あと1ヶ月ちょっとで夏休みですね
日本は入梅したそうですが、ドイツも日に日に暑くなってきています
でも急に冷えるので、軽く羽織る物は持っていた方がよさげです。
ドイツを周遊するならやっぱり鉄道を使うのが一番
というのも、ロマンティック街道(Würzburg/ヴュルツブルク→Füssen/フュッセン)をたどる路線(バスやツアー)はたくさんあるものの、ベルリン、ハンブルク、ドレスデン、ブレーメン、ケルン、デュッセルドルフなどの北ドイツ方面のバスツアーというのは実はあまり存在しないのです。。。
なので、もしもフランクフルトからベルリンまで行こうと思ったら、基本的には電車か飛行機
で乗り継ぎが必要になります。
でもせっかくドイツまで来たら、ベルリン行きたいですよね!
ベルリンの壁!( ゚∀゚)o彡゜
ブランデンブルク門!( ゚∀゚)o彡゜
チェックポイントチャーリー!( ゚∀゚)o彡゜
というわけで今回はドイツで電車に乗ってみよう企画です。
というか、先日ベルリンまで行って来たので折角なのでご紹介しようかと。
ドイツで電車に乗ろうと思うと割引無しの普通運賃は高いです。。。
往復で200ユーロ近くします。
なので、日本でユーレイルパスかジャーマンレイルパスを購入して来るのが一番いいと思います。
ですが、実はドイツ国内でもジャーマンレイルパスは買えます。
但しどこでも買えるというわけではないので、やはり日本から買ってきた方が無難です
さてさて。
どちらかのパスを入手して、いざドイツへ!
フランクフルトに着いたら、まず市内へ移動します。
空港~フランクフルト中央駅までは電車で10分程度ですので、ここはタクらずに試しに電車
に乗ってみて下さい^^
因みにここでジャーマンレイルパスを使ってしまうのはもったいないので、普通に切符を買いませう
…と言っても、日本の切符自販機とは全く勝手が違うので、初めての方には非常に分かりにくいと思います。
私自身も初めて来た頃はチケットの料金が分からなくて、適当に高いチケットを買って乗っていました。
今考えるともったいない…
まずは自販機を見つけたら、「Einzelfahrt/Frankfurt City」というボタンがあると思いますので、それをぽちっと押してください。
これはフランクフルト市内行き片道チケットのボタンです。
画面に金額が出るので、その通りのお金を入れて下さい。
そうすれば下の取り出し口から切符とお釣りが出てきます。
2008年6月17日現在は3.60ユーロです。
とある国では切符を自販機で買うとお釣りが出てこないそうですが、ドイツは大丈夫です。ちゃんと出てきます。
たまに飲み込まれたままうんともすんとも言わないこともありますが…。
そこがドイツクオリティ。
チケットを買ったら、Richtung Frankfurt Cityという方向の乗り場へ行きます
あとは来た電車(S8もしくはS9)に乗れば3駅でFrankfurt Hauptbahnhof(フランクフルト ハウプトバーンホフ/フランクフルト中央駅)に到着です(^-^)
フランクフルト中央駅に着いたら、今度はDB Reisezentrumを探します。
ここにDeutsche Bahn(ドイッチュ バーン/ドイツ国鉄)の窓口があります。
自販機で買えないチケット(ドイツ国外行きの電車チケットなど)はこの窓口で購入できます
フランクフルト中央駅の場合は、ここに自販機があります。
ジャーマンレイルパスでは日本で言うところの新幹線に相当するICEなども乗れますが、指定席券は別に買わないといけません。
勿論、自由席も多いので買わなくても問題ないですが、週末や祝祭日を挟むと自由席を求めて車内を歩き回らないといけないハメになるので
指定席券を買っておくことをお勧めします。
複数名で旅行をする場合は特に
窓口でも指定席券は買えますが、並ばないといけないので今回は自販機で買ってみました。
写真は全てフランクフルト中央駅ですが、ミュンヘンやベルリンなどの大きい都市の中央駅であれば、同じような自販機が見つけられると思います。
自販機は勿論日本語はありません。。。窓口でも日本語は通じませんが
ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、
スペイン語、トルコ語(!)のヶ国語が選べます。
無難に英語を選びます。
電車のチケットを買う場合もこちらを選んで下さい。
主要駅(ハイデルベルク、シュトゥットガルト、ケルン、ベルリン等)は左側に出てくるのでぽちっと押すだけです。
他の駅の場合は出発前にドイツ語での駅名を検索しておいた方が良さそうです。
例えば、ケルンは英語とドイツ語でスペルが全く違います。
ドイツ語だとKöln、英語だとCologne。
Cologneで検索しても出てきません。。。
2-3文字入れれば、大体ヒットします。
因みに出発地がフランクフルト中央駅でない場合は、Departure Station部分を押して変更できます。
次に大人、子供を指定して、Bahn Cardの有無を入力します。Bahn Cardは基本的にドイツ在住の方しかお持ちでないと思うので、普通はno Bahn Cardを押して頂ければ大丈夫です。
German Rail Passの種類にもよると思いますが、通常は2ndを選びます。
そして、Means of transportではAll incl. ICEを選んで下さい。
これでExcl. ICEを押してしまうと、後々電車を検索する際にICE以外の電車しか出てこなくなるので、ちょっと面倒です。
Find Connectionを押すと希望の時間帯に近い電車が幾つか出てきます。
乗り換えの回数や所要時間も出てくるので、選びやすいです。
希望の電車を指定します。
電車を指定するとReserve Seatというボタンが出てくるので、ここでやっと座席指定の画面に移ります。
Saloon, seat at table
Compartment
Parent-and-child compartmentの
4つの選択肢が出てきます。
Saloonは普通の車両です。新幹線と大体同じです。
新幹線とちょっと違うのは、座席の向きが変えられない所です。
残念ながら実際に乗るまで座席が進行方向なのか、反対方向なのかわかりません。。。
電車酔いをされる方にはちょっと不親切です。
Saloon, seat at tableは大き目のテーブルがついた向かい合った4席です。
3~4人ぐらいでご旅行されるのでしたら、こちらがいいかもしれません。
Compartmentは文字通りコンパートメント車両です。
ヨーロッパに来たらやっぱり個室車両に乗らないと
という方にお勧めです。
6名1室なので、他の方と一緒の個室になることもありますので、ご注意下さい。。。
(というか、殆どの場合後から乗ってくる人や先に乗っていた人と一緒の個室になります)
Parent-and-child compartmentはご家族向けのコンパートメント車両です。
ご家族で電車に乗られる場合はこちらをご利用下さい。
車両を指定したら、今度は窓際、通路側を選択して、車両を選びます。
携帯利用可能な車両とそうでない車両、もしくはいずれの場合も可、を選びます。
この流れで帰りの電車も指定して、やっと座席指定が終了です。
(片道の場合は「No return」というボタンがあると思うので、それを押すとこの画面にたどり着きます。)
8ユーロ(片道4ユーロ)を入れると
このペラ紙2枚がそれぞれの指定席券です。
写真はドイツ語表記になっています。
英語に設定して買うと英語になるかも?
この写真を撮った後に、ふと自分の英語力が不安になり、ドイツ語に設定し直して取り直したので実際どうなるかわかりません
因みにこの指定席券を買う時は10ユーロ以下の細かいお金が必要になります。
指定席券を買う前に、飲み物か何かを買って崩しておいた方がいいです。
大きいお金は受け付けてくれません
実際に電車に乗った際に指定席券を見せる必要はないのですが混んでいて座れないということを避けるための安全策としてご利用下さい。
以上、ドイツで指定席券を買ってみる、でした。
アル@以前、連休中に座席を取らずに電車に乗ったら全然席が空いてなくて焦りました。
