イベント 2013.07.29

世界で最も過酷な山岳マラソンと言われる 【SWISSALPINE】ことダボスマラソン。

毎年、7月の最終土曜日に開催され世界中から約5000名のランナーが集まります。友人が挑戦することもあり、自転車で応援に参加しました。


ベルニナ特急と同じ電車の自転車専用車両。


スイスは、サイクリング天国です。


ダボスマラソンのコースは、8種類あります。
K78 最も過酷な78kmコース
あとは、距離に応じて、K42、K30、K21、K10、C42、WALK21、WALK10。


スタート地点のダボスは標高1538m
途中の通過点では、3044mとか2632mと登山で登るような高さの山を駆け巡ります。このアップダウンは箱根どころではありません。
中には、道なき道や、トレッキングコースというような道も。


もちろん、絶景ポイントがたくさんあります。


この橋も絶景で、かなり怖いです。


野花の咲くのどかな道もあれば、山道もあります。


写真はないですが、道なき道も。。。
そしてうれしいのは、給水ポイントとチェックポイント。


沿道ではみんな暖かく応援してくれています。


のどかな山道や峠を超えるルートや(自転車ルートのためK78のコースとは一部異なります)



こちらは折り返しの町ベルギュン。


家族で走る光景もよく見かけました。
「ひとりじゃない。家族の応援があるから頑張れる!」


ダボスの町にもどりゴール地点へ


大勢の観客に暖かく迎え入れられます。


ついに、HISランナー本谷さんが戻ってきました。


ついに K78 コースのゴールイン!13時間で完走です。
この時、何とも言えない感動の嵐が。。。
山岳コースの過酷なレースでは、自然との戦いで、いかに人間がちっぽけな存在かを思い知った。途中、申し込んだことを何度も後悔した。
でも走っているときに多くの方に励まされた。
山道で転倒し両側の肋骨を骨折したのではというほどの激痛に襲われ、自然と涙が出てきたときに、ランナーのおばあさんから、「涙を流す位ならその分汗を流しなさい。あなたまだ行けるわよ!」
と背中を押され、その一言に励まされ、また一歩踏み出せた。
このマラソンは自然との戦いとともに自分との戦いでした。


完走後、フィニッシャーTシャツとメダルを受け取ります。


そして勝利の祝杯!
本谷さんの初マラソン挑戦は、今年の4月のチューリッヒマラソンでした。そして見事完走。それから3ヶ月後のダボスマラソン。
大きな勇気をもらいました。

ゴール手前の沿道で約3時間拍手とともにエールを送りましたが、
おじいさん、おばあさんの参加者の多さに驚きました。
鉄人ルーテーズや神様カールゴッチが沢山いて皆さん完走しています。
この方々の前では、年だから出来ないなんて言ったら怒られます。
自分の限界に挑戦し、自分の壁を打ち破ること。

来年、短いコースからチャレンジしたいと思います。
感動をありがとう!

チューリッヒ支店 矢内


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