2018.03.11

南半球のメルボルン、季節は秋でございます。

朝晩はだいぶ涼しくなってきてきまして、虫の声などもしてきます。

食欲もスポーツもですが、読書を楽しめる時期になってきました。

メルボルン市内、フェデレーションスクエアでは、不定期で年に何回か、

ブックマーケットが開かれます。古本市です。

小説から、写真集や画集、絵本やコミックなど、幅広いジャンルの本が所狭しと並びます。1

↓写真中央、三島由紀夫の'The Sound of Waves ' 「潮騒」もありました。

日本語で読んだことのある本を英語で読んでみると、これまた趣きがことなりおもしろいです。

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私が個人的に長時間立ち止まってしまったのが、古いロシアの本を売るお店。

どうしてこんな古い本がメルボルンにあるのだろう・・・・

↓写真上段中央の赤い文字の表紙の本は、"SOVIET GEORGIA" 「グルジア・ソビエト社会主義共和国」という写真集。表紙だけでも、グルジア語、ロシア語、英語、フランス語の4ヶ国語で書かれています。町の景色や自然風景のみならず、当時の産業、工場、農場、そして民族衣装を着た人たちなど、どちらかというと社会で使った地図帳といった趣き。

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↑クレムリンの白黒写真の表紙の中段真ん中は"A Portrait of Tsarist Russia"「モスクワ大公国のポートレイト」18世紀以前のモスクワの写真集に興味津々。

↓本のみならず、古いソ連のピンバッジも売っていました。レーニン、都市名の入ったもの、潜水艦や建造物など、いろいろなピンバッジが。

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↓ソ連時代、プロパガンダとして使われていたあの有名なレーニンの横顔のバッジも!バッジのサイズは小さいけれど、中には20ドルするものも!

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↓レーニン本人が模されたピンバッジのみならず、レーニン博物館のピンバッジもありました。

こちらはシベリアのノボシビルスクのレーニン博物館のピンバッジ。しかも5ドルって、安い!
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↓スターリンの生まれた現グルジアの首都トビリシの山の上にあるグルジアの母の像のピンバッジ。こちらは10ドル。いまいち値付け方法がわかりません。

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そしてロシア関連の本屋さんのお隣のお店には、なんと赤い表紙のこちら↓

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そうです。毛沢東語録(赤本)の英語版!!

運よく古本市が開催されていたら、掘り出し物を探してみるとおもしろいですよ。

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