ハワイ島歴史
2011.08.14
現在ハワイ島のリゾートエリアとして賑わっている場所は
かつて王や王族の保養地であったり、聖なる場所でした。
今回コナの街から南へ10分ほどしたところにある
アウトリガー・ケアウホウ・ビーチホテル内にある
ヘイアウなどをご紹介します。
アウトリガー・ケアウホウ・ビーチホテルの建つ場所は、
カラカウア王時代までの王族所有の土地でした。
敷地内には古代ハワイアンの神殿(ヘイアウ)があります。
海に向って右からハパイアリイ・へイアウ(祈りの神殿)
ハバイ=持ち上げる アリイ(王)の意味で、
王様が亡くなり遺体は神殿に置かれ、
太陽が沈むと同時に魂が天に昇ると信じられていました。
またヘイアウ内に建っている小さな石柱は、
冬至・夏至などの太陽の軌道を示しています。
優れた天文学が窺われます。
その隣がケエクー・ヘイアウ(戦いの神の神殿)
一番左にマコレア・ヘイアウ
そのほかにも、リゾートの敷地内には海の恵みの
海水と山の恵みの湧水とが混ざり合う
ハワイアンの王族が親しんだ「安産の泉」と呼ばれる
小さな泉があります。
その他にも敷地内には、沢山の植物があり、
何とも心落ち着く場所として
私のお気に入りの場所です。
敷地隣のカハルウビーチの外れには
サースァーズ・テンプルとも呼ばれるクエマヌ・ヘイアウ
いい波が来ることを願うサーファー もいます。
このような聖地を訪れる際は、
アロハの心を持って訪れたいものです。
78-6740 Alii Dr. Kaulua Kona
322-3441
kona 支店 ばびこ