スイスのクリスマス、冬の楽しみ方の基本。それはこれに尽きます。
ずばり「寒さを楽しむ!!!」
スイス人の多くは冬の休みを1週間、2週間山で過ごし、スキー三昧のホリデーを過ごします。
それは冬の寒さの楽しみ方を知っているから。
クリスマスは山のホリデーハウスで家族でスキーをしてフォンデュを食べて、、というのは定番。
標高の低い都市ではどんより曇り空でも、山頂で青空が広がっているというのはよくある事。
ただここでは敢えて、その寒さを楽しむ極限のクリスマスイベントを紹介してしまいます!
その名も、、Samichlaus -Schwimmen!!
直訳→サンタクロース水泳(笑)
何かどうサンタクロースなのかというと、、、
!???
極寒のチューリッヒの川から裸のサンタクロース!??
実はこのイベント、先日ブログで紹介したSt. Nicholasに伴うもので、12月6日のSt. Nicholasの町の訪れに合わせて毎年開催されます。毎年12月の第一日曜日がそのクリスマスにちなんだ寒中水泳日というわけです。
今回の注目はこのお方
なんと、全身サンタクロースで川を横断!!!
ビショビショのサンタクロースとなり、反対岸にたどり着いた彼、腰につけた鈴をチリンチリンを鳴らしながら、余裕にテレビの取材に応じています。
気温約7度。水温約5度。絞ったサンタクロースの衣装から水が滝のように落ちます。
まさに水もしたたるいいサンタクロース。
水から上がってきた皆さん、素敵なスマイルを披露
その後は暖かいスープやフォンデュの食事など、皆で暖をとることを楽しむとのこと。
例えばクリスマスマーケットのラクレット屋で、グリューワインを片手に食事をしたり
「寒」 → 「暖」 これが究極のスイスの冬の楽しみ方!!
以上チューリッヒ支店からでした