セナド広場のマクドナルドの隣の小道を右折、
緩やかな坂道を登ると、この教会が見えてきます。

大堂(カテドラル)
最初の建築は、1622年頃、土とワラで出来たレンガで築かれたそうです。
今の建物は、1937年に再建されたもの。
マカオの世界遺産に登録されている教会の中でも、ひときは簡素な感じのする造りです。

しかしながら、正面にはめ込まれたステンドグラスは美しく、

中央部分のステンドグラスは更に美しく、神秘的な教会であります。

祭壇下には、16~17世紀までの歴代主教の遺骨が埋葬されているというこの教会。
徳川幕府の時代に殉教した長崎の日本人キリシタンの遺骨が、かつて聖ポール天主堂からここに移されて安置されていたこともあるという、日本とも関係の深い教会なのです。


セナド広場の喧騒とはかけ離れた別世界。
みなさん、熱心にお祈りをしてますので、決して邪魔をせずに!
キリスト教信仰者でなくとも、心が洗われる気がします。


マカオでのキリスト教の長い歴史をしみじみと感じつつ、外に出ると、
グランドリスボアと大堂のコントラスト。

新旧入り乱れのマカオを象徴する、面白い景色をここで発見しました。

大堂
住所:大堂前地1
OPEN:07:30-18:00

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    • 投稿: テレサ -2008年7月19日 (土) 07時39分

      ■大堂
      大堂から見える風景、面白いですね。是非行きたい。大堂はマカオに行くと何度か訪ねるところです。昔からのマカオの人々の祈りが込められているような雰囲気あります。マカオ散歩の楽しさを知ったのは、大堂から出ているいろいろな小道をぶらぶら歩いたことからかも。新馬路から階段道(下に公衆トイレのある)のぼって歩くと大堂に着いたり、マカオにリピートする理由の一つが町歩きの魅力という人はいるでしょうね。ブログは本当に楽しみなのですが、更新は無理なさらないように。健康第一でお元気で!

    • 投稿: his-macau -2008年7月21日 (月) 14時16分

      ■テレサさん
      コメントありがとうございます!今ものすごい勢いで成長しているマカオですが、変わらず残っていてもらいたいものたくさんあります。歩いているとそういうものが見えてきますよね。

    

    HIS マカオ支店

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