Привет!!! (プリヴィエト)
こんにちは!
いよいよ2日目です。
初日はエチミアジン、ガルニ神殿、ゲルガド修道院といった
『地球の歩き方』にも載っている観光地を巡りました。
しかし、アルメニアにはもっともっと興味深い観光地が
たくさんあることがアルメニアに来てから分かりました。
2日目はそんなアルメニアの日本だと知り得ないような観光地を
いくつか周りました。
まずは、ホル・ヴィラプ修道院!この絶景を見て下さい。
遠くに見えるのは小アララトと大アララト!
その麓ににあるのがホル・ヴィラプ修道院です。私、この景色を見て相当感動しました。本当に美しい!
でも、それだけでなく日本人が富士山を見た時に感じる
懐かしさもありました。
皆さんにも是非一度見て頂きたいです!!
そして、この修道院自体もちょっと変わった修道院で面白いです。
門をくぐると中央に立派な教会がドンッとあります。
でも、このホル・ヴィラプ修道院のメインはこの教会の横にある
この建物の中にあります。
壁にはアルメニア語のメッセージが刻まれていますが、
この建物は何なのか?
実は、このホル・ヴィラプ修道院、アルメニアを世界初のキリスト教
国家に導いたある修道僧に多いに関係があります。
その名は・・・聖グリゴル・ルサヴォリチ!
彼がアルメニアにキリスト教を布教に来た際、時の国王は
彼をこの辺りの深い井戸に大きな毒蛇と一緒に幽閉しました。
その期間何と15年。(信じられません。)
聖グリゴルを幽閉した時の国王は、その後どんな優秀な医者が
診察しても治せない、とても重い奇病にかかります。
その奇病に伏したままいよいよ最期かと思われる床の間で、
昔幽閉した聖グリゴル・ルサヴォリチなら奇病を治せるという
夢を見ます。
その夢を見た国王は、すぐに聖グリゴルを解放するよう命じます。
そうしたところ、奇跡のように病気が治り、国王はキリスト教を深く
信仰するようになりました。
そして、301年アルメニアの国教をキリスト教にしたのだそうです。
その幽閉されていた井戸がこの建物の中にあります。
超真直ぐな階段を10mくらい降りると、聖グリゴルが毒蛇と共に
15年幽閉されていたという井戸の底に着きます。
昇るのも結構大変でしたが、女性はスカート避けて下さい。
さて、超真直ぐな階段を上り下りして、若干息が上がった後は、
ホル・ヴィラプ修道院からもう一度アララトをゆっくり眺めて下さい。
あと少しで手が届きそうですが、現在アララトはトルコ領・・・。
しっかりと国境警備の小屋があります。
間違っても近寄らないよう気を付け下さい!!
ホル・ヴィラプ修道院!!
アララト山の麓にひっそりと佇む修道院。
日本人の郷愁を誘うアルメニアきっての絶景ポイントです。
是非一度この絶景を見に行って下さい。感動します!!
では、ダ・スビダーニャ!!