Frankfurt からはドイツ家庭のクリスマス準備を
”ほんの少し”ご紹介します。
クリスマスの4週間前の日曜日からアドベンツ(待降節)の始まりです。
今年は12月2日、アドベンツカレンダーの窓が2つ目を開けたばかりでした。
おなじみ大手グミメーカー”HARIBO”のアドベンツカレンダー
この日からドイツ中の家庭では本格的なクリスマス準備が始まります。
例えば、アドベンツクランツを家に飾り、日曜日ごとに4本立っているロウソクの1本に火を灯していきます。
それに、クリスマスツリーを人によっては本場、山から切ってきたり、街中で買ったりして飾り付けます。
例えば...
スーパーでは1.5m程に切られ、ネットに入れられ、ワゴンに積まれて17.99EUR
今回、私はクリスマス準備の一環、”アドベンツゲベック(Adventgebaeck)”に家族で参加してみました。
これはアドベンツ期間、訪れるお客様へのお茶のおもてなしの為に焼くクッキーやケーキの事です。
クッキーは一度に3~4種類を焼きます。またこの時期のケーキはもちろん”シュトーレン”。
この行事、毎年お誘いがあるのですが、あまり甘い物が好きではない私、そんなに興味をもって参加しなかったのですが、子供ができてからは別です。少しつづお手伝いがお遊びの一環になっている2歳になる娘のため!、このクッキー作りに喜んで参加させて貰う事にしました。
(シュト-レンは時間がかかるので今回はクッキーのみ。)
それではいざ出陣!
場所は従兄弟の家。やはりドイツ的なクリスマスの飾りがところどころにありました。
二人の子供がいるにもかかわらずこのお見事なアドベンツクランツ!
素晴らしい!
横では既にクッキーの型抜きが始まっていました。
用意周到な従兄弟のお陰で少し冷蔵庫で冷やされた生地が既に机の上で、「早く型抜きしてよ!」
と待っておりました。
従兄弟の友達とその子供も入れて、総勢6人(母親と子供達。なぜか男性陣は無関心のご様子)で約2Kgの生地を型抜き、トッピングの始まりです。
生まれた時jから見慣れている3歳っ子達、もう手馴れた物です。
従兄弟特製レープクーヘン
あれよあれよとクッキーが焼け、ほらこんなに美味しそう!
最後もやはり用意周到な従兄弟がこんなに可愛い袋に入れて持たせてくれました。
あーありがたい!
という事でアドベンツゲベックを無事終え、私にもクリスマスが近づいて来たな、と思ったのでした。
ちなみに、ドイツの家庭ではアドベンツが始まってからは日曜日毎に
クッキーを焼き、子供にはクリスマスのお話を語るのが習慣だそうです。
皆さんも是非、いっぱいいっぱいクッキーを焼いて、自分なりのトッピング、ラッピングで知人、友人に配ってみてはいかがですか!24日だけがクリスマスではありません。今から気持ちを盛り上げていきましょう!!!
★★ おまけ ★★
12月6日は聖ニコラウスの日でした。
5日の夜、よく磨いた靴、長靴を家のドアの前か暖炉の横において置くと、
翌日その中に小さなプレゼントが入っています。(大人が入れるのですけれどね...)
ドイツは24日以外にも、この日が子供にとっては嬉しい日なのです。
我が家にも娘の靴にだけニコラウスが来た!?v(^-^)v
(高)