週末を利用してロマンチック街道の始まりの地、ヴュルツブルクへ行ってきました!
Schönes-Wochenende-Ticket(注1)を利用してフランクフルトから約2時間。
すっかり秋らしくなってきたドイツですが、幸い天気に恵まれ、街歩きにはちょーどいい気温でした。
着いた当日はもう時間も遅かったので、散歩をしつつ、夕飯を頂くレストランを吟味。こういう時、五感プラス勘をフルに生かし、レストラン選びに燃えます。旅の印象は食べたものに大きく左右されるので、ここは絶対にはずせない!という気持ちから、一同の意気込みにはなかなかすごいものがありました。
せっかくなので、ヴュルツブルクの郷土料理とフランケンワインが楽しめるところ、という条件で探し、結局匂いにつられてマリエンカペレ近くのレストランに入りました(注2)。
その結果は・・・大当たり!!
メニューにないものを堂々と頼む大物がいたので、一品がでてくるごとに大盛り上がり!
前菜にPfifferlinge(の一種。8月~9月にだけ味わえる)と鱸の タルタルという季節感たっぷりのメニューでスタートし、他にもいくつかの料理を頼んで、みんなで分けることに。こういう頼み方をすると典型的なドイツのレストランでは変な顔をされることが多いのですが、ここのケルナーは快く引き受けてくれました。
んも゛ーーどれもこれもおいしいっ!!
ワインもすすむ!!
早めの夕飯だったはずが気がつくと12時過ぎ。。。
初日は美食に気をとられ観光らしい観光はしなかったので、翌日には丘の上にあるマリエンベルク要塞にせっせとのぼり、ヴュルツブルクの景観を楽しみました。ブドウ畑を背景に、アルテ・マイン橋や数々の教会が見渡せます。ヴュルツブルクの街は丘の傾斜を利用したブドウ畑に囲まれたようになっているので、ワイン畑の景色がこの街の象徴のようになっています。
街中にもどり、またお昼ご飯に長時間割いてしまった私たちがユネスコ世界遺産にも登録されているレジデンツにたどり着いた時にはもう閉館時間を過ぎており、ティエポロによる世界最大のフレスコ天井画(ティエポロはこれを作り終えた後、発狂してしまったそうです。それも納得できるくらいものすごい天井画です)はみられませんでしたが、庭園を散歩し、その足で中央駅へ。
数年前に一度訪ねたときには正直あまり印象に残らなかったヴュルツブルクの街でしたが、今回は美食と絶景に一同大満足!
ロマンチック街道を旅行される方だけでなく、フランクフルトから日帰りの旅行をお考えの方にもおすすめです。
旅のヒント
1、Schönes-Wochenende-Ticket-DB(国鉄)の週末(土もしくは日曜日)一日乗り放題券。一枚(30ユーロ)で5人まで乗れるので、グループでの旅行には大変お得です。ICE, ICなどの特急列車は利用できないので注意が必要ですが、のんびりと電車の旅を楽しむには最適です。
2、このとき利用したレストランはGreifensteiner Hofというゲストハウス併設のFrankische Stubenです。住所は以下の通りです。
Dettelbachergasse 2 und Häfnergasse 1 am Marienplatz
97070 Würzburg
エス