
Hola!!
HIS リマ支店の佐藤です

今日はリマ市民の足であるミクロと呼ばれる民間バスについてご案内します

ペルーでは2011年にモノレールが開通したばかりですが、電車はなく
モノレールも路線が少ないのでその恩恵を受けられているのは一部の地域住民だけです
また、遅延が電車が来るのは30分に1本なんて時間帯も

この前、ご紹介したメトロポリターノはすごく便利ですがこちらも路線は1つのみ

では、ペルーの人たちは何を使って通勤通学をしているかというと
それは民間のバスです

街のそこかしこにバス停があり、バスを使えばリマ市内どこへだって行けます

ただ、このバスがなかなか厄介なのです

私も家からリマ支店までバスで通勤しているのですがペルーで利用されているバスは
日本、韓国、アメリカなどから輸入された中古バスなので
ひまわり幼稚園なんて書かれた日本語が書かれたバスをみることもしばしば…
ほとんどが日本では絶対に車検が通らないであろうボロボロのバスです

また、大通りではなく住宅街を走るバスにはミニバンが使われていることが多いです
こちらはミニバンをバスとして使っているため立っているのが女性の私でも辛いですが
リマの人たちには普通のことのようで大柄の男性でも背中を曲げて乗っています!!
今朝、乗ったバスは床の一部が抜けていましたが、ペルーに来て1年3ヶ月が経過した私はもうそんなことでは驚かないのです

バスの走行ルートは決まっているのですが、渋滞がひどいと勝手にルートを変えたり
車両が故障して途中で降ろされたりともう日本ではありえないことばかりなのですが
それでも毎日バスに乗り続けるのはやはりその安さからです
私の家から会社まではバスで50分ですが、それでも運賃は60円です

バスの運賃の目安は車で10分の距離なら20円、1時間なら40円から60円
1時間半のって遠くまで行っても80円です
日本では考えられない料金ですね

そんなこともあってリマ市民は徒歩5分の距離でもバスに乗ったりします

観光客のみなさまがこのバスに乗ることはかなり難易度が高いですが、
機会があればペルー人の生活に触れてみてください
