ブログネタ:どうやって年を越した?越したかった? 参加中
Frohes neues Jahr
(フローエス ノイエス ヤー/あけましておめでとう)
遅まきながらあけましておめでとうございます。
今年ものんびり更新して行きたいと思いますので、
どうぞ宜しくお願い致します。
さてさて。
日本では新年は一般的に厳かに迎えるものだと思いますが、勿論ドイツは違います。
具体的にどんな風に迎えるかというと、花火や爆竹を所構わず打ち上げビールを飲みながら、です。
12月31日の夕方頃から街中の至る所で気の早い若者が爆竹を鳴らしたり、花火を打ち上げます。
ワタクシ、アルは2009年をAlte Oper(アルテ オパー/旧オペラ座)前で迎えました。
日付が変わる10分ぐらい前にAlte Operに着いたのですが、既に出来上がってしまった人々がまだ日付も変わってないのに花火を打ち上げ爆竹を鳴らしビール片手に「Frohes neues Jahr!!!」
と叫びまくっていました。
果たして生きて新年を迎えられるだろうか。
そんな疑問が頭をよぎった2008年大晦日。
毎年そう思いますけどね…。
そもそも大晦日から新年にかけて花火や爆竹を鳴らすのは、大きな音を立てて冬の悪霊を追い払い春を迎える為、だそうですが、それにしたって物には限度が。。。
でも、この状況なら悪霊が逃げたくなるのも分かります。
Alte Operで新年を迎えた後に、電車に乗ってRömer(レーマー)まで行ったのですが、ここも惨劇でした。
ぼーっと歩いていると足元に爆竹を投げられるし、思わぬ方向からロケット花火が飛んでくるので、常に気が抜けません。
硝煙で視界も悪いので、花火や爆竹の残骸で何度もこけそうになりました。
加えて、絡んでくるドイツ人も避けないといけないのでかなりの体力と気力を使います。
ただ歩くだけなのに…
余談ですが、絡んできたドイツ人に耳元で何かを割れんばかりの大声叫ばれた時は反射的に殴ろうとしてしまいました。
危うく傷害事件起こすところだった…。
Römerberg(レーマー広場)を抜けてEiserner Steg(アイゼルナー シュテーク/アイゼルナー橋)でマイン川を臨んだのですが、ここでも酔って気の大きくなったドイツ人に絡まれたりしました。
僕らのことは全力で放って置いて下さい。マジで。
爆竹やら花火やら酔ったドイツ人を避けて家に着いたのは午前2時
コートに硝煙の匂いがつくし、人混みで疲れたし、眠いし、もうヤダ…
…と、ネガティブに書き立ててしまいましたが、日本にはない新年の迎え方なので、何だかんだ言って実は結構好きです。
ドイツで騒がしく新年を迎えるのも文化の違いを感じてまた一興ですよ