はいさ~い
沖縄デスク長です。
本日は昨日発表されたニュースより、皆様へお伝えしたいと思います。
《沖縄伝統芸能「組踊」ユネスコ無形文化遺産登録》
平成22年11月16日、
無形文化遺産保護条約第5回政府間委員会
(ケニア共和国首都ナイロビで開催)
において、日本から提案された重要無形文化財である
国の伝統芸能「組踊」が、ユネスコ無形文化遺産保護条約に基づく
「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」
に掲載されることに決定しました。
【くみおどり】 組踊とは!?
歌三線(音楽)、唱え(せりふ)、踊り(舞踊)で構成された歌舞劇です。
玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)により創始され、
1719年、琉球王府時代、中国からの使者を歓迎する宴での席で
初めて上演されました。
玉城朝薫は能・歌舞伎・狂言などにも精通していたため、
それらを参考にし沖縄の史実や故事・説話を基にして、
伝統的な沖縄の言葉、舞踊、琉歌と三味線音楽をとり入れ
組踊を生み出しました。
1972年沖縄本土復帰にともない国指定重要無形文化財に指定されました。
この組踊は、「国立劇場おきなわ」で見る事が出来ますが、
(所在地:沖縄県浦添市勢理客4-14-1)
定期公演等ではない為、現在は12/5と2/24公演しか発表になっておりません。
ただ、無形文化遺産に登録された事を機に今後公演も増えてくるかと思います。
