少し前の話になってしまいますが、
去る8月27日に、日ロ友好コンサート「いつも太陽がありますように!」に行ってきました。
日本から文京区市民オーケストラが来ロし、ロシア人におなじみの音楽の演奏と、日本の和太鼓や日本人のバレエダンサーを交えての盛り沢山なプログラムでした。
市民オーケストラの方々ということで、実際に開催にこぎつけるまで大変苦労なさったそうです。
会場にはモスクワ在住の日本人はもちろん、ロシア人の方も沢山集まり、大盛況でした。
実は私たちの友人が通訳を勤めていたり、日本からオーケストラに参加していたり、自分たちにとってもとても思い入れのあるコンサートでした。
私は和太鼓の音はやはり体に響いて、日本人で良かった~と一人で変な感動をしてしまったのですが、
何よりもロシア人の方たちが演奏後、「ブラボー!!」と叫んで拍手が鳴り止まなかったのはとても嬉しかったです。
ロシアは芸術に非常に厳しく、そして公平だと言われています。
外国人であっても、実力のある人、素晴らしい作品、演奏、公演には惜しみなく賞賛を送り、一方で芸術の前で不正を行うことを非常に嫌います。
そんなロシアで、日本の音楽家やダンサー、芸術家たちが賞賛を受けることはやはりとても嬉しい事だと思います。
モスクワではこれから12月まで「日本の秋2010」という日本の芸術や学術に関するイベントが続きます。
日本映画や学生の交流、スポーツイベントなどが行われるそうです。
一方ロシアの芸術シーズンも9月中旬からいよいよオープン!
バレエやオペラ、コンサートも盛り沢山です。
だんだん夜が長くなってきましたので、これからはエンターテイメントもしっかり楽しまなくちゃ!