みなさんこんにちは
ラマダンに入ったこの期間、ラマダンならではのモロッコの情報をご案内します
第一弾として、そもそもラマダンって????
ということで、長くなりますが、、、、一般的な説明をさせていただきます
ラマダンって?
ラマダンはイスラム暦9番目の月の最初の新月夜から次の新月夜までの約1ヶ月間のことを言います。
イスラム暦は太陰暦ですので太陽暦と比べて毎年11日ずつ前倒しになって行きますので、
冬の時期もあれば真夏の暑く日照時間の長い時期の時もあります。
ラマダンの時期が近くなると月の満ち欠けを見て突入を判断します。
そのため正式な開始日は直前に決まります。
ラマダンは“断食をすることで貧しい人達の状況を理解するとともに食物などに感謝する”という意義があります。
モロッコではラマダン期間中は夏時間も一時中止になり、時差が-9時間になります。
この時期もなかなか発表されず、今年はどうなるのかと心配になりますが、
基本的にはラマダンの直前の日曜日から-9時間になり、ラマダンが終わった最初の日曜日に再び夏時間(-8時間)に戻ります。
ラマダン明けの2日間は祭日となります
この期間は日本のお正月のようなもので家族親戚がみんな集まってお祝いをしますので、銀行・行政機関はもちろん、普段は週末も開いているようなお店も休みとなります。
アルコールはどこのレストランでも一切提供されません
ラマダンにすることは?
日の出から日の入りまでの間、すべての飲食、喫煙が禁じられます
妊娠中の女性、小さな子供、旅行中の人達は特に許されていますが、
基本的にはできなかった日数分をラマダン後に延長して断食をします。
日没とともに、アザーンという祈りの呼びかけの声がモスクから流れ、それを聞くとまず祈りを捧げます。
そして、最初の食事(フトール)を取ります。
フトール後は深夜まで街に繰り出し、日の出前に軽い食事を取り眠りにつきます。
翌日は通常通り働き、15時ぐらいには家に帰って、日が落ちるのを待ちます。
これが1日の生活パターンになります。
次回は実際のラマダンの様子をお送りします!