イベント 2024.07.02

みなさん、ナマステ〜。



過去4回にわたってご紹介してきたラクノウへの旅路の最終回です。

今回はラクノウの主要な観光地5つをピックアップしてみました。

ぜひご参考に!



①バラ・イマンバラ(Bara Imambara)

Img_0299

ラクノウで最も有名な観光地です。

バラ(Bara)はヒンディー語で「大きい」という意味。

「小さい」を意味するチョタ(Chota)・イマンバラもラクノウ市内にあります。

どちらも過去のラクノウ周辺「アワーディー(Awadhi)地方」のナワブ(統治者)によって建てられた、シーア派イスラム(ムガル)建築です。

バラ・イマンバラを建てたアサフ・ウド・ダウラはとても寛大な王として知られています。

バラ・イマンバラの建築も当時飢饉による飢えに苦しんでいた民衆を救うために開始されました。

直接お金や食料を与えることを宗教的な禁忌と捉えたアサフは、バラ・イマンバラを建てさせることによって民衆に雇用を生み出しました。

バラ・イマンバラは日中は市民によって建てられ、夜の間に貴族たちによって壊されました。

これを繰り返すことによって何万もの市民に長期間の雇用を生み出したしたのです(斬新!)

上記に限らず、バラ・イマンバラはその高度な建築技術によって知られています。


・Bhul Bhulaiya(Labyrinth)1,000以上の廊下、489の出入り口からなる迷路。ガイドなしで入ったら出られなくなると言われています。

Img_0302


・Bara Hall...世界最大級の支柱なしのアーチ型天蓋を持つ中央ホールです。

・Shahi Baoli…水面の反射を鏡代わりに敵の接近を確認した階段井戸です(敵側からは反射しないようになっている)。当時の王が財宝を隠した場所の鍵と地図を、王の会計士が井戸に投げ捨てたのちに自殺したなどの逸話もあり、呪われた場所とも言われています。

その他にも、高度な建築技術や建築にまつわる逸話がたくさんあるのですが、紹介しきれないので、ぜひご自身の目で行って確かめてみてください。

一番印象に残っているのは、先ほどの飢饉の話もしかり、「食の街ラクノウ」らしく、壁材に豆、果物、砂糖などの食べ物を使用していることや、建築の随所に食にまつわるデザインが施されていることです(魚・スパイス・食器など)。

Img_0300



②フサイナバード時計塔(Husainabad Clock Tower)

Img_0307

バラ・イマンバラから徒歩約10分のところにある時計塔です。インド一大きい時計塔と言われています。インド各地を訪れる中で気づいたのですが、大きな街には必ずといっていいほど時計塔があるんですよね。ビッグ・ベンのあるイギリスの植民地だったことが関係しているのでしょうか。




③ルル国際ショッピングモール(Lulu Mall, Lucknow)

Img_0319

インド最大級のショッピングモールの一つで、中心地からは30分ほど離れた郊外にあります。

 

Img_0327_2

中にあるPVRシネマで、その時公開されたばかりのシャールク・カーン主演映画「Jawan」を観てきました。本場アメリカにあるような巨大シネマでわくわくしました。

映画館でインド映画を観ようとすると、残念ながら英語吹替や字幕はほとんどなく、ヒンディー語オンリーとなります(笑)

今回はアクションメインだったので、ざっくりとは理解できました。

また日本でも話題になっていたインド人独特の映画鑑賞スタイルは健在で、

主演男優の初登場シーンなど、観客全員「フーー!」と大盛り上がりでした。

映画を限りなくエンターテイメントとして楽しむインド人のスタイル好きです。

【動画】主演シャールク・カーンの登場に大歓喜するインド人

あとはやっぱりダンスシーン。(インド映画の醍醐味です!)

