ニーハオ、台北支店Uです。
先日、スタッフのみんなで桃園県の大溪エリアへ日帰り旅行してきました。
桃園といえば国際桃園空港があることで有名ですね。
最近は日本の八景島シーパラダイスが手掛けたXpark水族館ができたり、
アウトレットモールや商業施設ができたりと若者に人気のスポットも増えています。
今回訪れた大溪エリアは桃園県中部に位置し、台北から車で約1時間30分。
古い町並みののこる「大溪老街」や、もと紅茶工場の「大溪老茶廠」などがあります。
大溪老茶廠は、こちら。
実はあの「日東紅茶」がうまれた工場です。
1926年、日本統治時代に創業された工場で、
当時の名前は三井合名会社の「角板山工場」だったそうです。
そして、後に日東紅茶となりました。
残念なことに1956年に火事で工場は全焼してしまって、
現在の建物は建て直されたものだそうです。
その後も1995年まで紅茶工場として稼働していましたが、
生産量の低下などの原因で工場は停止し、
2010年に観光工場として再オープンとなりました。
入場料は100元です。
入口を入るとまず売店があります。
すごくおしゃれで、テンションが上がりますね。
まず通されたのは工場の歴史が学べる映像ガイド上映室。
1日に3回、上映と館内のご案内があり、工場について理解を深めることができます。
いすがカラフルでかわいい!
上映のあとは現役で使われている製茶室を見学させていただきました。
当時から使用されている紅茶を生産していた揉捻機がおいてあり、
現在もなおこちらでお土産用の紅茶が作られています。
お茶の製造が行われていない時はこのように見学することができます。
今回は実際に機械を動かして見せてくださいました。
2階へ上がると、実際に工場が稼働していた当時のようすが残されたエリアを見学できます。
もともと茶葉を乾燥させる場所で、窓は風通しがいいよう90度に開くようになっています。
こちらでとった写真がインスタグラムなどで広まり、
今ではインスタ映えスポットとしても人気です。
売店では紅茶のほか茶葉をつかったお菓子なども売っています。
パッケージもおしゃれで、おみやげに最適です。
館内にはカフェスペースもあるので、
もし時間にゆとりがあれば、紅茶を飲みながらほっと一息するのもおすすめ。
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住所 桃園市大溪區新峰里1鄰復興路二段732巷80號
営業時間 AM9:00~PM17:00
入場料 100元(館内で100元クーポン券として使用可)
アクセス タクシー又はハイヤーがおすすめ
※公共交通機関利用の場合は、桃園バスターミナルから台湾好行「小烏來線バス」に乗り、大溪老茶廠にて下車。(休日のみ運行)
https://www.taiwantrip.com.tw/Frontend/Route/Select_p?RouteID=R0021
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工場見学の後は、大溪老街へ。
駐車場の目の前にあらわれたのは大溪橋。
橋の壁は老街の建物があしらってあります。
この橋を渡って老街へ向かいます。
駐車場から老街まで徒歩約15分ほど。ちょうどいいお散歩です。
老街に到着~
昔からの建物が多く残されていて情緒がありますね。
今回はご当地お菓子を買ってみました。
「陳媽媽月光餅」というお店で、ひらたく丸めたお餅を焼いたお菓子が売られています。
抹茶味、さつまいも味、タロイモ味の3種類があり、一つ20元。
甘さひかえめの素朴なお味で、美味しかったです!
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「陳媽媽月光餅」
住所 桃園縣大溪鎮和平路87號
營業時間 09:00~18:00(売り切れ次第、終了)
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桃園の大溪エリア、台湾到着日や最終日に立寄ってみるのもいいと思います。
以上、台北支店でした。