こんにちは
青島にもとうとう冬が訪れました。
おとといの朝雪まじりの小雨がちらほら降りましたよ。
ぶ~~~ さむ~かったですけど、
なんだか雪が降るのって楽しみですよね。
ところで、ここ2、3日、
たまにネット上で日本昔話を読んでいるうちに、
青島の素敵な言い伝えを思い出しました。
「石老人」伝説です。
青島には石老人国家観光リゾートという名前の
大型総合リゾート地があります。
「石老人」と言う名前は、
そのリゾート地の海岸から沖を眺めると見える、
あごを両手で支えている老人のようなの姿をしている岩にちなんだものです。
その岩は海岸から100メートル離れた海の中にあり、
石老人には、美しく悲しき伝説があります。
むかしむかし、後山の山麓に一人のおじいさん漁師が
娘の牡丹と一緒に暮らしていた。
ある日、娘の牡丹が病気の父親の替わりに、漁に出た。
ところが、出かけ中の龍王にばったり会ってしまった。
牡丹の美しさに惚れ込んだ龍王は
無理やり牡丹を龍宮にさらっていった。
愛しき娘を失ってしまったおじいさん漁師は、
髪の毛が白くなって、猫背になるまで、
来る日も来る日も海辺で娘の帰りを待ち続けていた。
卑怯者の龍王が
おじいさん漁師が海辺で物思いに耽っているすきをついて、
方術をかけ、彼を石に変えてしまったのだ。
おじいさん漁師は今でも朝日を迎え、夕日を送り、
石の姿のままで、娘の帰りを待ち続けているのだ。
こんな話って泣けちゃいますよね~~~
いつか娘に合えばいいですが~~~
これだけでも感動するものですが、
石老人国家観光リゾート地の魅力は
まだまだこんなもんじゃありません。
石老人国家観光リゾート地は
1992年中国国務院の許可のもと造られたもので、
青島市東部に位置しています。
三面は山に囲まれ、一面は海に面しているから、
山、海、島、林、花といった自然資源に恵まれている一方、
人文資源も非常に豊富です。
人気の高いものといえば、
青島国際ビール城
年に一度の国際ビール祭りがこのビール城で行われ、
毎年大盛況です。
ヘリコプター空港
ヘリに乗って、空から青島の「海沿いの美しい景色と、
オレンジ色の瓦屋根で統一された建物」などを見てみよう
石老人海水浴場
石老人伝説の舞台となったところ、
青島市最大規模の海水浴場のひとつです。
青島国際ゴルフ場
この前の「ゴルフ場in青島で
最初に紹介した青島唯一の都市ゴルフ場です。
海洋遊楽城
中国国内最大海洋遊園地の一つとして、
水・陸両方をわたる30個以上のコンテンツがあります。’
高新技術工業園
園内のハイアール(Haier)、HP(恵普)、扶桑化学工業、
コカコーラ等大手国際企業を見学することができます。
イルカショー館
ここではイルカショーを楽しめるほかに、
あざらし、孔雀、熱帯魚などを見ることもできます。
などがあげられます。
もちろん、域内には200軒あまりの中華料理屋、
高級ホテル、ご当地グルメやお土産店なども勢ぞろいです。
交通面でも、空港から12キロ、汽車駅から11キロ、港口から8キロ
と
きわめて便利です。
こう書いているうちに、
ああ~~、行きたいな~~と思っている私
あっっ、忘れてしまった、
まだ域内には石老人観光園というすばらいい所があります~~
しかたない、それはまた今度のお楽しみということにしましょうか
みなさんはどうですか、
いきたいな~~ と思うようになりましたか。