【動画】エネルギッシュな集団ダンスシーン




④アンベトカル記念公園(Ambedkar Memorial Park

Img_0347_2

市内を流れるゴムティ(Gomti)川沿いにある公共公園と記念碑です。

記念碑は「ビームラーオ・アンベートカル」さんを記念して作られました。

あまり知られていないのですが、ガンジーさんと並んで、インドでは知らない人のいない超有名人です。

最下層のカースト「不可触民(ダリット)」に生まれながら、アメリカのコロンビア大学に留学・博士号も取得し、現在のインド憲法の草案者・インド初の法務大臣として知られます。

ガンジーさん同じく反カースト運動の指導者で、インド仏教においても重要な役割を果たします。

公園は別名「ハティ・パーク(Hathi Park / 象さん公園)」とも呼ばれ、公園内には124頭の巨大な象の石像が置かれています。

Img_0360

公園はめちゃくちゃ広大で、でも緑は少ないので端から端まで見渡せてしまい、あまり遠さに歩くのが億劫になるほどです。数々の映画撮影も行われました。

【動画】アンベトカル公園の広さをわかってほしい


〜ちょっと箸休め〜

"Sharma Ji Ki Chai(シャルマさんのチャイ)"

Img_0373

観光の合間に、ラクノウで有名な創業70年の老舗チャイ屋で一服してきました。

通常インドの露天で提供されるチャイは、親指と人差し指でつまめるぐらいの小さな紙コップに入れて提供されるのですが、たまに昔ながらの土器のチャイカップに入れてくれるお店もあります。

シャルマさんのチャイもその1つなのですが、それだけでなく、土器のカップが通常よりでかい!

Img_0374

値段も相場は10ルピー以下ですが、ここは30ルピーと少しお高めです。

でも味は抜群。何よりもいつもよりたっぷり飲めるので、チャイ好きにとっては最高です。

試す価値ありです!

〜〜〜

本題に戻って最後の観光地です。

⑤ラクノウ動物園(Lucknow Zoo)※通称

Img_0383

旧名は「プリンスオブウェールズ動物園」(ウェールズのプリンスがラクノウを訪れたのを記念して作られたため)。

正式名称はアワーディ王朝の最後の統治者の名前からとって「ナワブ・ワジド・アリ・シャー・プラニ・ウディアン」です。

ここは特に何の変哲もない動物園なのですが、ラクノウは観光地も多くないので、何となく寄りました。

敷地内の移動手段にトイ・トレインがあったりと広く、インドで2つしかないオランウータンを飼育している動物園だそうです。





以上で『ぶらりインドマイナー都市の旅〜ラクノウ編〜』、終了です!

お楽しみいただけたでしょうか?

今回紹介したもの以外にも、まだまだグルメや観光地はあるかと思いますので、皆さんもぜひラクノウを訪れてみてください。



次回からは、「インドのスイス」や「地上の楽園」とも呼ばれるインド最北端、パキスタンとの国境にある『カシミール』への旅行記をつづります!

国境に面しているイスラム教徒がマジョリティーの州であることから警戒されがちですが、魅力のつまったデスティネーションなんですよ!

お楽しみに〜paper

2024.05.20

ナマステ〜、皆さん!

前回に引き続き、アグラのあるウッタル・プラデーシュ州の州都「ラクノウ(Lucknow)」への旅行記をつづります。

前回前々回はラクノウへの旅行記をつづるついでに、インドの鉄道クラスや種類の違い・乗り方などを解説いたしましたが、今回はようやく実際の旅の様子をつづることが出来ます!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さて、約8時間の寝台列車に揺られ、到着したのはラクノウで一番大きな「ラクノウ・チャールバーグ(Lucknow Charbagh/略称:LKO)駅」です。

 

到着したのは朝の7時頃でしたが、マイナー都市には似つかわず、大きく素敵な駅舎にびっくりしました。笑(失礼)
Img_0258

それもそのはず、ラクノウのあるウッタル・プラデーシュ(通称UP)州はインド1の人口を誇ります!

その州都なんですから、駅舎が大きく発展しているのも頷けます。

駅舎のデザインは、ムガル王朝っぽさもあるし、少しイギリスっぽさもある、、、。

どんな背景で立てられたんだろうと思い調べてみたら、Wikipediaに以下の記載を見つけました。



ラクナウ チャーバーグは、J. H. ホーニマン(イギリス人)によって設計されました。ラージプート、アワディ、ムガル建築の組み合わせが組み込まれており、宮殿のような外観を持っています。建築的には、インドで最も美しい鉄道駅の 1 つと考えられています。

原文)Lucknow Charbagh was designed by J. H. Horniman...It incorporates the mix of Rajput, Awadhi and Mughal architecture and has a palatial appearance. Architecturally, it is considered one of the most beautiful railway stations in India.


私の感じた印象はあながち間違いではなかったようですね!


