新年明けましておめでとうございます。
2011年も宜しくお願い致します。
改めまして、です。こんにんちは。
今回は、香港で学んだ教訓をひとつ。
数ヶ月前のことです。
休日に街をぶらぶらして、
肩こり・腰痛がひどいはマッサージ屋さんに行こうとしました。
尖沙咀のいつものマッサージ屋に行くつもりでしたが、
その日はなぜか違うところに行ってみようと思い、
てくてくと階段を上がり、いつも違うところに入店しました。
それが失敗でした。。。。
というのも、
入店した瞬間、入口のドアが乱暴に開けられ、
警察官が2人入ってきました。
それから、私に向かって一言。
「お前、店の外に出ろ!」
当然ですが、頭の中は「」マークでいっぱいです。
言われるがままに店の外に出た。
そこから警察官の質問攻撃が始まります。
「お前、なんでこのビルに来た?」
「お前、いつからこのビルにいる?」
「お前、なんでこの店に入った?」
「お前、何人だ?」
「お前、何の仕事してる?」
「身分証明書をみせろ」
etc。
殆どの質問は即答で答えることができたのですが、
ただ1つ、意味不明な質問が。。。。
「お前、なんで屋上から降りてきた?」
というのがありました。
当然、意味が分からず、
「屋上なんて行ってません。どういうことですか?」
と答えたのですが、疑惑は晴れず。
そこから、「行っただろ?」「行ってない」の押し問答スタート。
そこでもめげずに話し続けること10分。
ようやく分かりました。
その頃、香港で紙面を賑わせていた
“ビルの上から硫酸を撒く”という陰湿な事件があったのですが、
その犯人に間違われたようです
どうやら通報が入ったそうです。
「怪しい人がビルに入っていった」と。
で、がっつり職務質問されました。
後ろめたいことはなにもないので、特に慌てることはありませんでしたが、
身分証明書(香港IDカード)の確認は時間をかけて行っておりました。
もし、持ってなかったら、結構面倒臭かったかもしれません。
外国人だし、元々疑われているし。
最悪、警察署連行~ みたいなこともあったかもしれません。
ということで、教訓。
身分証明書は常に携行しよう
特に、海外旅行の時、
パスポートをホテルの金庫にしまっている人がいますが、
海外において外国籍の人は、
自らの身分を証明するものを持たなければなりません。
なにかあった時、身分証明書があるのとないのでは大きく変わることがあります。
海外における日本人(旅行者)の身分証明書はパスポートだけです。
その国の言語が堪能であればもしかしたら、
ホテルに置いておいても説明できるかもしれません。
しかしながら、
貴方は中国語話せますか?タイ語話せますか?ロシア語話せますか?
英語を分かってくれるポリスメンであればよいのですが、
分からなければ連行~ ってなってしまいます。
自分で自分の身を守る、非常に重要なことなので忘れないようにしましょう。
もうひとつ、何かあった時の為に、
パスポートのコピーを取ることと、旅行先の大使館・領事館の連絡先を控えることをお勧めします。
以上、長文駄文の教訓でした。
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投稿: あんこちゃん -2011年1月 6日 (木) 03時29分
■必帯してます。
一昨年前に香港を訪れた時の話ですが、旅行前に階段を踏み外して鼻から上が紫色になってしまいました。銀行に両替に入った時、一瞬ぎょっとしてバスポートの提示をするように言われました。持ってて良かったぁと実感しました。まぁ旅行前に怪我をした私も悪いんですけどね。 -
投稿: his-hongkong -2011年1月 6日 (木) 04時17分
■Re:必帯してます。
>あんこちゃんさん実際になにかないと身分証明書の必要性というのは分からないものですよね。旅行中、自分はこの国では何者でもないんだなぁってよく思います。