オーストラリア各都市には、それぞれの特徴を活かしたホテルがありますが・・・・
このホテルは、ちょっとやばいですよ。
1891年。世界中の都市の中で、一番リッチだったメルボルン。
そんなある日にこの建物はこの世に誕生しました。
市内から西へ150キロばかり行くと、バララットという街があり、そこで金が見つかって以来、メルボルンの港からは毎日毎日、金塊が世界へと運び出されていました。
なので、人口のみを考えるとシドニーが一番大きな都市なのですが、金融の中心地はいまだにメルボルンと言われるゆえんがここにあります。
さて、重要文化財を新しいホテルに改装するのは、非常に時間とお金がかかる作業となるそうです。
なんと言っても、重要文化財指定している「ナショナルトラスト」という団体が、これはダメだ!とかこれはこんな風にしてくれ!などと御言葉が下ると、工事は即中断!若しくはやり直しとなる事が頻繁で、今回のオープンまで数年に渡り、営業が全くできませんでした。
その辺は流石、世界に名高いホテル「インター・コンチネンタル」。じっくり時間をかけて今年3月、完成の運びとなりました。
見て下さい。このゴージャスな佇まい。
歴史の重みと、近代のアートが見事に調和した、近未来なホテル。
昔の内装を知っている私見は、特に衝撃的でした。
一番下のフロアーにレストランがあり、横にワインバーがしつらえてあります。
ここを取り囲むように客室がコの字型に聳えています。
部屋の窓は全て内向きなので、市電や車の音は殆ど聞こえなく、吹き抜けの一番上に備えられたガラスの天井が適度な光を部屋まで届けるので、明るすぎない程よい光が部屋のなかを照らしてくれます。
なんといっても素晴らしいのは、この角に在る特別貴賓室。
こんな所に泊まっちゃうと、うちにかえるのが嫌になっちゃいそうで怖いですね。
レセプションの裏にあるバーもかなりやばいです。
今ならHIS特別料金で宿泊が可能です!
期間限定なので、お早めに!
詳しくはこちらから
http://www.intercontinental.com/intercontinental/en/gb/locations/melha?dp=true
世界はもっと、たのもしい!
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投稿: Chips -2009年6月29日 (月) 12時15分
■ホテルになったのは今年からだったとは!
前から、インターコンチだったわけではなかったんですね!今年の4月にメルボルンに旅行に行った時は、既に立派で歴史を感じる建物のホテルだったので、てっきり昔からそこにインターコンチがあるのだと思ってました~中に入ってみるべきだったかも。。 -
投稿: MEL -2009年7月 1日 (水) 00時57分
■Re:ホテルになったのは今年からだったとは!
>Chipsさんそうなんです!デザインされた方の勝利でしょうか、しっくりいき過ぎていて、まさしく昔からそこにあった感じです。入り口から奥へ進む時に眼下に広がってくる空間が圧巻です。今度いらっしゃって時は是非入ってみてください!