ラクノウは、日本人や外国人観光客にとってはあまり馴染みがないかもしれませんが、インド人であれば誰もが知っている街です。

特に食がおいしい街として有名で、ラクノウ発祥のグルメは「Lucknowi ◯◯(Kebab, Biryani, Sweetなど)」と呼ばれます。(ラクノウ出身の方々も「Lucknowi」「Lucknowi girl/boy」などと呼ばれますよ)




さて、おシャレな駅舎を後にして最初は荷物を預けに予約しているホテルへ向かいました。

ラクノウでの交通手段は主にUberもしくは野良オートリキシャです。
発展している街なので、デリーと同じ要領で使えますよ。

Img_0267

今回宿泊先として選んだのは、「Golden Tulip Lucknow」という4つ星ホテルでした。

Golden Tulipは世界中に系列ホテルがあり、インドでは、HISのツアーでもよく利用している大手Sarovarグループの傘下のようなので、安心感がありますね。

実際に宿泊した感想としても、お部屋は清潔感があり、設備も4スターながらプール、ジム、スパがあり、朝食会場も広く品揃え豊富だったので、申し分なしです。

1泊当たりの宿泊代金も4000ルピー代〜とコスパ良しです。

屋上にあるプールからはラクノウの街が一望できました!happy01

各観光地へのアクセスも良く立地も良かったですね。

動画を見る



あとこれはインドを旅していていつも思うことなのですが、田舎やマイナー都市ほど人が優しくてサービスが良く感じるのは私だけでしょうか?

Img_0279





さて、ホテルを後にして向かったのはいわゆるオールドラクノウ、「アミナバード(Aminabad)」です。

インドに詳しい方は知っているかもしれませんが、後ろに「バード(bad)」がついている、ということはイスラム教徒の街です。

(パキスタンの首都イスラマバード、インドだとアハメダバードやハイデラバードなどもその1つですね。)

代わりに「プール(pur)」が最後についている街はヒンドゥー教徒の街です(ジャイプール、ウダイプール、ジョードプルなど)



アミナバードもイスラム教徒の街。

同じくデリーのイスラム教徒の街「オールドデリー」と、古く雑多な街並みや、物乞いが多く治安が悪そうな雰囲気(実際はそう見えるだけで全然悪くないです)など、似ています。

そして両者とも食で有名。

アミナバードではLucknowiグルメを2つ堪能してきました!



①Tunday Kebab(アワーディー料理)

Img_0401

こちらはラクノウ料理の代名詞といっても過言ではない料理で、一言で説明すると「口の中に入れた瞬間とろけるケバブ」です。


(奥にあるのは、「シールマール」というサフラン風味のパンで、これもアワディ料理の1つです。よくお肉と一緒に食べられるそうですが、ラクノウで初めて目にしました。)

味は正直言うと私はそこまで好きではなかったのですが、誕生の歴史が面白いので、聞いたら行きたくなること間違いなしです。



〜Tunday Kababの歴史〜

17世紀中頃、当時のウッタル・プラデーシュ州の北東部はアワド地方と呼ばれていました。

このアワド地方も当時インド全体を統治していたムガル帝国の属州で、各州をNawab(ナワーブ)と呼ばれる地方長官達が統治していました。

その地方長官の家族の一人(いわゆるロイヤルファミリーのメンバー)がケバブが大好物だったのですが、高齢のためすべての歯を失っていて、ケバブを食べることが出来ませんでした。

そこで彼は「最も柔らかいケバブ」を作った人に褒賞を与える料理コンテストを開催したのです。

優勝したのは、Haji Murad Aliという片腕の料理人でした!

その噂は瞬く間に広がり、彼の作ったケバブは彼が片腕ということに由来して、「Tunday Kebab」という名前で知れ渡るようになりました。(手に障害を持つ人は"Tunday"と呼ばれるためです。)


片腕の料理人はその後、現在のAminabadに彼のケバブの第一号店「Tunday Kabibi(1905年創業)」を建て、その秘密のレシピは代々家族によって引き継がれています。

Img_0282


 

Tunday Kebabはひき肉を160種類のスパイスとブレンドしたタネを、鉄板で焼いて作ります。

私も第一号店を訪ねたのですが、こちらではケバブにバッファロー(水牛)のひき肉を使用しており、店頭で大きな鉄板を使って焼き上げている様子を見ることができます。

Img_0284

(オールドデリーでもこうやって店頭で料理している様をよく見かけますが、こんなの見たら確実に食べたくなっちゃうので、ズルいですよね。笑)

