前回のブログでは、ワルザザードからアイト・ベン・ハッドュ、
ザゴラをご紹介しました。
今回は砂漠地帯だった、ザゴラからマラケシュに向かって出発です!
ザゴラからマラケシュに向かうには、アトラス山脈を越えなくては行けません。
この、アトラス山脈はモロッコからチュニジアまで伸びており、
モロッコでは標高3000mを越えるそうです。
山の一部には雪を見ることもできます。
移動中は、羊の群れを見かけることもあります。
途中、ティシカ岬の休憩場に寄ります。休憩場には、アルガン・オイルの製造所がございますので、ぜひ足を運んで見てください。
製造の過程を見ることもできますし、お土産としてアルガン・オイルのコスメティックを買うこともできます。美容に詳しい方はご存知かと思いますが、アルガン・オイルはスキンケア、アンチエイジング、痛んだ髪の毛、しかもリューマチにも効果があるそうです。
アルガンの実はモロッコにのみ生息しており、面白いことにヤギがアルガンの木に登って、その実の殻だけを食べるそうです。残った実の部分をモロッコの女性達が集めて、実をローストしたりと一つ一つ丁寧に加工し、以下の伝統的な搾油機(?)を手動で回してオイルが出てきます。100%オーガニックのコスメティックです。
この休憩場を過ぎると、これまでの景色とは全く違った風景が見られます。
乾燥していてあまり緑がなかったのが、段々と緑になってきて、
土も赤色になってきているのに気づきます。
このコントラストがとても綺麗です。
マラケシュに到着すると、これまでよりも町に活気が出ているのがすぐに分かります。マラケシュのメディナ(旧市街)を散策してみましょう。
入り組んだ細い道で迷路のようです。
簡単に迷子になってしまいますので、お気をつけて!
かわいいランプやバブーシュ(モロッコの伝統的な履物)などの雑貨が
あちらこちらにあります。
料金はお店の人との交渉なので良いお買い物ができるよう、事前に払いたい料金を考えておくのもいいでしょう。想定外の料金をお店の人に言われた場合には、ねばるか次のお店に行ってしまいましょう。
マラケシュ市内にある、アリー・ブン・ユースフ・マドラサはイスラームの神学校で14世紀に建設されたと言われています。現在見られるものは当時とほとんど変わっていないそうで、とっても細かいディテールが天井や壁の隅々まで見受けられます。
ジャマエルフナ広場は現地の方も観光客の方もいっぱいで、活気で溢れています。フレッシュ・オレンジジュースは4ディナール(約1ユーロ)で本当に安くて、オレンジの味がギュッと詰まって美味しいです!
この広場には、蛇使い、さる使い(?)等、大道芸人がいっぱいいます。
写真を撮ろうとすると、お金を求められますので、
支払いたくない方は眺めるだけにしましょう。
日が暮れて、夜になっても町中には人で溢れています。
広場の近くには、屋上のテラス付きのレストランもございますので、
夜景を見ながらタジン鍋を食すのもいいですね♪
さて、マラケシュを観光しましたら、
また3時間のフライトであっという間にフランクフルトに到着です。
個人では訪れにくい所も、ガイド付きツアーなら安心で簡単に回れてしまいます!
ヨーロッパからは短時間で行けてしまいますし、
ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか?!
ご質問等ございましたら、お気軽にHISフランクフルト支店まで!
お問い合わせをお待ちしております。
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