ディドゥベ駅に地下鉄で向かいました。そこにはバスターミナルがあって
ゴリ行きのマルシュルートカ(ミニバス)があると聞いたから。
旅の楽しみの一つ”出会い”①
アジア系の女子一人地下鉄乗車はかなり目立ってたのですが、
グルジア文字が読めず、手当たり次第、ディドゥベ駅を尋ねると、
一人の若者が声をかけてくれました。ゴリに行くつもりである旨を伝えると、こっちへ来いと連れて行かれたのがここ。
まず駅を降りるとバスターミナルなんてシャレた?ものはなく、大きな市場が広がり、道端で思い思いのものを売ってる場所でした。グルジア語は絵です。全く理解不能でどこ行きのバスがどこからでてるかも理解不能なところ。
その地下鉄で声をかけてきてくれた若者にむりやりこれに乗せられ、
景色がいいし女子だから前がいいやろ、と。
目の前のしましまのお兄さんが今回、
出会い②のドライバーのマムカさん。
5分くらい待つと後ろの席に男性3人。みんなゴリに行く人たち。
グルジアでは比較的、みんなの普通の交通手段【乗合タクシー】。
ゴリまでは片道40~50分。1人5ラリ。安い。
1000ルーブル=53ラリやから何と100ルーブル、300円くらい。
ゴリまでの途中にはグルジア軍道の通過地点、ムツヘタ(MTSKHETA)。
前方に見えてくるのは5-6世紀のジュヴァリ修道院。
ジュヴァリ修道院 Jvari Monestry ჯვარი
6世紀(586-604建)建立。ジュヴァリとは十字架の意味。
伝説によれば、現在ジュワリ寺院が建っている丘に異教徒の神殿があったが、聖ニノがその場所に大きな木製の十字架を立てたと言う。
その場所に小さな教会を経て、6世紀に現在の形の教会が建てられた。
教会の中には、大きな十字架が立っている。
入口の上部には天使が十字架を支えている浮彫細工(The Ascent of the Cross)がある。
また、十字架型(cross-type)の教会として初めて建築された教会で、
後に建てられた十字架型教会の見本になっている。
道沿いにおんなじ色した屋根の避難所のような家が集まっているのがみえました。南オセチアに住んでいたグルジア人が住む所を失って避難してきている場所だそうです。
ソヴィエトの第2代最高指導者であったスターリンのの故郷。
2008年にロシア軍が空爆したのもここ、ゴリ。
スターリン博物館 J.Stalin's State Museum
32 Stalin Street Tel 270 7 52 15
スターリンの生家。
2部屋あって1部屋はチケットを買えば見せてくれる。
博物館の中。
まるで宮殿。
チケットは外のスターリンの専用列車と生家をみるのとあわせて
15ラリ。チケット売り場の横にお土産屋さん。
こんなお姉さんが対応してくれるけど写真撮ると5ラリ。
博物館内部(2階)
とにかくスターリンの生まれたときからの展示物。
スターリンの愛用の品々の展示もあります。
この博物館の周りは緑のある市民の憩いのちっちゃな公園。
スターリンの愛用専用列車が生家のよこに展示されてます。列車なのにバスタブのついたお風呂もあって住み心地もよさそうでした。
このスターリン博物館の裏にはグルジアインフォメーションがあって
英語のはもちろん、日本語も頼めば簡単なリーフレットを出してきてくれます。
有能な観光ドライバー、ゴリ在住のマムカさんがグルジアの本当のいいところに連れて行ってくれました。
次回に続きます。 BY FUJI