人と犬が一緒にゆったりと暮らすドイツ。
犬と共にドイツ生活を送っている日本人も多くいます。
我が家もミニチュアダックスとドイツにやってきましたが、
日本とドイツの違いに驚くことも多く、
そんなささやかな情報を、お届けしたいと思います。
今回は動物病院編です。
我が家の愛犬は日本では病気知らず。
ワクチンや狂犬病以外で病院にお世話になったことはないのに、
ドイツに到着して、1週間もたたずに、結膜炎らしき症状が…
日本語が通じる動物病院もあるにはありますが、
Darmstadtのため我が家からは遠く、
知人に英語が通じる動物病院を紹介してもらい、行くことに…。
営業時間が日本と違いますね~。Tierarztが「獣医」という意味です。
Praxisは「実用」などの意味なので、研究者ではなく診察をしてくれる獣医さんってトコロでしょうか。
おそるおそる入ると、まずは「受付」がないことにびっくりです
どうすればと思いつつ座って待っていると、
看護師さんが順番に呼んでいきます。
2~3人新たなお客さんがたまると、
看護師さんより「今日はどうしたの?」的な会話が始まります。
初診の場合は、犬のことや住所などを紙に書きます。
(当然のようにドイツ語オンリーでした)
この反対側に椅子が並んでいます。
ヒトの病院の場合、救急車を呼ぶような場合以外は予約が必要ですが、
動物病院の場合は、予約してない人も多くいます。
(もちろん私もしていません)
順番は看護師さんもきっちり覚えているわけではないので、
お互いに「あの人よりは先」という感じで待ちます。
1時間以上待っての診察となりました。
診察でも日本との違いが…。
まずは病名を言いません。
薬をくれたりと対処法だけ教えてくれるという感じです。
(ヒトの場合も病名を言わないらしいです)
また支払いも、(受付がないので)診察室でそのまま獣医さんに渡します。
我が家の場合、初診で目薬をもらい、
その後経過観察のため2度ほど通ったのですが、
診察だけの場合、料金はかかりませんでした。
診察代だけというのがないのか…?
結局3度の通院でかかった費用は初診(薬代?)の35€だけでした。
無事3度目の診察で、「もう大丈夫」と太鼓判を押され、愛犬も無事ドイツ生活へ突入しました
JU-GO