The Himalayan Times新聞より
3月3日の午前7時45分、ダルバール広場でカラフルな布で飾られたchirと言う竹の塔がたてられ、春の代表的な祭りであるホーリーの始まりの合図となりました。
The Himalayan Times新聞より
カトマンズのバサンタプールでネパール軍の3人の兵士がホーリーの始まりを空砲を発射して周辺に知らせました。
バサンタプールのポール(chirと言う竹の塔)は、1週間続くホーリー祭の始まりを意味します。ホーリーの終わりにポールは燃やされ灰になります。
ホーリーのメイン日は3月9日にカトマンズ盆地内外で、3月10日はタライで祝われます。
ホーリーは、家族、親せき、友人、知人が集まり、風船に色のついた水を入れたり各色の粉を投げ合い春を思いっきり楽しみます。
この祭りはまた、悪に対する善の勝利を象徴しています。 ホーリーは神話上の悪魔ホリカにちなんで名付けられたと言われています。
文:しぇるぱに 画:The Himalayan Times新聞、カンティプール(कान्तिपुर)新聞
<マハ・シバラトリ(महा शिवरात्रि)>を祝うため、オーストラリアやタイランド、インドから花を取り寄せパシュパティナート寺院を飾る(カンティプール / कान्तिपुर新聞より)
<マハ・シバラトリ(महा शिवरात्रि)>は、直訳すると<偉大なるシバ神の夜>となるでしょうか・・・この日は、各国からヒンドゥ教の行者(サドゥ/साधु)たちや信者の人たちが世界中からたくさんパシュパティナート寺院に集まって来ます。
ヒンドゥ教の行者(サドゥ/साधु)たち / Kathmandu Post新聞より
<マハ・シバラトリ(महा शिवरात्रि)>の時のパシュパティナートの様子
(カンティプール / कान्तिपुर新聞より)
この日は、シバ神が地上に降臨してもわかるように、一晩中焚火を燃やし灯りを絶やさずに過ごします。
今年の<マハ・シバラトリ(महा शिवरात्रि)>は、2月21日(金)でした。因みに<ホーリー(हाेली)>は、3月9日となっています。
<マハ・シバラトリ(महा शिवरात्रि)>と<ホーリー(हाेली)>は、ネパールの春を代表する祭日なのですが、何故か<マハ・シバラトリ>の日は天候が悪くなる事が多いようです。
昨年も曇り模様でしたが、今年の2月21日(金)も曇り、一時雨も降っており、国内線の飛行機がフライトキャンセルにもなっていました。
しかし、当日は、たくさんの人たちがパシュパティナート寺院に集まったようです。
<マハ・シバラトリ(महा शिवरात्रि)>2月21日(金)当日のパシュパティナート寺院の風景
文:しぇるぱに 画:みんま、कान्तिपुर新聞、Kathmandu Post新聞
<スリ・スワスタニ・ブラタ・カタ(श्री स्वस्थानी व्रत कथा)>の本
プース・スックラ・プルニマ (पाैस शुक्ल पूर्णिमा/1月10日(金))から始まった<スリ・スワスタニ・ブラタ・カタ(श्री स्वस्थानी व्रत कथा)>の本を読む時季が、先日、マーグ・スックラ・プルニマ(माघ शुक्ल पूर्णिमा/2月9日(日))で終わりました。
満月の日から始まり、次の満月までの1か月間毎日1話づつ読まれ、31話全てが読み終わりました。
最終日は、読む前後のガネーシャ神や<スリ・スワスタニ・ブラタ・カタ(श्री स्वस्थानी व्रत कथा)>の本へのプジャ(敬意を表す儀式)の際の供物がそれまでより多く特別なものになります。
たくさんの供物と共にプジャを終え、マントラを唱えて最終話を読み始めます。
最終話を読み終えると<スリ・スワスタニ・ブラタ・カタ(श्री स्वस्थानी व्रत कथा)>の本へのプジャ(敬意を表す儀式)をして、また、来年まで家の神聖な場所に大切に保管されます。
文:しぇるぱに 画:だれんどら、しぇるぱに