皆さん、まず質問です。![]()
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテをご存知でしょうか?
薄めの文庫本「若きウェルテルの悩み」を読んだ方、いらっしゃいませんか?
これこそ彼の作品です。![]()
1749年8月28日フランクフルト生まれ。
小説家、詩人、政治家、哲学者、劇作家など様々な肩書きのある偉人です。
で、今回紹介するフランクフルト土産!!
フランクフルトの街中心にあるゲーテ博物館で見つけました。
名づけて
イチョウバック!! (11ユーロ)
麻素材でできたカバンなのでぬれても、たたんでも大丈夫。![]()
A4サイズも入るかなり大きめのバックです。
でも、なぜイチョウ???ということで少々豆知識。
17世紀、日本に勤務していたドイツ人医師によって
ヨーロッパに伝えられたイチョウ。
ドイツ語で「GINKGO(ギンゴ)」。
銀杏とちょっと発音が似てますよね。
あっという間に広がって各国の公園や、認知症の薬としても用いられたようです。
さてさて、東洋への憧れも持っていたゲーテ。
ある時、イチョウの葉を添えて恋人に詩を贈りました。![]()
“東洋からはるばると わたしの庭にうつされたこのいちょうの葉は
賢い者のこころをよろこばせる ふかい意味を持っているようです。
これはもともと1枚の葉が 二つに分かれたのでしょうか?
それとも二枚の葉がたがいに相手をみつけて
ひとつになったのでしょうか?
このようなことを思っているうちに
わたしはこの葉のほんとうの意味が分かったと思いました。
あなたはわたしの歌をきくたびにお感じになりませんか、
わたしが一枚でありながら あなたと結ばれた二ひらの葉であることを”
(出典 手塚富蔵訳 世界詩集1「ゲーテ詩集」角川書店)
なんてロマンチック!!
こんなラブレターをもらったら、もー感動ですよね!!![]()
ゲーテがこよなく愛したイチョウは博物館のシンボル、というわけです。
バックの他にもピンバッチや絵葉書、しおりなど
イチョウグッズは
いろいろあります。
日曜日や祝祭日はお店がぱったり閉まってしまうドイツ。
せっかく街中まで来たのに何も買えない。。。
という悩みがあります。
でも博物館なら安心です、
日曜日も10時から17時半までオープンしています。
これもGOOD POINT。![]()
ケーテ生家や博物館をを見た後はもちろん、
お土産だけを買いに立ち寄ってもOK。
(土曜日にお土産だけ購入に成功しました。。。)
疲れたら隣のカフェでちょっと一服、というのもおつなものです。
いつも心配をかけているご家族へ日頃の感謝のしるしに。
はたまた、将来有望なお子様へ期待を込めて。
いやいや、ケンカした奥様、彼女に手書きの詩を添えて。![]()
お土産として、またちょっと洒落た贈り物になると思うのですが、
いかがでしょうか?
ゲーテハウスとゲーテ博物館 (Goethehaus und Goethe Museum) へのアクセス
Großer Hirschgraben 23-25,D-60311 Frankfurt am Main
最寄駅 ハウプトヴァッフェ(Hauptwache)から徒歩10分ほどです。
(ありよ)


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