②観光編
ヴェネツィアに来たのなら、やっぱり行っとく!?
サンマルコ寺院とサンマルコ広場。
と出かけてみたものの、もんのすごい人、ひと、ヒト!!!
寺院に入るのに長蛇の列。鐘楼へ登るのにも長蛇の列。
でも、ここまできて黄金のモザイクを見ないなんて、もったいなさ過ぎる!
けれど意外に行列は素早くはけていき、自分の番がやってきました。
オリエンタルな天井は、一面金!まぶしいです。
(残念ながら、寺院の中は撮影禁止。)
先日まで雨だったとはいえ、寺院の壁際が浸水していて
ちょっぴりヴェネツィアの未来が不安になりました。
こんなに普通に浸水するもんなんだと、不謹慎にも感心。

頭上にハト。でも威厳たっぷりのサンマルコ(羽根のある獅子)像
適当に歩いていたらすごい人だかりが。何かと思ったら、・・なにやら見覚えのあるフォルム。
かのカサノヴァも投獄されたという刑務所とドゥカーレ宮殿の間にかかる「ため息の橋」でした。
ここの監獄に一度入ったら二度と出られないといわれ、囚人のため息がこのあたりから聞こえてきた・・・
そうですが、どちらかというと美しさでため息が出そう。

リアルト橋(夜の姿)
イタリアに限らず、ヨーロッパの古い都市は日が落ちると倍美しくなりますよね
あちこちで広場にぶつかるのも、狭いヴェネツィアではちょうど良い息抜き。
ドイツにもこのカンポ(広場)ほしいなあ・・・

ゴンドラ造船場 (残念ながらゴンドラはいませんでした・・・)
なんとなく昔の日本の家みたいな風貌。バックの教会はしっかりイタリアです。
続いてヴェネツィア音楽編
バロック音楽好きな人にとっては幸せな町ヴェネツィア。
オペラ発祥の地であり、ヴィヴァルディもこの町の出身です。

フェニーチェ劇場入り口(夜の姿)
火災に見舞われ長いこと閉鎖されていましたが、修復再建が完了し、またこの劇場でオペラが楽しめるようになりました。火災と戦争での破壊だけは、やめて欲しいものですよね!

フェニーチェ、かつての運河側入り口(昼の姿)
本来はこちらが正面入り口でした。
その昔は、芝居が終わると迎えのゴンドラでひしめき合っていたそうですが、
さぞ圧巻だったろうなあ・・・。

運河側入り口(夜の姿)
とある教会で、ヴィヴァルディとその時代の楽器展をやっていました。
ショーケースの中の古楽器が赤い重みのある色彩を放ってます

祭壇に展示されたチェロ

暗くてよく見えないけどゴッフレード・カッパのヴァイオリン
(ストラディバリウスのお友達みたいな楽器です)

ギターのひいひいひいおじいさん。なんだかかわいいです。
あちこちで開催されていますが、やはり圧倒的にヴィヴァルディが多いです。
これからいっそう陽が長くなる季節。
2倍美しいヴェネツィアの「夜」を堪能しに出かけてみましょう!
(夏)