半年前のことなので味ははっきりと覚えていないですが、確かに口に入れた瞬間溶けてしまうぐらいの柔らかさでした。また160のスパイスを使っているというのも頷ける、複雑で濃い味だった記憶があります。

個人的にそこまで好きじゃないと感じたのは、恐らく「ケバブは歯ごたえのあるもの」という固定観念があって、柔らかいケバブに物足りなさを感じてしまったのだと思います。wobbly

でもその固定観念がなければ美味しいと感じていたかもしれません!

ちなみに公表はされてはいませんが、その柔らかさの秘密は「パパイヤ」ではないかと言われています。

調理前にお肉を一定時間パパイヤの果汁に漬け込んでおくと、パパイヤ果汁に含まれている酵素がタンパク質を分解してお肉を柔らかくしてくれるのだそう(酢豚にパイナップルと同じ原理ですね)

ちなみにこの第一号店は、有名人が数々訪れる超有名店です。

Img_0285

壁に飾ってある写真にはSRKことシャールクカーン、「きっと、うまくいく」でおなじみアミールカーン、サルマン・カーンや大御所アミターブ・バッチャン、若手人気俳優のランビール・カプールなどなど、、、有名ボリウッド俳優が勢揃いです。

ぜひラクノウに寄った際は、お試しあれ!






②Prakash Ki Mashoor Kulfi

Img_0291

こちらも1956年創業の老舗。

インドの定番アイスKulfi(クルフィ)の有名店で、こちらもラクノウに来たらぜひ寄りたいお店の1つです。

クルフィとは、インドやその近隣諸国でよく食べられている伝統的なアイスクリームで、西洋のアイスクリームより濃厚で固いのが特徴。サフラン、ローズ、ピスタチオ、カルダモン、など様々な味付けがあります。

街中の移動販売のアイスクリーム屋さんでも売っていますし、牛乳屋さん、レストランなど、基本どこでも手に入りますが、個人的に一番おすすめなのは、ローカルマーケットによくいるクルフィ専門の無骨な移動販売車。(笑)

銀色のカートに手書き風に書かれた「Kulfi」という文字を見ると、絶対に買いたくなってしまいますよねlovely そしてどこで食べるよりもおいしく感じるのはなぜか!



余談はここまでにして、ラクノウの「Prakash Ki Mashoor Kulfi(Mashoorは有名という意味。自画自賛です。笑)」では、

定番のスティック状のクルフィも食べられますが、おすすめは「ファルーダ(Falooda)」にして食べることです。

ファルーダはパフェみたいなものだと思っていただけると分かりやすいかもです。

シンプルなクルフィを様々にアレンジ・トッピングしたものの総称が「クルフィ・ファルーダ」。

(ファルーダ自体は国によって様々あるので、詳しくはWikipedia参照。)

Img_0296

今回私はファルーダや他のデザートでもよく使われる「セヴィヤン(Seviyan)」という甘い麺のみトッピングしました。

(セヴィヤンはバーミセリという種類の麺を、牛乳や砂糖で煮詰めたものです。)

味はさすが、有名店だけあって美味しかったです!Tunday Kabibiから徒歩約1分で行けるので、デザートに寄るのがおすすめですshine




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さて、本日はここまで。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!!



次回は主にラクノウの観光地をメインでつづりたいと思います。

「食の街」の片鱗は実際のグルメだけでなく、観光地にも散らばっていましたよ。



それでまた!ナマステ〜

みなさん、ナマステーpaper

Lrg_dsc02624_2




大変おひさしぶりです。

コロナ明けお陰様でたくさんの予約をいただいており、

しばらく記事の更新が滞っておりました。。wobbly



さて、前回の記事から大分時間が経ってしまいましたが、

UP(ウッタル・プラデーシュ)州の首都、ラクノウへの旅の続編です。



今回は、「前回の記事でインドの鉄道の種類やクラスの違いは分かったけど、

じゃあ実際問題どうやって予約するの?」「スムーズに乗れるか不安。。」という方向けです。

インドのローカル鉄道に乗るなんて、超絶難易度高そう、と思っている方も多いのでは?

そういった方の手助けになればと思います!



