さてさて前回に引き続きイスタンブール旅行についてご案内致します。



幸運なことに、滞在中はずっと快晴!sun

前日まで曇っていたそうなので、日頃の行いの成果ですねsmile

でも、あまり気温は高くないですsnow

フランクフルトより1-2度高い程度なので、体感的には同じです。


2日目はイスタンブールの新市街を探検run

イスタンブール新市街は金角湾を挟んで北側に位置しています。

金角湾を渡った南側が旧市街、ボスポラス海峡を挟んで東側がイスタンブールのアジア側です。



2日目最初の訪問場所はドルマバフチェ宮殿。


滞在中は満足に名称を言うことができませんでした…orz

地球の歩き方によると、1日1500人という制限があるようです。


ここはカメラは別料金なので、チケットを買う際に「チケットとカメラ用チケットを下さい」と申告するのをお忘れなくsign01

でないと宮殿内で写真が取れませんwobbly

(宮殿+ハレムのコンプリートチケットなど数種類ありますので、こちらもご注意下さいflair)


ただ、このドルマバフチェ宮殿はガイド付きツアーでないと見学できません

およそ1時間毎に区切ってトルコ語ガイドと英語ガイドどちらかで見学します。

というのも、この宮殿の全てがオリジナルで出来ているからだそうです。


なので、宮殿ひとつ入るのも厳重です。

必ず靴カバーを付けて絨毯の上のみ歩いて下さい、と指示されます。

 ←こんな感じです。

食品工場に入るような気分…。


ドルマバフチェ宮殿は旧市街のトプカプ宮殿の後に作られた宮殿です。

その為、かなり豪華に作られています。


宮殿の造りや基本的な内部装飾はヨーロッパ風です。

ただ、色使いに原色が多く、構造はヨーロッパのように天に向かって収束していく構造ではなく、天球になっているのでとても不思議な雰囲気です。

まさに折衷様式です。

この旅で何度も感じましたが、本当にヨーロッパとアジアの中間なんだなぁ、とつくづく思いました。eye



こちらはメインホール。ツアーの最後にここに来ます。

このシャンデリアはバカラ製だそうです。

イギリスからの贈り物だそうです。

フランスやチェコなどとも貿易をしていたようで、この宮殿の室内には多くのガラス製品は輸入製品みたいですよ。


宮殿本体は約1時間で見学が終了します。

その後は少し離れた場所にあるハレムを見学します。


こちらも宮殿本体と同様にガイドつきのツアーでないと見学できません。

大体1時間毎に区切って、英語ガイドかトルコ語ガイドと一緒に廻ります。

ハレムも内部装飾はヨーロッパテイストが強いですが、色使いや全体的な造りがオスマン様式になっているので、興味深いです。


ドルマバフチェ宮殿の次はガラタ橋へ。

本当はガラタ塔の前も通ったので、そこから街を眺めようと思ったのですが、

夕方に来たらもっとロマンティックだろうなぁと思ったので、

ここはあえてスルー。run


 ガラタ橋

逆光のまま撮ってしまったので、分りづらいと思いますがガラタ橋の上にはたくさんの人が釣りをしています

イワシなどが釣れるみたいですよpisces
他にも釣れるようですが、トルコ語がわかりませんでした…。


ガラタ橋を渡るとそこはエミネニュ。旧市街への入り口です。

橋を渡ったすぐそこにイェニ・ジャミィがあります。

ジャミィはトルコ語で礼拝堂のことです。

ちょうどお祈りの時間が終わった直後だったらしく、ジャミィから出る人がたくさんいました。


イェニ・ジャミィ
中に入って圧巻…eye


10年来憧れ続けてきたブルーモスク(スルタンアフメット・ジャミィ)に行く前にこんなに感動して大丈夫なのかと思う程、感動しました。

今まで欧州か、一部のアジア地域にしか訪れたことのないので、生まれて初めて触れるイスラム文化はすごかったです。

すごかった、としかお伝えできない自分の語彙のなさが悔しい…shock


内部はブルーのイズニックタイルでできていて、よく見ると壁面によって模様も違います。

よく見るとトルコ石を思わせるようなライトブルーではなく、目も覚めるような群青色です。これを遠くから見ると、ちょうどトルコ石のような水色に見えます。


アヤソフィア博物館の写真を初めて見た時も思いましたが、この色の対照や組み合わせを考えた人は本当に天才shineだと思います。


歩き疲れたので、しばらくジャミィに見惚れつつ一休みして、次はいよいよブルーモスクことスルタンアフメットジャミィへ。


スルタンアフメット・ジャミィまではエミネニュから路面電車で2駅です。

充分歩ける距離ですが、エミネニュからスルタンアフメットまでは上り坂が続くので路面電車の利用をお勧め致しますtrain


駅の名前はスルタンアフメット駅です。この上なく分りやすくて旅行者に優しくていいですねgood

ブルーモスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿全てここから歩いて5分程度です。こちらも旅行者に優しいですねgood


さてさて、早速憧れのブルーモスクへ乗り込みます。


 逆光なのが残念…

6つのミナーレ(塔)を持つ世界でも珍しいモスク。

アルトゥン(トルコ語で金)とアルトゥー(トルコ語で6)を建築家が聞き間違えたために、ミナーレが6つになったという伝説があるそうです。


ジャミィは土足厳禁なので、入り口で靴を脱ぎ、

ビニール袋に入れて持って入ります。



ああ…それにつけてもブルーモスクは素晴らしいなぁ…。lovely
ここもいろいろな模様のイズニックタイルでできているのに、不思議なほどの統一感があります。
見上げるとたくさんの小窓があって、それらも全部ステンドグラスになっているのです。
天井を見上げると、中心にアラビア文字が刻まれています。

日が沈む1時間ぐらい前に着いたので、赤みを帯びた太陽の光がモスクの右側から差し込んでいて、とても幻想的でした。この世のものとは思えません。

ここを造った人も本当に天才shineだなぁ…


昔、アラビア語を1年間も習ったのに、全く身につかなかったことが今更悔やまれます…shock
もちろん読めたところで、多分意味は分からないと思いますがsweat01

この写真には写っていませんが、照明を支えている綱の上部に卵が3つあります。
ダチョウの卵だそうです。蜘蛛よけに置いてるそうです。
これは近くで日本語ガイドさんが喋ってるのをこっそり聞いてただけなんですが…。

2日目はここで疲れがピークに達してしまったので、ここからまっすぐホテルに戻りました。



次回は再びスルタンアフメット地区とベヤズット地区をご紹介します。




(アル)

同じテーマ「」の記事

もっと見る →

    コメントを投稿

    

    HIS フランクフルト支店

    2025.04
    loading...