マニラでの主な交通機関は
高架鉄道・ジプニー・タクシー・バス・トライシクル・カレッサ・
ドライバー付レンタカーなどになります。
地下鉄なんかはないです。東京に行ったら驚くでしょうね。
フィリピンらしいと言えばまず
ジプニー
もともと米軍が使っていたジープを乗合バスに
改造したもの。
なんといっても派手な塗装と改造マフラー!!
(ただの整備不良か?!)
運転手によっては大音量で音楽を掛けながら走り回ります。
24時間運行で基本7ペソ。(約14円)
学生は6ペソ。(約12円)
フロントガラスの行き先を見て乗りたい時に乗り、
運賃は隣の人に渡せばどんどん回してドライバーに。
運転手の近くに座ったら「バヤッド!!(勘定)」でOK。
降りたい時は「パーラ!!(停めて・降ります)」で
どこでもOK。
見えますか?TOYOTAのプレートに
ベンツのエンブレム。
おまけにSEXYマーク!!何がSEXY??
トライシクル
オートバイにサイドカーを付けた3輪マシン。
ちなみに自転車+サイドカーはペディキャブ
またはサイドカー。
サイドカーと後部座席で2人ずつ位しかのれないはずが
ギネスにでもチャレンジしているかのように乗っている
人々も良く目にします。
料金は交渉制。最低6ペソ(約12円)から。
写真はまだシンプルできれいな方・・・。
カレッサ
馬車です。価格は交渉制。
観光用なので移動手段としては不向き。
過剰な請求も多いようなので見るだけにしときましょうか。
チャイナタウンやキアポに多いです。
見るだけなら楽しいですが、皆様には不都合も多い為、
車をお持ちの方やドライバー付レンタカー以外では、
やはりタクシーがもっとも利用頻度は多いと思います。
このタクシーですが、このたび値上げが発表となりました。
(マニラ首都圏及びセブ州)
初乗り30ペソ(約60円) → 40ペソ(約80円)
加算運賃が2.5ペソ(約5円) → 3.5ペソ(約7円)
この新しい運賃適用の為には新メーターの設置が必要で
陸運局発表でナンバープレートの末尾番号ごと期間が指示され
随時変更中です。(末尾1と6が1/14~2/14で始まってます。)
さて、このタクシーですが私も良く利用するのでさまざまな物語があります。
「渋滞してるからメータープラス50ペソな!!」とか
「雨降ってきたからメータープラス50ペソな!!」とか
「メーター使わないでたったの200ペソだけでいいよ!!」とか
(普通100もしません。)
「ボス!!ハッピーニューイヤー!」(直訳するとチップ頼むよ!!)とか
腹へってごはん食べるから乗車拒否とか、行き先が希望の方角でないから
乗車拒否とか・・
先日こんなことがありました。
タクシーに乗って目的地へ。乗車時にメーターがついていたので
世間話をしながら到着。 支払いをしようとメーターを見ると・・・
「30ペソ」????
私「運転手さん30ペソってなってるけど???」
運「あれっ壊れてるのかな?」
私「たぶんね。ハハハ、結構走ったし30はないもんね?いくらですか?」
運「ハハハ。30ペソです。壊れちゃったかな?ハハハ。」
私「えっ?!ほんと?!」
運「30ペソです。メーターが30ペソですから。
壊れてたとしても私の方ですし。ハハ」
私「いや悪いから払いますよ幾らですか?」
運「いやいやだから30ペソですよだんな。
メーターが30なんだから。ハハハ。」
結局私は、普段使っている区間で相場もわかるので感謝と
共にいつもの額+ちょっとを支払い、
運転手さんは申し訳ない。ありがとうございます。と
遠慮がちに受け取りました。
フィリピンは怖い。フィリピンは危ないでなく、そういう人もいるだけ。
日本も同様。
文化の違いや歴史背景などがあっても、きっともっとうまくやっていけるはず。
その為には強者は正義でなくてはいけない。