①ヴェネツィア到着~本島への案内
ドイツからも行きやすい「水の都ヴェネツィア」。
その形容詞どおりのこの町に出かけてきました。
空港からヴェネツィア本島へは列車と船でアプローチできますが、断然、船がお勧めです!
なぜなら、イタリアの水辺の都市へは、海からのアプローチが最も美しい!
その昔は、島に行くには船しか交通手段がありませんでした。
その時代と同じ方法(?)で、島までどんぶらこと揺られていきましょう。
船のチケットは空港内で買えます。すぐ隣に列車のチケット売り場が、同じロゴ、同じ色で並んでいるので、
急いでいたりすると間違える危険性大。
空港を出ると、イタリアにしては親切に船乗り場までの道案内の標識が立っていて、
よほどの方向音痴でなければまず迷う心配はありません。
島への船は4本。経由地と停泊数が若干違います。
季節によっては運行のない便もあるので、乗る前にしっかりチェックをする必要があります。
↓船乗り場
私が乗った船は、ガラスで有名なムラーノ島などを経由していく船でした。
島に近づくと、写真そのままのヴェネツィアの風景がゆっくりと迫ってきます。
↓ムラーノ島
乗客一同、立ち上がってカメラを構える !!
ちなみに船はそれほど揺れません。乗り物酔いしやすい私でも余裕でした。
終点はヴェネツィア本島・サンマルコ広場。今も昔も、ここが海からの入り口。
そびえ立つ鐘楼がどんどん迫ってきます。
サンマルコ広場の2本の円柱の間では、昔絞首刑が行われていたそうです!
今ではその場所で、おじさんがハトのえさを売っていました。(ほっ)
水の都とは言いますが、ヴェネツィアの特徴は、水辺からいきなり建物が生えていることです。
水の中から発生したのでは!?と思ってしまうほど。遊歩道などは、一部の場所を除いて殆どないです。
小路(カッレ)と同じほどの運河が縦横無尽に走っています。
↑「暗殺者の小路」
こんな恐ろしい名前の通りを発見!いかにも暗殺されそうな曲がりくねった小路でした。
ヴェネツィアでは、消防車も、郵便も、ごみ収集車も、み~んな船!船!船!
(珍しくてごみ収集の場面を眺めていたら、ごみ収集のおじさんにウインクをされてしまいました・・・)
一人旅でレストランに入りにくくても、至る所にカフェやバールがあるので心配無用です。
熱々のフォッカッチャ一つでもボリューム大なので、十分夜ご飯になります。
とあるカフェでアジア系の若者観光客が「モカペチーノ」を注文し、
「そんなもんうちにはおいとらん!」と店の親父。
本家からすると、やはり邪道なんでしょうか・・。
せっかくなので、エスプレッソやカプチーノで本場の味を。
(観光編につづく・・・。)
(夏)