皆様、こんにちは ダイナマイコです。
今回は昔ながらの飲茶レストランをご紹介します。
現代の飲茶レストランは、そのほとんどに点心のメニュー表があり、
好きな点心を選んでオーダーできます。
しかし、昔は、メニュー表などありませんでした。
点心はすべて、店員さんがワゴンで運びます。
今運んでいる、できたての点心の名前を大声で叫びながらレストラン内を巡り、その点心を欲しい方は店員さんを呼び止めるという形です。
ですので、点心が来るまでひたすら待ちます。
腹が減ってても待ちます。
これは、運も関係してきます。
運が悪ければ、残念ながら目当ての点心が食べられない場合もあります。
そんな昔ながらのレストラン、油麻地(Yau Ma Tei)にある、創業50年以上の得如酒樓へ行ってみました。
席について、茶でも一杯やって一息つこうと思ったところに、
早速点心ワゴンが
えびの腸粉(えびをライスペーパーで包み蒸した物)が来ました。
私の好きな点心の一つです。
でも、たった今座ったばかりだし、また来るだろうと安易な考えを持ち、スルーしてしまった…
後に後悔することになろうとは…
そして、待てども待てども点心ワゴンは来ず…
周りを見てみると、みなさん、新聞を読んだりして、ゆーっくり構えてる。
あー、みなさん、慣れてるな~。
私もマネして悠長に構えてみる。
しかし、空腹には勝てず、頭は点心のことでいっぱい
次、何が来ても取ってやる!
と、意気込んでいた矢先、
来ました~
と、思ったら、点心ワゴンに群がる人ぉ~
あーやべー早く取らなきゃ!
戦闘体勢、丸出しです
そして勝ち取った点心たちです
まずはチマキ
ふんわり炊いたもち米のなかに、鶏肉やチャーシューといった肉類が。
肉汁がジュワ~ともち米に染み込み、素晴らしいハーモニーを奏でておりました。
待ちに待った第1食目だったので、おいしさ倍増です
次は、豚のレバーとシュウマイです
レバーは火が通り過ぎていて固かったです。
レバー好きの私にとっては残念でした。
シュウマイはお肉プルルンでした。
次は、牛肉ボールです
牛肉のミンチと、セロリなどの野菜を混ぜてボール状にして蒸した物です。
これも火加減絶妙で、おいしかったです。
シュウマイはフツーでした。
えび餃子は、えびとたけのこのコラボレーションで、歯ざわりが良く、とてもおいしかったです
ドローカルな雰囲気に神経がいっていたため、味にはあまり期待はしていなかったのですが、
どれもこれも結構おいしかったです
明細書です。
ドローカルな店なため、サービスの「サ」の字も存在いたしません。
ですので、もちろんサービス料もございません。
怖くて行けなかったお手洗いです。
レポできず、すみません。
レストランの入り口にあるお菓子屋さんです。
写真を撮ったら、おばちゃんに、めっさ怒られました
香港では写真を取ることをあまりよく思わないお店が結構ありますので、お気をつけください
今回のような飲茶は私にとって初めてな経験で、とっても新鮮でした
香港に4年おりますが、恥ずかしながら初めて昔の飲茶の姿を知りました
店員さんは、皆、広東語オンリーで難易度高めですが、(もしかしたら北京語いけるかもしれませんが)、
興味のある方、どうぞ行ってみてください。
スローな香港を垣間見れることと思います
あっ、最初にきた、えびの腸粉…
店に2時間くらいはいたのですが、こちらは2度とお目にかかれず…
昔ながらの飲茶は、決断力が必要なんだと、身をもって知りました
以上、現場からダイナマイコがお伝えしました
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投稿: リメディアル・アロマセラピストYUKA -2010年10月 2日 (土) 14時05分
■戦闘体勢
お店の名前は忘れてしまいましたが、私も以前香港に訪れたとき、このような昔ながらの飲茶のお店に行った事があります。有名なお店だったと思います。食べたい皿を勝ち取る為、常に戦闘体勢でした笑それもまた、飲茶の醍醐味ですね。 -
投稿: あんこちゃん -2010年10月 2日 (土) 17時00分
■昔ながらの飲茶大好きです
昔ながらの飲茶屋さんって本当にほっとかれるんですよね。私も自分の席を確保し 大好きな海老の腸粉、スペアリブ、カスタードの蒸しパンを GETし ポーレイ茶を飲みながら まったりした思い出があります。次回は蒸し餃子やお饅頭にTRYしたいのでもう少し 広東語頑張らなくちゃ!! (^-^)v