さて、私たちのような旅行会社を介さず個人で鉄道のチケットを取るには、

『インド鉄道(Indian Railways)』の公式サイトで取るのが主流なようです。

インド鉄道(略称: IR)とは、インドの国有鉄道会社の名称。現在私営化しようという動きもあるようです。<Wikipediaより>

公式サイトは「IRCTC」と呼ばれ、スマホアプリもあります。

こちらのサイトで乗降車駅、日付、クラスなどで目当ての列車を探し、予約をすることができます。

ただインド人の友人に聞くと、「IRCTCのサイトは使いづらいので、ComfirmTktという別のアプリを使っている」とのことでした。

これはインドでしばらく暮らしていると分かるのですが、インド政府のサイトやシステムは使いづらく、サービスのスピードや質も悪く、謎のエラーで進めなかったりするので、その意見もうなづけます。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜

話はズレますが、HIS Indiaでは日本人がインドへ入国する際に必ず必要なEビザの代行申請も承っております。

このEビザも政府のサイトを通しての申請が必要なのですが、IRCTC同様エラー頻発で、英語やPCが苦手な方が個人で申請するのはけっこうハードモードです。なので、ぜひ弊社の代行申請サービスのご利用をおすすめします。

現在まで取得率ほぼ100%。簡単なフォームの内容を日本語で埋めるだけで、インドへの入国日の1週間前までには、発給されたビザをお届けいたします。

あとはプリントして入国時に持参するだけ!万が一のトラブル時もしっかりサポートいたします。

「頑張って個人でやってみたけど、エラーで進まない、、たすけて、、」という方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。入国前1週間を切ってからの緊急発券も承っております!

shine詳細はこちらshine

〜〜〜〜〜〜〜〜〜



さて話を戻しまして、インドの鉄道を個人で予約するに当たって、必ず必要になってくるのは、IRCTCへのアカウント登録です。

アカウント登録はこちらからできるのですが、残念ながら私は数十分で挫折しました。。

途中途中、何を入力する欄なのか書いてなかったり、必須項目なのに入力できなかったり、、と、よく分からない事象で先に進めなかったからですangry(ちなみに政府のプログラマーは働かなくても首にならないため、仕事をしないそうです。。)



ということで私は挫折しましたが、無事アカウント登録完了した猛者がいらっしゃれば、そのアカウントを使ってログインし列車チケットの予約が出来るはずです。

(ちなみに一度パスワードを忘れるとめちゃくちゃ戻すのが大変とのことなので、気を付けてください。)



予約が完了したら、登録した個人情報にEチケットが送られてくるので、その情報を参照し、当日列車へ乗車しましょう。

以下は私がラクノウ旅行をした際に友人が取ってくれたニューデリー駅からラクノウ・チャールバーグ駅までの列車のチケットです。

2629114087_pagestojpg0001_3

※デリーやアグラ、ラクノウなどの大都市は鉄道の駅が複数ありますので間違えないよう、気を付けてください。それぞれ駅のコードで見分けることが出来ます。

例:デリー → ニューデリー(NDLS)、二ザムディン(NZM)

  アグラ → アグラ・カント(AGC)、アグラ・フォート(AF)

  ラクノウ → ラクノウ・チャールバーグ(LKO)、ラクノウ・ジャンクション(LJN)



チケットを拡大して見てみます。

2629114087_pagestojpg0001_4

上段に書いてあるのが、列車番号とクラス。

下段に書いてあるのが、車両番号(A5)、席/寝台番号(29,30)とその説明。

(ちなみに寝台は英語でBerthといいます。Berthと書いてあるチケットもあります。)



このチケットには列車の止まるホーム番号が書いてないのですが、ニューデリーのような大きな駅にはホームがたくさんあるので、知らないと列車に乗れません。



ホームを知る方法はいくつかあります。

①駅員さんに聞く

…近くに駅員さんがいれば、一番手っ取り早く正確な方法です。

もちろん言葉の壁はありますが、チケットを見せ「This train, which platform」ぐらい言えれば大丈夫です。

一般の方に聞いてもいいのですが、あまりおすすめはしません。

(インドの文化的に「わからない」というのは失礼なのか、割と適当な返事をされる方も多いです。言ってたのと違うじゃんー!となっても責められないので、リスクも承知の上でご確認ください)



