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2009.08.11
メルボルンの中心部からやや北東、ラトローブ・ストリートとラッセル・ストリートの角に、RMIT(メルボルン工業大学)が所有する、古いビルがあります。
この街には、非情に沢山の重要文化財がありますが、このビルもそのひとつ。
昔は、マジストレートコート(直訳だと治安判事裁判所)でしたので、英語では、OLD MAGISTRATES' COURT BUILDING とよばれています。
かなり個人的ですが、メルボルンに立てられている建物で、一番好きなビルです。
なんというか、古ぼけてて、石なんか黒く染みになってたり、屋根のデザインはばらばらで、統一性が無いようにも見えるんですが・・・・・・・
総合的に私に与える印象が、とても好きです。見てるときより、見終わった後、頭に残った残像が好きですね。
午後に写真を取ると、どうしても逆光になるので、堂々たる姿を表現できませんが、ロマネスクです。
完成したのは、1911年。物の本によると、この壮大な建築デザインは、1900年代初期当時の人々が、いかに法と秩序を尊重したかを象徴したのもである・・・・・・そうです。
うむ、確かにそんな気がしてきた。
と言うことで、州と国の両方から重要文化財指定です。ロマネスク様式で、ビクトリア州初のノーマンディーのゴシックの建造物・・・・・・・・・・・・・・・・・・です。
建築関係に詳しい方、ご教授、お待ちしております。
建築物ファンの皆さま、ヨーロッパとはちょっと違った、ロマネスク。
是非激写願います!(BYしのやま)
世界はもっとも、たのもしい!
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