニック・マーケットでは、日本風の食べ物を扱っている露店が何件も出店している。
たこ焼き、寿司、焼きサバ、、。
日本風とはいえ、十分すぎるほどローカライズされてます。
例えば、この写真はたこ焼きの屋台なんですが、まだ開店前の写真のため、焼きあがったたこ焼きがほとんど写っていませんが、ここのたこ焼きの具は、タコだけとは限りません。
この屋台の場合、右手前から
・サーモン ・カニカマもどき ・タコ ・エビ
2列目に行って
・チーズ ・海藻 ・ソーセージ ・ツナ
まず日本では考えられない具が並びます。
それに「タコ」といっても、実際にはタコではなく「イカ」だったりもします。
海藻と言うのは、タイの寿司屋台や庶民向けのブッフェなどで見かける毒々しいほどの緑色をした昆布の細切りです。
この具のラインナップを見て、「タイ通」の方ならピ~ンと来るものがあるのではないでしょうか?
そう、タイで「スシ」と呼ばれているものの具材と共通しています。
なので、出来上がりにはソース(コレもやたら甘ったるい)よりもマヨネーズ(スゴク甘い)をたっぷりかけてくれます。
おっと、脱線してました。
話を衣料品販売に戻します。
10代の女の子向け衣料品を扱うのに、スタッフはメオダムともう一人東北タイ出身の40代の男性の2人。
このへんからしてチグハグな印象がありますが、今日は唯一の女性スタッフの誕生日で、彼女は本日25歳の誕生日でお休みを取っています。
メオダムは衣料品の呼び込みだけではなく、ピサヌローク支店で併設している学習塾のビラ配りもしました。
小学生くらいの子供を連れた親子を見つけたら、すかさず駆け寄り、しゃがみこんで、子供の手にビラを握らせます。
やっぱり、そのときも子供や親御さんと目線を合わせるようにして、日本語で呼びかけますが、子供は正直と申しますが、突然身長186cmもあるメオダムが、聞いたこともない言葉で話しかけてきたのにビックリして、逃げ出してしまう子供さんもいました。
また、躾がいいのか、メオダムの渡したビラをワイ(合掌)をして受け取ってくれる子供さんもいました。
しかし、こんなに努力しても、なかなか売れないモノなんですね。
メオダムたちだけの露店だけでなく、並んでいる他の衣料品の出店も、ほとんど売れてません。
メオダムたちの隣で、プリントが入ったTシャツを並べているスネに入れ墨をいれたお兄さんは、終始ベンチに腰掛けて、スマホをいじっていました。
他の露店も、メオダムのように声掛け、呼び込みをしているのは、食べ物を扱う露店くらいで、衣料品の露店は、ぜんぜん活気がありません。
お客様はなかなか寄って来てくれないのに、
電灯の明かりに集まってきた虫たちが、並べてある衣類に着いてしまうのは、ピサヌロークという熱帯にある田舎町で夜店を張る宿命なのでしょうか?
特に白い衣類や明るい色の衣類に虫がたくさん着いてしまいます。
人通りが少し途切れると、虫を払うのにまた大忙しです。
こんな努力をして夜10時の閉店までに売れたのは、たったの7品。
売上代金は1,400バーツでした。
モノを売るという商売は、旅行を売るのと違って、なかなか大変なお仕事だということが良くわかりました。
それでも、食べ物の店と違って、売れ残ってもまた腐ることがないのは救いです。
さて、今シーズン、いったい何着を売りさばくことができるのでしょうか?
まだ在庫は「売るほど」抱えています。
※土曜日以外はピサヌロークの東側、ラチャプルックという夜店広場での販売です。
サワッディーチャオ、チェンライ支店のソムです。朝粥セットを食べてきました。
・アヒルの卵の塩漬けから反時計回りに
・中国風甘いソーセージ
・塩漬けのザーサイを甘酸っぱく和えたもの
・干し大根と卵の炒め物
・中国オリーブのきいた豚肉そぼろ
・豚バラ肉のから揚げ
・チャプチャイ(アブラナ科の青菜を豚肉干しシイタケ、その他あるもので煮込んだもの)
が、薬味やおかずとして添えられてきます。
甘い、ピリ辛、甘酸っぱい、塩辛い、のバランス。
スープではなく、米をたっぷりの水で煮ただけのお粥には塩味もついていません。薬味を上にのせたり、単独で食べたりと、一口ごとに違った味付けを楽しめます。
さすが、昔からの華人の街ピサヌローク。なんということのない料理のひとつひとつの味付けが、「タイ人の作ったタイ式中華」とは一線を画しています。
薬味は半分近く残っているのに、お粥がなくなりました。お代わりを頼むと、1杯目の倍近い量の熱々のお粥がきました。
チェンライ市内では売られていない台湾製の瓶詰と
大陸製の瓶詰を買い、自分用のお土産にしました。
ピサヌローク支店の鍵が開くまで、ウーロン茶を飲みながら天井を見上げ、始業前のぼーっとした時間をしばし堪能。
なるほど、順合發(スン・ハッ・フアット)さんのお店なのかなあ。メニューのシュウマイにも「ジープ・ハッ・フアット」という名前の物があったなあ。
お代わりしなければ89B,半分以上残してしまった2杯目のあつあつお粥は20Bでした。
HISピサヌローク支店から国道を渡って徒歩1分。中国式朝粥レポートでした。