Bula!

フィジーの各主要都市には、マーケットがあります。

また、ものを売る人と買う人が集まって、自然発生的にマーケットが形成されることも。

 

このラウトカ漁港は、漁から帰ってきた漁船が船着き場に着き、すぐに魚を売りさばいていたことから、人が集まるようになりました。

 5年ほど前に、船着き場の桟橋に直に魚を置いて売るのは不衛生とのことで、日本の援助でマーケットの建物が建てられました。

 

営業時間は平日は朝5時から8時、午後3時から7時です。マーケットとしての体裁が整う以前は、口コミで朝7時か午後4時に行くといい魚が手に入るよ、と教えられました。

 

ラウトカの漁港は、ラウトカ市街から2kmほど離れたところにあります。ナンディとラウトカを結ぶローカルバスも停まります。

 

入口には LAUTOKA FISH PORTと書かれています。この日はいませんでしたが、時々ヤギがつながれていることがあります。ヤギは本島では盗まれがちなので、離島で育て、船で本島まで運んで漁港で売りさばく人が多いとか。

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ゲートの中はこんな感じで、小さな漁船が並んでいます。

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船から魚を下ろしているところです。ちなみに漁船には壊れた冷蔵庫が搭載されています。氷を入れてクーラーボックスとして利用されています。

フィジーでは壊れて動かなくなった冷蔵庫にはあっという間に買い手が付きます。もちろん漁船用。

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水揚げされた魚はこちらの市場の建物に運ばれます。

以前は漁船から直接売買がされていたのですが、市場ができた際に禁止となりました。

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建物の中では、こんな感じに魚が売られています。氷などは使われていないのですが、

どんどん売れていきます。ロブスターなどもあったのですが、あっという間に売れてしまいました。

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売られている魚は、タイの仲間、ハタの仲間、ブダイ、アジの仲間、サワラなど。

写真の大きなサワラはFJD120でした。

皆さんも、フィジーにお越しの際は漁港のマーケットに行ってみてください。

 

弊社では7月24日12時より、

 「【オンライン・無料】 マナ島からライブ配信」体験ツアーを実施します。

 先着100名様となります。

 フィジーの今の島や海の様子をご覧いただけますので、是非ご参加下さいね。

 体験ツアーURLはこちら!

Bula !

フィジーは南半球に位置しておりますので、日本とは季節が逆。日は短く、風は涼しく、夜は肌寒い気候になってきました。といっても日中は通年太陽ギラギラなんですけどね。

肌寒くなってくると増えるのが風邪ひきの人。毎年この季節になると、せき、くしゃみがどこからともなく聞こえてくることが多くなるのですが、コロナ対策の手洗い励行とソーシャルディスタンスが功を奏したのか、今年は風邪をひく人もだいぶ少なくなっている気がします。

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ちなみにフィジーの新型コロナウィルス感染者は5月21日の時点であと累計18人、そのうち15人はすでに回復しています。

フィジーの人々は、風邪をひいてしまったらどのように治すのでしょうか?

もちろん日本と同様に、病院に行って、お医者様の指示に従い、処方された薬をのんで治すという方法もあります。が、今回はフィジーならではの民間療法をご紹介いたします。

まず温めます。これは日本も同じですね。冷たい水に触らない。冷たい飲み物を避け、温かい飲み物を飲む。ホットハニーレモンや、生姜湯などが好まれるようです。

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温めるといっても日中の気温は27~28度まで上がるので、衣類は夏物だったりするのですが、のどが痛くなったり、咳が出る場合は、スカーフやマフラーを巻いて、首回りを温める人も多いです。

せきやたんが出ていたり。鼻づまりがある場合は、スチームの吸入がよく行われます。洗面器にお湯を入れて、あれば柑橘系の植物の葉などを入れ、頭からタオルをかぶり蒸気を吸い込むというものです。これは、こちらのドクターにもよく勧められる風邪の対処方法です。

また、頭痛や体の痛みにはマッサージ。フィジー系の人々は、お風呂上りにココナツオイルを体に塗って風邪を予防するそうなのですが、風邪をひいてしまってもやはりココナツオイルを使ってのマッサージ。マッサージによって体に溜まった悪いものを揉み出すという意味合いもあるようです。マッサージの後は出てきたもの(瘴気?)をほこりを払うみたいに振り払うのを決して忘れません。

インド系の人々はスッとするにおいの樟脳を配合した油で頭皮のマッサージをするようです。これは頭痛に効きそうですね。

フィジーで流行する風邪ですが、熱、のどの痛み、咳、鼻水といった典型的な症状の風邪も流行るのですが、冬場でも気温が高いせいか、日本では夏に流行りがちな結膜炎を併発する風邪もよく流行ります。目が充血して赤くなるので、単純にRed eyeと呼ばれます。

Red eyeになると、フィジーの人々はサングラスをかけます。しかも室内でもかけっぱなしだったり。

理由を聞くと、Red eyeで誰かを見ると、その人にRed eyeが感染っちゃうから、と言われます。まあ、最近はそういう人も減りつつありますが。

皆さんも、この季節(5~9月)にフィジーにお越しいただく場合には、朝夕冷え込むことがありますので、長そでのはおりものをお持ちになって、風邪などを引かないようにお気を付けください。

 

Bula! 

本日はフィジーの手工芸品、フィジアンマットについてご紹介します。

フィジーの人たちにとって、フィジアンマットとは、日本人にとっての畳のようなものです。なんと言っても、天然素材の温かみがあって、そして涼しいフィジアンマットの上が心地よく落ち着くのです!

家の中に敷いて使うのはもちろん、家の外でも敷けば、お庭やビーチが居間に早変わり。

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このフィジアンマットの原材料はこちら、パンダナスという木の葉を使います。

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和名はタコノキ。根っこのほうが映っておりませんが、タコの足のように地面に根を張って成長することから、タコノキと呼ばれています。日本でも沖縄などでみることができます。

このパンダナスの葉を乾燥させ、細く割いたものを使って、マットを編んでいきます。

マットのほかにも、コースターやバッグなどの小物を作ることもできます。編まずにそのまま使うことも。

マーケットではすぐに手工芸に使える乾燥したパンダナスの葉をロールにしたものが売られています。

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リゾートでは床に敷くほかにも、壁面にアレンジしたり。

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(画像はリクリクラグーンリゾートからお借りいたしました)

また、フィジアンマットは実際に敷いて使うという用途のほかに、冠婚葬祭時の贈りものとしても使われます。

結婚式、成人式(21歳の誕生日)、お葬式の際には、フィジアンマットを持っていくしきたりがあります。

弊社のナンディ半日観光に参加いただいた方には、このパンダナスの葉で栞を作成していただいております。

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フィジーにいらした際には、手作りのぬくもりのあるフィジーの手工芸品に触れてみてください。



HIS フィジー支店

2024.12
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