観光
2008.05.20
一般に、マカオと言えば、世界遺産やカジノ。ですが、
マシーン関係に精通している方なら、まず第一に『マカオグランプリ』が思い浮かぶのではないでしょうか?
そんなマカオグランプリの全てが凝縮した博物館がここ。
その名も
グランプリ博物館
毎年11月に行われるマカオグランプリをご覧になる方には、予習するのに最適な博物館
そして、マシーンオタクにはウハウハな博物館
さらに、ド素人でも、その魅力にハマってしまう、結構見所アリの博物館なのです
まず入り口を入りますと、マカオグランプリ、過去のF3優勝者の一覧が記載されてます。
2001年、あの『佐藤琢磨』さんの名も。
マカオグランプリの歴史を振り返ります。
昔はこんな車でレースをしていたのか、としみじみ。
保存状態もすばらしく良好です。
更に、車の技術は進んで行く。
『こちらもどうぞ』とばかりに、レースクイーンの方向に目をやると、
バイクの展示も。
マカオグランプリは、F3だけじゃないんだぞ、と、マカオグランプリの奥深い面白さを伝えてくれます。
マカオグランプリのコース解説も丁寧。
グランプリ前に一度足を運んでおくと、いい予習になりそうです。
グランプリ専用のゲーム機で、マカオグランプリを疑似体験
(人気で順番待ち中)
マカオグランプリがどんなものか、よいお勉強になります。
更に足を進めると、ここからは、レーサーの歴史が…
日本人ならずとも、世界の誰もが知ってると言っても過言ではない、あのブラジルの名レーサー
アイルトン・セナ
のブースもあります。
彼もマカオの地を走ったのかとビデオに釘付け。
忘れていた記憶が蘇ります。
常にポールポジションを走っていたセナ。
そして、94年のサンマリノGPの決勝日、5月1日、あの大事故で亡くなるシーンから、ブラジルでの葬儀まで、彼のレーシング人生が映し出されます。
彼のスーツとヘルメットを見ていると、まるで近くにいる様な。
何だか切なく悲しい気持ちになります。
そんな彼を慕うファンは依然として多い様。
英雄はいつまでも英雄なのですね。
足を進めると、F3の車体が並んでいます。
お!これはどこかで見たような?
そうでした。2001年の優勝者、佐藤琢磨氏のレーシングカー。
さらに足を進めると、2006年にF1を引退したあの名選手
ミハエル・シューマッハのブース。
チャンピオン獲得回数7回など、F1界の様々な記録を更新し続けてきた『最強ドライバー』のシューマッハ。
そんな彼も、マカオの地を踏んでからF1界に乗り出していったのです。
若かりし頃のシューマッハにも会えますよ。
マカオグランプリの歴史、そして名レーサの歴史が凝縮のグランプリ博物館。
オタクでなくとも楽しめる、魅力的な博物館でありました。
マカオグランプリ博物館
住所: Rua Luis Gonzaga Gomes, 431, basement (Tourism Activities Centre-CAT).
開館: 10:00-18:00(休館:火曜日)
料金: 10歳以下と60歳以上は無料。11歳から18歳/5パタカ、大人10パタカ
隣接のワイン博物館のセット入場券は20パタカ
Tel: (853) 8798 4108
Fax: (853) 2870 6076