ドイツでお土産を探す場合、ベストシーズンはクリスマスとイースターだと私は思います。
売られているお菓子も、○○バージョンに早代わりするのがこの時期。
クリスマスシーズンであれば、クリスマス市に出かけてみてください。
ドイツらしい木のオーナメントなど掘り出し物がたくさん見つかります。
(お土産探しを名目に、熱燗ワイン片手に赤ら顔のおじさんたちと仲良くなるのもよし。)
イースターの時期であれば、たまごやウサギ、ひよこなどをモチーフにした
かわいいグッズがたくさん登場します。
かわいいかどうかは主観的な問題ですが、私は少なくとも
「ださかわいい」という評価を下しています。
でも、必ずしもそのようなシーズンにぶつかるわけではないので、
私はよくドラッグストアなどでドイツくさ~い(?)ハンドクリームなどを
まとめ買いしてプレゼントしたりします。
日本に売っているメーカーのものでも、限定品が出ていたりミニサイズが
登場したりと意外に面白いものが見つかったりして、ちょっと得した気分になれます。
消耗品はもらう側にとってもいくつあっても困ることはないはず。
自分の分も物色しましょう。
おススメは自然大国ドイツのBIO(バイオ)コスメ。
植物療法の先進国であるドイツでは、コスメに限らず数多くのBIO製品があり、
単なる流行としてではなく、植物由来のものは利くものとして定評を得ています。
コスメといっても、イコールお化粧品というわけではありません。
バスソルトやボディオイルからハーブティなど、幅広いジャンルのものがお店に並んでいます。
疲れのとれる足用クリームなんて、お父さんにいかが?
↓代表的なBIOコスメの「顔」は・・・↓
★WELEDA★
気づけば使っていたという感じで私も愛用中。
お試しミニサイズもそろっていて、「dm」などのドラッグストアでも手に入ります。
ホルモンバランスを整えてくれるというワイルドローズのバスミルクは香りもよく
★Dr.Hauschka★
少々お値段は高め。
フェイスクリームなど基礎化粧品に加え、シャンプーやトリートメントも。
缶ケースに入ったミニセットはまとめて試せるので、お土産だけでなく旅行用にも便利。
★LAVERA★
代表格のWELEDAと並んで、BIO化粧品の評定会で何度も表彰されているブランド。
化粧品のほかにシャンプーなどあり。
お値段は比較的お手ごろ。
★KNEIPE★
ドイツの植物療法としてメジャー。
ハーブの香りがつんと鼻につく植物エキス入りの入浴剤が有名。
ハーブティーもあります。
こんなものも。
◆ハーブ枕◆
効き目抜群! 花粉症のお友達にどうぞ。用途別のハーブの入った小ぶりの枕。
10EUR前後で入手できます。
ひどい花粉症のときでも、この枕があれば夜中に鼻づまりで苦しいということがありません。
ぜひお試しあれ。(効き目にはもちろん個人差がありますのであしからず)
BIOグッズは「Reformhaus」などの自然派商品専門スーパーで入手できます。
BIOの文字がお店の目印。
BIOとくればエコ。
「ダサかわいい」といえばこれ。
◆スーパーの布袋◆
資源削減のための有料布袋。スーパーごとにデザインが違うので、好みのものを見つけましょう。
たった1EUR前後で手に入ります。しかも、丈夫で長持ち!
!WARNING! あくまで買い物用に売られているものなので、友達に・と大量に買い込んでいると
レジのおばさんの不審な視線をあびるかもしれませんので、そのつもりでお出かけ下さい。
ドイツではホームレスのおじさんも下げていることは黙っておきましょう。
これもエコ。
◆Frosch 洗剤◆
Frosch とはドイツ語でカエル。日本でもおなじみになりつつあるこのカエルマーク。
メーカーのコンセプトは、本当にきれいな川でないと生息できないカエルにもやさしい環境作り。
というわけで、手も荒れにくいんです。
お値段もドイツで買うとかなりお得です。
かさばってもかまいませんという方には、トイレ洗剤や洗濯洗剤、ガラス拭きスプレーなどもあります。
運がよければシールやマスコットのおまけつきに出会えるかもしれません。
日本でのご丁寧な扱いとはうって変わって、ご覧の通り、いかにも普通の洗剤ですよと
いわんばかりに棚に並んでおります。
「エコはあたりまえ」という感覚の裏づけといえるかも。
生活に密着したお土産リポート、参考になりましたか?
税関でスーツケースをあけられたらFroschの洗剤が・・・という場面に出くわすのを楽しみにしております。
(夏)