②駅にある電光掲示板などを確認する

…文字通りです。電光でなく紙の可能性もありますが、面倒くさければ①の方法が早いです。



③ネットで調べる

…これだったら事前に調べておくことも可能です。主要な手段はGoogle MapやWhere is my Trainというアプリなど。

Google Mapでしたら日本でも利用される方が多いので分かりやすいかと思いますが、日時・乗降車駅などを入力し経路案内を利用すれば、乗車プラットホームや遅延状況など確認ができます。

Img_d6457e79b0ea1_2

Where is my Trainはインド人おすすめのアプリで、上記の情報だけでなく、リアルタイムで列車が走っている場所を追うことが出来ます。



行くべきホームを調べて到着したら、あとは列車を待ち、乗車するのみです。

大きな駅ですと出発の5分前ぐらい、小さい駅ですと2分前ぐらいに到着するようです。

意外と余裕がないので、出発間際になったら、どの車両からでも良いので乗り込みましょう。



大きな駅であれば車両番号がホームにも掲示してあるので、その場所で待っていれば、ちょうど目当ての車両がそこに止まります。

反対に小さな駅の場合は車両の胴体にしか番号が書いていないので、はっきりとした乗車位置は分からず、前方や後方などざっくり待つしかありません。



自分の車両に到着したら、続いて自分の席/寝台を探します。

各席に番号が物理的に記載されているので、それを1つずつ確認していきましょう。



ちなみにチケットには席番号だけでなく席の説明も書いてあります。

今回ですと「SIDE LOWER」。

寝台の種類は全部で5つあり、UPPER, MIDDLE, LOWER, SIDE UPPER, SIDE LOWERです。

前回の記事では以下のように解説したのですが、以下は若干誤りです。

1等は1セクションに4ベッドのみかつ扉(鍵付き)で仕切られている。

2等は1セクションに4ベッドのみだが仕切りはカーテンのみ。

3等は1セクションに6ベッドかつ仕切りなし

SL(Sleeper)は3等と同条件だが冷房なし

正しいのは以下で、

2等(2AC)までは1セクションにさらに2席ございます。

この2席がSIDE UPPERとSIDE LOWERです。

1等は1セクションに4ベッドのみかつ扉(鍵付き)で仕切られている。

2等は1セクションに4+2ベッドのみだが仕切りはカーテンのみ。(合計6ベッド)

3等は1セクションに6+2ベッドかつ仕切りなし(合計8ベッド)

SL(Sleeper)は3等と同条件だが冷房なし

以前載せたイメージ画像の通路はさんだ反対側にあります。

(画像の中の席はシンプルにUPPER, MIDDLE, LOWERが左右に2つ並んでいます。)

Mainqimg055bb92bb1a7aa3b1b125de5a_2

(画像拝借元:What is the difference between 3AC, 2AC, and 1AC in Indian Railways? - Quora Aadi Anuragさんの画像)

以下だともっと分かりやすいかもしれません。

Photo20240427195453_2

Where is my Trainのシート確認画面です。

通路をはさんでもう2席あるのが分かります。



さて、これでようやく無事に自分の席にたどり着けたら、

十中八九自分の席に知らないインド人が座っているはずなので、

チケットを見せて丁寧にどいてもらいましょう(笑)



あとは窃盗や降り過ごしなどに注意し、目的地へ向けて出発です。

Chalo!(Let's Go!)train

Img_0242_2

今回利用した2等車(2AC)のSIDE LOWER席からの眺めです。

カーテンを閉じれば、自分だけの空間confident快適です。



さて、今回は『インドの鉄道の予約&乗車方法』について解説しました!

けっこう難易度は高めかもしれませんが、「せっかくだしインドの鉄道にも乗車してみたい」という方はぜひトライしてみてください。

それでも「上手くいかなかった」という方は、ぜひ弊社の代行予約をご利用ください。

インド全国どこでも承ります。IRCTCへのアカウント登録も不要です。

heart02詳細はこちらheart02



次回はようやくラクノウの旅行記です。ラクノウは現地の方に「食の街」として有名です。

様々なラクノウグルメを堪能して来ましたので、次回もぜひお楽しみに!!

Img_0253_2




それではまた、ナマステ〜。

(ナマステは挨拶だけでなく、お礼にも使える万能ワードです。)



HIS デリー支店

2024.07
loading...
カリブブログ一覧