ダバッツです。
前回雪山のレポートをしましたが、昨日はチューリッヒ市のローカルホリデー、年に一度のイベントがあったのでそのレポートをします!ここチューリッヒ市内、異常なほど良い天気が続き、真夏さながらです。
ゼクスロイテンという名のこのお祭りは、長い冬にお別れをするとても伝統的なイベントです。市内のオフィス、お店は昼には閉まり、町は人で溢れかえります!
町の光景。一見いつも通りですが、良くみると各教会に旗が!これが”お祭り日”のサインです。
とき12時半。お昼時です。通りはまもなく始まるパレードのため少しづつ閉鎖され、代わりに普段は見かけない屋台がずらり。
ソーセージやサンドイッチは良くありますが、こんなめずらしい屋台発見。
フルーツチョコレートスタンドです!バナナ りんご
いちご、、あらゆるフルーツのチョコレートがけ。
一本ゲットして食べながら町を歩いてみましょう!
歩いているうちにパレードが始まりました。騎士のグループ、ハイジさながらの装いの女の子のグループ”Cow Bell”と呼ばれる、巨大な鈴を担いだ人々の行進、もちろん、トランペットや太鼓で音楽を奏でながら行進するグループ、と続く続く。。。
面白いのはパン屋のグループ。パンを人々に投げながら、町を練り歩いていきます。馬はもちろん、ラクダに犬に、、旧市街にかけてどんどん進んでいきます。見学している人々は花束をかかえてる姿を多く見かけます。これは自分の家族、友人でパレードに参加している人にあげるため。驚きなのが、パレード中、堂々と通りに入り、花束を手渡し、スイスお決まりに挨拶、ホッペに3回キスをして去っていきます。相手が馬に乗っていても、しっかりパレードに進入し花を渡す光景は微笑ましいものです。
パレードの終着点はベルビューをいう名の大きな広場。ここに巨大な藁の山が作られ、その頂上に雪だるまが立っています。いよいろお祭りのフィナーレ、雪だるまを燃やします。点火してから雪だるまが燃え尽きるまでの時間が早ければ早いほど、良い夏になるとの事。たくさんの人々に見守られながら、山に火が放たれました!
爆竹の音な鳴り響き、なかなか迫力があります。可愛い雪だるまだったので、燃やしてしまうのはちょっと残念、、な気もしますが、ここはスイスの人々、派手に祝って良い夏を祈るようです。それぞれソーセージ等用意し、残り火でバーベキューまでしちゃいます。
雪だるまが何分で燃えたかって??もちろん良い夏に決まってるじゃないですか!
今年の夏も是非スイスにお越しください!