犬がのびのびと暮らすドイツ
そんなドイツに犬と共に入国するためにはいくつかの関門が…。
我が家もどうにかその関門をクリアし、2010年6月ドイツに来ました。
今回はその時の体験を、ということで、日本出国準備編です。
なにはともあれ、動物検疫所のホームページを確認です。
http://www.maff.go.jp/aqs/index.html
ペットの輸出入に関する項目を何度見たことか。
日本を出国する条件と、ドイツに入国する条件を満たす必要があります。
日本出国の条件は、出国7日前までに動物検疫所に事前連絡をして、
輸出検査申請書を提出すること。
輸出検疫証明書を発行してもらうためです。
ドイツ入国の条件は、ドイツ大使館のホームページを確認です。
http://www.tokyo.diplo.de/Vertretung/tokyo/ja/Startseite.html
条件は
①日本発行の輸出検疫証明書
②EU書式で獣医記載の検疫証明書(大使館HPでダウンロードができます)
③マイクロチップの埋め込み
これだけでは、わかったようなわからないようなという感じで、
実際、どうするのかというと、②を詳しく読むしかなく、
ドイツに直接入国する場合は、狂犬病の予防接種のみだとわかります。
まずはマイクロチップの埋め込みをしようと思い、近所の獣医さんへ。
マイクロチップは海外でも読み取りができるものでなくてはいけないので、
ISO-11784か ISO-11785の規格のものと決められています。
獣医さんにその旨を伝え、いざマイクロチップ装着です。
直径2mm全長訳12mmなので、針をみると、けっこう大きい。
大丈夫かなと思いましたが、愛犬は泣きもせずケロリとしていました。
あとは狂犬病の予防接種を受けて、獣医さんに書類を記入してもらえれば、
犬に対してはOKです。
ドイツ入国だけで言えば、狂犬病の抗体検査のための血液検査は不要です。
と思って我が家もしなかったのですが、
時間があればしておくことをオススメします。
日本帰国時には、血液検査と採血日から180日の待機期間が必要になります。
血液検査の有効期間は2年あるので、
2年以内の滞在であればもちろんですが、
急な帰国の時を考えると、日本で済ませておくと、後々楽です。
それと、航空会社との手続きです
どの航空会社でも、チケット予約の際、犬連れであることを申し出て、
許可をもらう必要があります。
犬の分の料金は、超過荷物扱いで、搭乗手続き後に支払いとなります。
航空会社によって、小型犬は機内持ち込みが可能になります。
ちなみに我が家が乗ったルフトハンザは機内持ち込みが可能です。
我が家は、人がいないほうが落ち着けると判断し、預けることにしました。
預けた場合、目的地空港での引き渡し方法を確認したところ、
通常の預け荷物とは別に係員が、ターンテーブル付近に持ってくるとのことでした。
でも実際は・・・
次回日本出国編にて。
JU-GO