マカオの世界遺産シリーズ、まだまだ続きます!
今回は、

盧家屋敷
そのまま、盧さん家です!

19世紀後半から莫大な富を得た、中国広東省の貿易商盧華紹が建てたお屋敷です。

1889年に建てられ、盧華紹本人と、その長男・盧廉若が実際に住んでおりました。

盧親子の、ずんぐりむっくり感が、何とも親近感がわきます。

さて置き、そんな大富豪の作ったお屋敷は、当時としては素晴らしいもので、
中庭のある灰色のレンガ造りの2階建ての様式は中国式ながら、
様式や建築技術は西洋のものを取り入れている、という
まさに東洋と西洋の融合した芸術性の高い建物という事で世界遺産に登録された訳です。

このような、透かし彫りや、

模様などは中国を意識したものであり、

すばらしいの一言!


西洋を意識したと言われる、

ステンドグラスは美しく、

吹き抜けになった天井から降り注ぐ太陽光に反射して、
美しい光を放っています。

個人の家でこの様な芸術的なデザインを取り入れるとは!
真の大富豪であったのだと納得せざるを得ない感じ!!

この大富豪、ただの金持ちではなく、マカオで財を成した後は、
慈善事業家となり、学校や病院に多額の寄付をし多くの公益事業をしたそうです。

芸術性の高さだけではなく、その人柄も合わさっての文化遺産登録なのでは…
歴史を振り返ると、なんだかそんな気がしてきてなりません。

盧家屋敷
OPEN:週末・祝日(澳門)09:00-19:00

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    2025.05
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