こんにちわ。
新人です
新人のくせに、先週のお休みはリッチにナイスにベルリンのフィルハーモニー
に、行ってまいりました。
フィルハーモニーの異端児、サイモンラトル指揮、ワーグナーの神々の黄昏(ドイツ語ではGötterdämerung)を聴きに行ってまいりました。
ドイツ旅行中魅力なのが、日本では聴くことのできない現役スターのライブをお手ごろなお値段で聞くことができることですね。
当日は、同居人と近くのアジアンショップへ行き、電車の中で賞味するお菓子を大人買いします。
鉄道チケットは、こちらのバーンカード50を使い、自販機で切符を購入。
このカードは、ドイチェバーンのカウンターで購入可能できます。身分証明書を持っていくとその場で写真を撮ってくれ、後日自宅にカードが郵送されます。このカードを使うと、ドイチェバーンの運賃が50パーセントオフになります。いいですね。
このカードには、他にはなんとバーンカード100という種類があり、これがあれば、購入から一年間、ドイチェバーンに載り放題!という恐ろしいカードです。見た目は黒く、なんぞやリッチなにおいがいたします。
公演まではだいぶ時間があったので、わざと遠回りしてベルリンへ
セルフ世界の車窓からです。景色はきれいでした。
野ウサギが大量発生しておりました。天気もよく、絶好の電車日よりでしたが私は、おやつを食べた後、あえなく就寝。そのため一枚だけの写真です。
さて、指揮者サイモンさん、実は相当の異端児。
レコーディングされたCDも、マーラー、ブレンデル、シベリウス、エルガーとジャンルはめちゃめちゃ。自分の気に入った録音ではないとCDすらリリースしないといった頑固者。
さらに、フィルハーモニーの得意な分野、ブルックナー、ブラームス、ベートーベンなどはお気に召さないようで、指揮を振ったことはほとんど無く。。。伝統を重んじるフィルハーモ二―のお偉いさん方が目くじら立てるのは当たりまえですね。
ところが、実際数少ない録音や、公演を聴きますと、やっぱりウマいんですよ。
ロックですね!
上映された神々の黄昏は4つの章に別れているのですが、今回は最終章のみ。主人公のジークフリートがライン川で、より勇敢になるために勇者の印を探しに旅に出るという設定。その間にいい人が出てきたり、記憶喪失になったり、悪い人が出てきたり、知り合いの嫁を好きになっちゃったり、乙女が水浴びしながら忠告してきたり、ワルキューレ達がけんかしたり、世界樹トルネコの木が切られたり切られなかったりと、まぁいろいろです。
とにかく聴き応えたっぷりの一本。
演奏を聴いた後は、実際にライン川くだりはいかがでしょうか。
サイモンさんも、ワーグナーさんも、きっと川くだりしたはずです。
どうでもいいのですが、サイモンさんと私、同じ誕生日です。
おくだ